企業と学生が気軽に交流できる場として、ボウリング交流やトーク&ディナー会など、さまざまなイベントをおこなっている「しゅーくまオフ会」。第9回目となる今回は、就職または就職以外に挑戦する学生たちによる、「就活生キャリアトークセッション」です!
今回の趣旨は「若者の声で見直す採用戦略 ~熊本から未来を創るトークセッション~」。就職または進路を決めている学生たち9人が、県内・県外就職を選んだ理由やどうやって自分に合う企業・進路を探したか、県内・県外のメリットデメリットや将来のビジョンなどを率直に語ってくれました!
現代の学生たちがどのように進路や就職先を選び、どんな将来のビジョンを描いているのか?リアルな就活事情をたっぷりご紹介します!
まずは「登壇者」学生9人のご紹介!
「しゅーくまオフ会」は、地元熊本で就職を考える学生と、地域で活躍する企業が直接交流できる就活イベントです。就活応縁くまもとの特徴を生かし、気軽に参加できるアットホームな雰囲気が大きな魅力。学年を問わず「未来を考えるきっかけ」になってほしいという思いを込め、イベントを企画しています!
いつもは学生と企業の直接交流がメインですが、今回のようにセミナーやトークセッション形式のイベントもおこなっています。今後も学生のよりよい就職活動環境づくりを目指して、いろんなイベントを開催します!
今回参加してくれたのは企業4社6名・学生7名で、登壇者を含めて合計16名のみなさまです。熊本県内企業の人事・採用担当者さま、そして登壇者は熊本県内の大学4年生・大学修士1年生という「おお……!!!(圧倒)」という顔ぶれですが、和気あいあいとしたスタートでした♪
今回は「熊本県内就職組」「熊本県外就職組」「就職以外の選択組」の3グループに分かれ、各セッションにてお話をしてくれる形式です。
【セッション1:熊本県内就職組】熊本県内就職を選んだ理由は?
まず登壇してくれたのは、熊本県内での就職を選択した3人の学生たち。「なぜ熊本で働くのか?」をテーマにお話をしてくれました!

【西山さん】就職先:エネルギー・インフラ
大学入学頃に、ある企業のスタッフさんにとても丁寧に対応してくれたことがずっと印象に残っていました。
その時はとくに入社を意識していたわけではないのですが、いざ就活の時期になって思い出し、説明会に参加したのが入社に繋がったきっかけです。
就職を県外にするか、県内にするかは本当に悩みました。最終的に県内に絞りましたが、理由としては「働くことで得られるメリット」が、私にとって県外と県内では大きな差がない、と感じたからです。
むしろ県内であれば「貯金ができる」「実家が近いので安心感がある」「自分にお金を使える」など、メリットは大きい。反対に「一人暮らしの機会がない」「出会いの機会が少ない」など”経験”ができないことはデメリットかな、と思います。
【奥田さん】就職先:公務員(教員)
小学生の頃から歴史や社会がとても好きで。戦国武将の図鑑を持ち歩いたり、ニュース番組を毎日録画して観たりするほどでした。
先生を目指すきっかけになったのは、高校生の頃。日本史のテスト前に、日本史が分からない友人たちのために授業をしたことです。「すごく分かりやすい」「最高得点が取れた」「赤点を免れた」などの嬉しいニュースをもらって、これが先生の”やりがい”なんだな、これなら楽しく仕事ができそう、と感じました。
高校生くらいまでは”県外”がキラキラしていて憧れではありましたが、県内就職に決めた理由は「熊本の歴史的な魅力」。趣味が史跡巡りで、大学生になってからいろんな都道府県へ行き、全国のお城やお寺を訪ねましたが、熊本も歴史や自然、街の豊かさでは、他の県に負けていないなと実感したからです。まずは熊本の歴史を子供たちに伝えていきたいと思っています。
一方で、県外に出ている同世代の友人を見ると、人生経験を積んでいる点で羨ましさを感じる部分も。県内就職は安心感がある分、自由度の低さを感じる瞬間もあります。
小ネタ!
①好きな戦国武将は伊達政宗。仙台城(青葉城)を作った人で、「あおば(自身の名前)」に親近感。ちょっと会ってみたいです笑(奥田さん談)
②広島へ旅行した時の、原爆ドームの解説がとても面白かった。良い先生になりそうだなと笑(セッション1モデレーター:松山さん談)
【村上さん】就職先:住宅・建設(※現在は城野印刷所にて勤務)
大学生時代に学生向けイベントを企画する団体に所属していたとき、参加してくれた企業さまが、新卒で就職した企業でした。その後、就活生になったときに合同説明会でお見かけしたので、「あの時はありがとうございました」とご挨拶をしたことをきっかけに、説明会へ参加し、入社へとつながりました。
高校生までは県外進学・就職を希望していましたが、縁あって熊本に残ることに。まわりには熊本で就職を考えている友人が多かったので、社会人になってメンタル的に苦しい時など、大変な時期をお互いに支え合えるのは、県内就職のメリットだなと感じています。
一方で、県外に行った友人たちは自分でいろいろ選択し、経験を積んでいっているという印象。ずっと熊本にいる自分には経験できないこともあるのだろうなと感じるし、どんどん遅れをとっている気がして、不安になることもあります。
モデレーター コメント:
お三方とも過去の経験のなかで、今の仕事に就くきっかけとなる出来事や出会いがあるようです。
就職先を考えるとき、やはり知っている企業から探し始める学生は多いと思います。日頃から学生と企業の交流機会を作っておくことが大事なのかな、と思いました。
【セッション2:熊本県外就職組】県外就職で得たい経験とは?
次に登壇してくれたのは、熊本県外での就職を選択した3人の学生たちです。3人とも東京の会社のため「東京を選んだ、その理由」をテーマにお話をしてくれました!

【園田さん】就職先:マーケティング調査
大学時代の就活では、大学から紹介されたエージェントと別のエージェントを併用し、最初から関東方面に絞って「事業希望があまり大きすぎない企業」「希望の業界」を中心に探しました。
中学生の頃から「バリバリ働くキャリアウーマン」になりたくて、最先端をゆく東京に憧れを持っていました。ここに飛び込めるのは今しかない、将来「行きたかった」と後悔するくらいなら今!と思い、東京を選びました。
もちろん熊本で同じ規模感・業種の企業がある場合、かなり迷うかも。でも昔からの憧れもあるので、新卒ならやはり東京に行くと思います。その一方で、生活の安定性や家族との距離を考えたら、スキルを身に付けてから数年後に熊本へ帰ってきたいという気持ちも持っています。
【小島さん】就職先:HRコンサルティング
県外就職へ完全に軸を置いたのは、大学2年生の秋。最終目標として起業を考えており、そのために何が必要かを逆算して就職先を探しました。「人脈の獲得」や「多くのビジネスを経験できること」が重要で、それらが多く集まる場所となるとやはり東京。さらに、より多くの経営者に会える仕事は?と考え、人材やコンサルなどの業界に決めました。
そのなかでも「若手の時期から裁量権がある」「しっかり評価される」といった”ベンチャー気質”を持つ企業を中心に受けました。企業の探し方として、スカウト系のサイトに登録しつつ、キャリアアドバイザーを活用し、より多く求人の情報をもらえるようにしました。
もし同じような規模・事業内容の会社が熊本にあったとしても、新卒であればやはり東京を選ぶと思います。中途なら熊本も考えると思うが、東京の方がチャンスの数が多いと感じています。
【日野さん】就職先:IT・通信
もともとは県内就職を希望しており、県内の企業を受けていましたが、そ大学3年の冬頃から県外も意識するようになりました。
きっかけは、システムエンジニアとして働きたいと考えていたところ、就活エージェントをしていた知人から紹介があり、今の会社に興味を持ちました。その会社は保険を利用する人向けのシステム開発などを担う会社。「保険」という日常に結びついたシステム、それを支える仕事に魅力を感じました。
もし同じ規模・事業の会社が熊本にあった場合は迷ったと思います。ただ、「今しかない」と考えると一旦は県外に出るかと思います。県外で知識や技術などを身に付け、将来的には熊本へ戻ってくることも選択しとして考えています。
【セッション3:就職以外のキャリア選択組】就職しないという選択肢について
最後は、就職以外を選択した3人の学生たちです。働き方の選択肢が増えた現代において、将来的に「起業」を考える学生や、より活躍できる場所を求める学生は増えてきています。彼らが「企業での就職」について、どう考えているのか?今どきの若者ならではの、興味深いお話をしてくれました!

【野田さん】大学院生:大学院に進学して修士1年。27卒として就活中
現在、大学院に進学して修士1年。27卒として就活をしています。将来的にはテクノロジーや仕組みを活用し、業界の当たり前を変える人材になっていきたいと考えています。大学院進学という選択をした理由は2つあり、1つ目は学部時代の就活時に全然”納得感“がなかったから、2つ目は学生時代に何か0→1を生み出す経験をしてみたかったから。
1つ目に関しては、いろんな企業から内々定をいくつかもらっていたけど「本当にここに新卒をかけていいのか?」と迷ってしまい、もう少し考えたいと思ったから。2つ目に関しては、将来的に起業を考えているので、実際に就職して会社に入ってしまうと、自分のやりたいことがしにくくなるのでは、と感じたからです。
Q:将来的な「起業」を視野に入れて、現在どんな活動をしていますか?
学生時代に0→1を生み出す経験をすることで起業の大変さを感じられるかも、そしてその経験をすることで進路も変わってくるかも、と思いました。現在は経験を積むために採用コンサルティングの長期インターンをしています。前年度は学生団体の規模を拡大させるという経験もしました。これからは自分の事業をやっていきたいと考えています。
将来のビジョンとしてはまだ何がやりたいか定まってはいないけど、「何かやりたい」と思ったときにすぐできるよう、能力や人間性を持ち合わせていたい。「一生懸命な人を支えたい」というビジョンがあるけど、思いが強すぎて逆に仕事として実現するのは難しいので、自分自身に余裕ができるくらいの実力・資金・人脈を作って、仕事という形にこだわらず実現していきたいです。
【山口さん】大学生:交換留学生として10ヶ月ほど留学予定。帰国後、学部卒として27卒で就職予定
8月末からアメリカに留学予定で、帰国後は大学院には行かず、学部卒として27卒での就職を考えています。26卒でIT業界にて就活をしていたが、もっと自分が輝けるところがあるのではと、あらためていろんな業界を見て就活を続けている状況です。
Q:留学を決めた理由は?
留学に関しては大学1年生の頃から「大学生のうちに行きたい」とは考えていました。中学・高校時代に英語をかなりやってきたので、そのスキルをさらに「話せる・仕事に活かせる」ところまで引き上げたいなと。
留学を決めた理由として、語学力の向上と、理系意外の分野(日本でいう文系など)も勉強したいと思ったから。理系のライバルにはプログラミングができる・プロダクトを作ったことがある、など”武器“のある学生が多いため、自身は「理系だけど文系の知識も持ち合わせていて、英語もできる」という希少性の高さで、他の学生と差別化を図りたいと思っています。
将来のビジョンとしては、業界は絞れていないが、経営層に参画して規模感の大きいビジネスを、最大レベルの裁量を持ってやりたい。そのために20代は自分の時間を仕事に割き、ポジションを上げながら働いていきたいです。
【江嶋さん】大学休学中:会社を設立し、経営中
現在は大学を休学中。2024年11月に会社を設立し、DXやAIのシステム開発を行っています。
休学・起業の選択をしたきっかけは、高校1年生の終わり頃から人工知能の深層学習にハマり、大学2年のときに某大学のAIで有名な研究室で優秀生に選ばれたこと。それから起業家コミュニティに誘ってもらい、支援を受けながら熊本大学発のベンチャーとして活動しています。
Q:今後・将来のビジョンは?
就職も興味はあるが、大学1・2年の頃から個人事業主としてシステム開発自体はしていたので、その延長線として法人化した経緯があります。そのため将来は今おこなっているDXやAI事業の延長で、もっと新しい技術を地元熊本から、自分が主体となって広めていきたい。人工知能の先端的な技術は東京では活用・模索されているが、地方ではあまり進んでいないので。
復学するかは悩んでいるところです。基礎研究はしたいので大学院に行きたい気持ちもあるけど、会社も楽しくやっているので、まだ分からないです。
【感想】「就活生が何を考えて就活しているのか」納得のイベントでした!
んんん……!いかがでしたか!?みなさんそれぞれいろんな経験や未来図があって、すごく考えて進路を決めているんだなと感じました……!それぞれのお話から受けた印象としては、
・県内就職組:家族のことやライフスタイルなど、安定感重視
・県外就職組:憧れや仕事内容など、キャリア感重視
・就職以外のキャリア選択組:自身が一番チカラを発揮できる場所を目指し、模索中
という感じでしょうかね……!
企業担当者さまにおかれましては、「県外就職・県内就職を選択する決め手」や「学生に対して、いつ頃からどんなアプローチをするといいのか」などなど、学生のリアルをじっくり知れる、大満足のイベントだったのではないでしょうか。
「新卒」は学生にとって、非常に大事な時期です。終身雇用が当たり前でなくなり、転職や積極的なスキルアップで収入を上げることが一般的になってきた今、企業に求められるのは「個人を大切にし、成長させてあげられる場所を提供すること」かもしれません。
自社企業はもちろん、日本の未来を担う若者たちだからこそ、その可能性を十分に引き出してあげたいですね!
「実際の登壇会の様子を見たい!」という方は以下のまとめ動画をご覧ください。
セクション1
セクション2
セクション3
【まとめ】熊本の企業と学生を大応援!次回のイベントもお楽しみに♪
今回はセミナー形式で開催された「しゅーくまオフ会 Vol.9」。就職・進路を決めた就活生が「自身の状況や、これからを話してくれるキャリアトークセッション」という、めちゃくちゃ貴重なセミナーとなりました!
しゅーくまオフ会は、就活に関する「企業や学生のホンネ」から楽しい雑談までフランクに話せるのが最大の魅力。いろんな種類のイベントを通じて、学生たちに「熊本で働きたい」と感じてもらえたら嬉しいです!
しゅーくまオフ会では「熊本で働きたい学生」と「熊本でがんばる企業」に向けた素敵なイベントを、今後もどんどん企画中です!「学生と関わる機会を持ちたい」「学生のリアルな話を聞いてみたい」といった企業担当者さま、ぜひお気軽にご参加くださいね♪
今回ご参加いただいた学生のみなさま、企業担当者のみなさま、そして貴重な場をご提供いただきましたコワーキングスペース 未来会議室 下通店さま、本当にありがとうございました♪

【今回利用させていただいたお店:コワーキングスペース 未来会議室 下通店(ミライカイギシツ シモトオリテン)】
熊本市中央区下通1丁目にあるこちらのお店は、ひとりでふらっと利用できるオープンスペースから4名会議室、最大70名まで収容可能のイベントスペースまで備えるコワーキングスペースです。
「街の路地裏」をコンセプトに作られた、オシャレかつ遊び心のある内装はワクワク感満載ですが、仕事やタスクに集中できる環境はバッチリ整っているのが大きなメリット。
事務用品やキッチン備品レンタルもあり、無料ドリンクはもちろん、リフレッシュ休憩ができるハンモックまで!
価格もリーズナブルなのが嬉しいポイント。一度利用するとやみつきになるかも。
■未来会議室 下通店 公式サイト:https://mirai-k.or.jp/shimotori
「しゅーくまオフ会」こんなことやってます!過去のイベントをチェック
従来の“就活イベント”とはちょっと違う「しゅーくまオフ会」。オフ会というだけあって、とっても気軽に参加できるイベントです。
普段はほとんど関わる機会のない企業担当者さまと学生たちが、ワイワイ楽しくご飯を食べたりゲームをしたり♪説明会などとは違う雰囲気だからこそ、フランクにお話できるのが大きな魅力。みなさまが楽しめるよう、随時さまざまなイベントを開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください!
過去記事をチェックして、みなさんの楽しそうな表情や雰囲気を見てみてください♪
スカウト採用におすすめ!「就活応縁くまもと」
最後にスカウト採用におすすめの「就活応縁くまもと」を紹介します。
就活応縁くまもとは、熊本で働きたい新卒学生に特化した県内初の採用支援サイトです。特におすすめしたい就活応縁くまもとの特徴は次の4つ。
- 低コストで採用ができる
- 運営に学生メンバーがいるためリアルな情報を提供
- 学生と交流できるリアルイベントも開催
- インターンシップや広報関連もサポート
今回の記事をご覧になって興味を持たれた方や新卒採用にお悩みの方は、ぜひ以下のリンクより資料をダウンロードください。

就活応縁くまもとは、熊本で働きたい就活生に特化した県内初のスカウト型採用支援サイトです。ご興味のある方は資料ダウンロードからお願いします。


