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玉手箱とは何か?基本的な概要から高得点を狙う方法まで徹底解説!| 就活応縁くまもと

公開日: 2024.07.14

更新日: 2024.07.14

玉手箱とは何か?基本的な概要から高得点を狙う方法まで徹底解説!| 就活応縁くまもと

就活のサイトで「玉手箱」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。
玉手箱といえば浦島太郎が乙姫様からもらった、決して開けてはいけない箱…ではなく、
企業が就活生に対して行う適性検査のことです。今回は玉手箱とは何か、攻略方法を徹底解説していきます!

玉手箱とは何か 


まず玉手箱とはどんなものか、詳しく見ていきましょう。

玉手箱の基本概要

玉手箱は大手企業などのインターン選考や本選考で多く実施されているテストのことです。
主に「知的能力」と「性格適性」を測定するために行われます。

 

玉手箱の受験方法 

玉手箱の受験方法は大きく分けて2種類に分けられます。どちらの方法で受験するかは、応募企業の指示に従いましょう。

自宅受験型 

玉手箱は自宅受験型で実施する企業が多いです。自宅受験型の場合、企業から玉手箱のURLが送られてきます。
自宅受験型の玉手箱は実施日が決められているわけでないので、期限内であればいつでも受験することができます。自宅受験型の玉手箱は、電卓の使用が可能です。

テストセンター型 

テストセンターで行われる玉手箱のことを「C-GAB」と言います。
内容は玉手箱と同じですが、テストセンター型の玉手箱は受験予約は受験者本人が行い、電卓の使用は禁止のような自宅受験型と異なる点があります。

玉手箱の特徴 

続いて玉手箱の特徴を見ていきましょう。

問題形式1種類につき複数問出題される 

玉手箱の出題科目は言語、計数、英語、性格検査となっています。
性格検査の3科目はそれぞれ複数の形式パターンがあり、その中から各科目1形式ずつ企業が選択し出題されます。
つまり、もし英語で最初に長文読解の問題が出た場合、最後まで長文読解の問題が続くということです。

1問あたりの解答時間が短い 

玉手箱の問題は、「比較的簡単な問題を、素早く正確に解く」ことが求められています。
例えば、言語問題の論理的読解では32分で15問の問題を解かなくてはいけません。一問あたりにかけられる時間は2分前後と、かなりスピード感が必要なことがわかります。

次に進むと前の画面に戻れない 

玉手箱は自宅受験型もテストセンター型も、パソコンを使用しての受験となります。
画面下の「次に進む」を推して次の問題に進むと、前の画面に戻ることはできません。
通常のテストや入試では当たり前の「わからない問題は飛ばして、できるところから解く」というやり方は出来ないので注意しましょう。

企業が玉手箱を実施する理由とは?

玉手箱の概要が分かったところで、企業が玉手箱を実施する理由をチェックしていきましょう。
目的を知ることで、玉手箱の対策を効率的に進めることができます!

 

優秀な人材を見極める

玉手箱を実施することで、客観的に就活生の能力を評価し比較することが出来ます。

企業ごとに「一定のスコアをクリア出来た場合のみ、最終面接に進む」のような基準を設定しており、候補者を大まかに選定しています。

自社とのマッチング度合いを図る

玉手箱は、単に学力を測るだけのテストではなく、就活生の性格や行動の傾向を測る性格適正試験でもあります。
就活生の性格面や能力をデータとして評価することで、自社の社風と合っているかを測っています。
入社してからのミスマッチを防ぐためにも、玉手箱を実施する企業が増えているのです。

課題を素早く解く能力を見る

玉手箱は一問にかけられる時間が短く、冷静で迅速な判断が求められます。
金融やエンジニア、経理、コンサルなど、正確性やスピード感が求められる職種の場合、これらの適性があるかどうかをチェックするため玉手箱が実施されることが多いです。

玉手箱で高得点を狙うには 

玉手箱は一般的に、SPIより難易度が高いと言われています。しかし、事前に対策を行うことで合格ラインは充分狙えるので、しっかり対策をしておきましょう。

参考書やWebアプリを活用する 

玉手箱の問題をとくスピード感や、玉手箱特有の問題を体験できる玉手箱対策のWebアプリがあります。アプリは気軽に勉強ができるので、一度試してみる価値はあるでしょう。
また、玉手箱対策の参考書もたくさんあります。まず最初に一冊解ききることで、自分の苦手分野を理解することができます。テストはパソコンを使用しますが、勉強は紙媒体でしたいという方には紙の参考書がおすすめです。

苦手分野は反復学習する 

受験や定期テストのように、苦手分野は反復学習が大切です。
何度も何度も繰り返し、人に解説出来るくらいまで徹底的に反復学習しましょう。一度深く理解したと思った苦手分野は、時間をおいてもう一度学習することでより理解を深めることができます。

時間制限を意識して解く 

玉手箱はスピード感が求められるテストです。
練習で全ての問題が時間内に解けていれば、本番でも余裕を持ってテストに臨むことが出来ます。
ダラダラと勉強するのではなく、きっちり時間を意識して解くことが玉手箱対策には大切です。

最低でも、玉手箱の平均的な合計勉強時間は学習する

玉手箱の平均的な勉強時間は、約60時間ほどと言われています。毎日1時間勉強すれば約2ヶ月、2時間なら約1ヶ月の勉強で達成することができます。
これは玉手箱で8割の点数をとるための勉強時間です。玉手箱で8割とれれば、ほとんどの企業で合格ラインを越えることができるでしょう。

実際に玉手箱を実施している企業一例

最後に、実際に玉手箱を選考で実施している企業の一部をご紹介します。

インターン選考で実施する企業

インターン選考で玉手箱を実施する企業は多くありませんが、コンサル、金融業界のインターンシップでは玉手箱が行われることが多いようです。

 
社名 業種    科目             
アクセンチュア 総合コンサル 言語、非言語、性格
KPMGコンサルティング 外資系コンサルタント 言語、非言語、英語、性格
三井住友銀行 金融 言語、計数、性格
JPモルガン 証券 言語、非言語、性格

本選考で実施する企業

本選考では、外資系、マスコミ、広告、通信など多種多様の業界が玉手箱を採用しています。希望する企業が玉手箱を実施しているか、チェックしておきましょう。

 
社名 業種    科目             
シティグループ 外資系金融 言語、計数、性格
読売広告社 広告 言語、非言語、適性
TBS マスコミ 言語、計数
KDDI 通信 言語、非言語、英語、性格
東京ガス インフラ 言語、非言語、性格

まとめ

玉手箱の概要や対策を見ていきました。玉手箱は聞き慣れない言葉なので不安に思うことも多いでしょう。
しかし、しっかりと対策することで高得点を狙うことは充分可能です。

覚えておきたいことは「玉手箱の点数だけで不合格にする企業は少なく、エントリーシートや履歴書と合わせた総合評価で判断する企業がほとんど」ということです。
あまり緊張しすぎず、リラックスして玉手箱に挑みましょう!

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