2026年卒業(26卒)学生さんの中には、就活を始めようと思っていても「早めに始めたほうがいいとは聞くけどこれからどんなことをすればわからない」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか?26卒のみなさんに役立つ、就職活動の全体的な流れやスケジュール、就活を成功させるポイントについてご紹介します!
2. 26卒の注意したい変更点は?
3. 就活スタートまでに準備しておきたいこと
4. 就活を成功させるためのポイント
5. 就活には時期を逃さず早めに取り組もう!
6. スカウト採用におすすめ!「就活応縁くまもと」
26卒の就活はいつから始めるべき?基本スケジュールと活動内容を解説
就活において2026年卒(26卒)とは、「2026年3月に卒業予定の学生(現大学3年生)」のことを意味しています。
大学生の就活は、「大学3年生の夏ごろから始まり、大学4年生の秋ごろには内定式に参加して終える」という流れが一般的です。
具体的な流れと、どんなことを準備しながら進めていけばいいのかを把握しておきましょう。
【大学2年1月〜】自己分析・業界研究
早い人では大学2年生の終わりごろから就活を見据えて、自己分析や業界研究を始めている方もいるかと思います。まだ始めていない方も今から始めても十分に間に合います。5月までには始めましょう。自己分析で過去の経験を振り返り、自分の性格や興味を持てること、弱み・強みなどを理解することは、やりたい仕事を見つけるために役立ちます。さらに、業界・企業研究を早めに進めておくことで、どのような業界にどういった仕事・職種があるのかを具体的に知ることができます。早めに始めておけば、インターンシップ応募の際にも役立ちます。
【大学3年6月〜】夏インターンシップ参加
大学3年生の6月ごろから夏インターンシップ(サマーインターン)が始まります。インターンシップのプログラムは企業によって様々ですが、業界研究や企業研究に役立つだけでなく、自己理解を深めること、自己分析にも役立ちます。大学3年生の4月ごろから募集が始まっているところもあるため、興味のある企業を調べ、応募締め切りに間に合うように早めに準備しましょう。
【大学3年10月〜】秋冬インターンシップ参加、OB・OG訪問、ES・筆記試験・面接対策
大学3年生の10月から2月頃までは、秋冬インターンシップが開催されます。インターンシップは5日以上、長期にわたるものでは数カ月に及びますが、それ以外にも「1day仕事(職業)体験」として、1日のみ開催するプログラムもあります。
多様な業界・企業について知りたい場合は、1dayのプログラムにたくさん参加してみるのも良いでしょう。この時期に、興味を持った企業のOB・OG訪問などを開始することもおすすめです。
さらに、本選考に向けて、ES・テスト・面接対策を早めに始めましょう。自己分析や業界・企業研究の成果、インターンシップに参加した経験などを基に、ESや面接でよく聞かれる質問に対する回答をまとめておくと良いでしょう。参考書や問題集等で筆記試験対策にも取り組みましょう。
【大学3年3月〜】会社説明会参加と企業エントリー
3月1日には、各企業の採用情報(採用人数やエントリーフロー、選考フローなど)が一斉に公開されます。合同説明会を始めとする各種就活イベントへの参加や実際に選考に受けたい企業への応募を行います。また、書類選考もあるため、それまでにエントリーシートの作成などが必要です。
【大学4年6月〜】筆記試験・面接選考が始まる。順次、内々定が出る
6月になると本格的に選考が始まります。選考を受ける企業の理解はもちろんですが、面接の対策もしっかり行いましょう。
10月以降に内定の発表や内定式が行われます。それまでは、あくまでも内々定として扱われるため、「内定はもらったけど卒業できない」のように学業が疎かにならないよう気をつけてください。
26卒の注意したい変更点は?
インターンシップの規定が変わる!
26卒の就活スケジュールについては、24卒以降から変化はありません。
しかし、2026年卒業予定の学生(現大学3年生)の就活においては、専門性の高い人材の採用活動については、政府が定めている解禁日・6月1日よりも前倒しできるよう、ルール改定することが発表されています。
また、25年卒以降の就活においてはインターンシップについても新たな定義が設けられています。企業が以下の条件を満たすインターンシップを開催した場合は、期間中に得た参加学生の情報を大学3年生の3月以降の採用選考に活用できるようになりました。
参加対象:学部3年・4年または修士1年・2年
期間:汎用的能力活用型は5日以上|専門的活用型は2週間以上
プログラム内容:就業体験が必須
目的:学生にとっては「自身の能力の見極め」、企業にとっては「評価材料の取得」
新型コロナウイルス(5類)の影響は?
2023年5月から新型コロナウィルス感染症の分類が「5類」の位置付けとなりました。
26卒の採用活動は、対面による面接選考をより行いやすくなったといえますが、オンラインによる説明会や面接選考も併せて実施する傾向になると予想されます。
オンラインの場合は、移動時間や費用を抑えることができ、説明会への参加や面接選考などを並行しやすいことや、地方在住の学生も都市部の企業の採用選考に参加しやすくなるというメリットがあります。自分にマッチする企業をより見つけやすくなるため、積極的に活用しましょう。
就活スタートまでに準備しておきたいこと
- 自己分析
- 企業研究
- 業界研究
自己分析と業界・企業研究は一度で終わらせず、就活を進める中で繰り返し行うことがポイントです。就活の軸や自分にマッチする志望企業が見やすくなります。また、エントリーシートや面接での回答もスムーズにできるようになります。
就活準備について詳しく知りたい方はこちら
就活を成功させるためのポイント
早めにスタートさせる
企業が採用活動をスタートするのは、大学3年生の3月ごろです。しかし、そのタイミングで動き出すと、自己分析や業界分析の時間が足りず、ほかの就活生に遅れを取ってしまいます。就活を成功させるためには、動き出しを早めにしましょう。インターンシップが始まる少し前の、大学3年生の5月から6月ごろには動き出すのをおすすめします。
インターンシップに参加する
先ほども述べたように、25卒の大学生から、「インターンシップに参加した学生の情報について、採用選考開始後に活用することが認められる」こととなりました。そのため、2026年卒は、大学3年生の過ごし方において、インターンシップに参加することが非常に重要となると言えます。
就活情報の解禁直前になって「何もしていない」と焦る学生も少なくないので、まずは夏インターンシップに応募し、就活に対する意欲を高めましょう。
また、インターンシップは1週間から1ヶ月以上の長期のものもあれば、1日で終わる短期のものもあります。開催内容が違うため、目的に応じて参加しましょう。
エントリー数を増やす
就活を成功させるためには、エントリー数を増やし、チャレンジし続けることが大事です。気になる企業には、幅広くエントリーしましょう。就活では、エントリーシートの書き方や、面接に慣れることも重要です。自分の就活の軸において「ここだけは譲れない」という点を明確にした上で、それを満たす様々な企業にエントリーしてみましょう。
就活には時期を逃さず早めに取り組もう!
大学3年生の場合、5・6月ごろには就活を始めるのがおすすめです。6月から始まるサマーインターンには積極的に参加しましょう。就活を直前に控え、まだ何も準備ができていない場合は、まずは自己分析や企業研究など、必要な対策を行ってください。就活を成功させるには、早めに動き出し、自己分析や企業研究に時間を費やすのがポイントです。
スカウト採用におすすめ!「就活応縁くまもと」
「就活応縁くまもと(しゅーくま)」は、熊本県に特化したスカウト型就活サイトです。地元での採用に力を入れている企業が数多く登録しており、積極的なスカウトが期待できます。各企業の基本情報や採用情報も盛りだくさんなので、必見です。地元企業ばかりなので、勤務地のミスマッチが起こらないことも魅力です。「しゅーくま」でスカウトを受けると、マイページ内で各企業の担当者と直接メッセージのやり取りができるようになります。求人についての質問や、インターン参加の日程調整などを自由に話すことができるため、その会社をより身近に感じることができるでしょう。
「熊本が大好きだ!」「熊本のために働きたい!」という学生さんは、ぜひ「しゅーくま」を活用して、地元での就活をスムーズに進めましょう。