就活で志望企業を選ぶ際、またエントリーシート提出や面接にあたって、自分自身の強みや弱み・価値観・性格などの言語化が必須です。
言語化をするためには、まずは自己分析が重要です。そこで今回は、自己分析の目的・メリット・おすすめの自己分析ツールを紹介します。
本記事を読めば、就活において自己分析が必要となる理由・メリット・おすすめのツールが分かります。そのため、自己分析を効率的に行うためにどのような方法が良いのかが明確になりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
2. 自己分析方法
3. おすすめの自己分析ツール7選
4. 就活では自己分析ツールの活用が大切
5. 就活のさまざまな悩みも解決!就活応縁くまもと
就活の自己分析とは?目的やメリット

まずは自己分析の目的やメリットを紹介します。詳しくみていきましょう。
自己分析とは?
自己分析とは、「自分の性格、強み・弱み、価値観の傾向などを明らかにすること」と定義できます。日常生活を送っていると、なかなか自分の性格・強み・弱み・価値観などを改めて意識することは少ないでしょう。
そのため、客観的な視点で自分を見つめなおし、自分を分析することが重要となります。
自己分析を行う目的
就活において自己分析を行う目的は大きく以下の2点。
- 自分に合った志望業界・職種・企業を見つけるため
- 志望企業との面接の場で問われたときに答えられるため
志望業界・職種・企業を選ぶにあたっては、自分に合うかどうかという視点で選ぶ方が多いのではないでしょうか。自分に合うか合わないかは、自分の強みが活かせて価値観が合うか否かが判断基準の1つになります。そのため、自分の強みや価値観を知るために、自己分析が必要となります。
また、志望企業の面接の場では、自分の強み・弱み・性格・価値観などを、自分ではどう評価しているかを問われることが多いです。そのため、面接対策の一環として、自己分析は必要といえます。
自己分析を行うメリット
自己分析を行うメリットとしては、次の3点です。
- 自分のやりたい仕事が明確になる
- 自分に向いてる仕事が分かる
- 企業や仕事のミスマッチが少なくなる
自己分析を行うことで、自分の好きなことや興味があることが明確になります。その結果、自分が本当にやりたい仕事も分かるようになるでしょう。自分の強み・弱み・性格などが自分の中で明らかになることにより、自分に向いている仕事もおのずと明確になってきます。
自分が本当にやりたい仕事や、自分に本当に向いている仕事が分かることで、志望企業や志望職種・仕事内容などのミスマッチが起こりにくくなるでしょう。
自己分析方法

次に、自己分析方法には代表的な3つの方法があります。それぞれの自己分析方法について、詳しく紹介します。
自己分析ツールを利用する
自己分析を気軽に行う方法としては、自己分析ツールを利用する方法がよいでしょう。就活支援事業を手掛けている大手の企業などからツールは提供されています。
日常の行動や考えに関する設問に回答することによって、向いている仕事の内容や自分の性格などがわずかな時間で分析され、結果を見ることができます。
後ほど、おすすめの自己分析ツールを紹介します。
自分史を書く
自分史とは、その名のとおり自分が今まで歩んできた歴史を時系列に整理したものです。自分の歴史に刻まれた、さまざまな出来事や体験・印象に残っている思い出などを整理することで、自分の行動や考え方・価値観などを読み取ることができます。
これらを整理することにより、今まで自分では気づかなかった価値観などが、明らかになってきます。
モチベーショングラフを書く
モチベーショングラフとは、今までの自分の人生を振り返り、いつどんなときにモチベーションが上がったか、逆にモチベーションが下がったときはいつどんなときかを、整理したグラフのことです。
一般的には、横軸に時間の流れ・縦軸にモチベーションのアップダウンをマッピングし、モチベーションの変化を時系列に整理して作成します。
モチベーショングラフを書くと、自分がやりがいを感じるとき・落ち込むときを可視化でき、改めて自分自身を振り返ることができます。
おすすめの自己分析ツール7選

ここでは、自己分析が効率的にできる自己分析ツールについて、特におすすめの9点を紹介します。
それぞれのツールについて、詳しく説明します。いくつか試してみるのもおすすめです。
BIG5-BASIC

BIG5-BASICは、心理学で信頼性の高い「ビッグファイブ理論」に基づいた性格診断ツールです。「ビッグファイブ理論」とは、心理学における人の性格を究極的に突き詰めると5つのものに統合されるという理論です。
「ビッグファイブ理論」は、性格を診断する方法として、現在の心理学ではもっとも有力な理論と言われています。そのため、自己分析を行うツールとして多くの性格診断や企業の適性検査に利用されており、おすすめのツールです。
「ビッグファイブ理論」では、人の性格を以下の5つの特性に分類します。
- 外向性
- 協調性
- 誠実性(勤勉性)
- 神経症傾向(情動性)
- 開放性(創造性)
これら5つの特性の強弱によって、性格を診断していきます。
BIG5-BASICの診断結果は「ビッグファイブ理論」に基づく5つの心理尺度と「テストの信頼性」「ストレス耐性」「ストレス状況」の合計8つの要素から自分の性格の分析が可能です。
BIG5-BASICの特徴としては、「テストの信頼性」があります。この指数により、診断に対して見栄を張って答えたか、あるいは悲観的な気持ちで答えたのかまで分析できます。
リクナビ自己分析ツール
リクルート社から提供されている、自己分析ツールです。このツールには、「性格診断」「適職診断」「企業選びの傾向分析」などが含まれています。
性格診断では、自分の持つ性格や行動特徴などが分かり、適職診断では向いている仕事のタイプが診断可能です。企業選びの傾向分析では、企業を選ぶことで自分の志向が分かるようになります。
リクナビ自己分析ツールは、Web上で簡単にそれぞれの診断が可能であるため、気軽に自己分析ができることがメリットです。
適性診断MATCH plus
適性診断MATCH plusは、就職試験でよく利用されている「CAB」「GAB」「玉手箱」の採用テストを作成している日本エス・エイチ・エル(SHL社)がロジックを作成し、マイナビで提供している自己分析ツールです。
このツールでは、自分の強み・弱み、社会人基礎力、向いている業界、向いている職種などが診断できます。
キャリアパーク my analytics
キャリアパークmy analyticsは、キャリアパーク就職エージェントから提供されている自己分析ツールです。
わずか3分間の簡単な質問に答えるだけで、自分の性格や経験を分析し、自分に適した職業・適さない職業を診断してくれます。
Future Finder
Future Finderは、株式会社レイルで開発された自己分析ツールです。
108問からなる心理統計学に基づく設問に回答することにより、16タイプの性格特性を判断し、自分に合った仕事が探せます。
エムグラム性格診断テスト
エムグラム(mgram)性格診断テストは、自分が回答したいくつかの質問結果から、自分を構成する性格要素のうち特徴的な8つを抽出してくれます。
自分の性格や行動形態が分かるだけではなく、この性格診断結果をベースにして、適職診断などの追加診断を行うことも可能です。
厚生労働省jobtag 自己診断ツール
厚生労働省が「職業情報提供サイト」内で提供している自己分析ツールです。職業興味検査・価値観検査などの検査が可能となっています。
複数の検査結果を組み合わせることにより、適職の診断にも対応可能となっています。
就活では自己分析ツールの活用が大切

今回は、就活における自己分析の必要性・自己分析方法・気軽に自己分析ができる自己分析ツールを紹介してきました。
自己分析は「自分に合った業界・職種・企業を見つけること」「自分の強み・弱みを知ること」の2点において重要です。
様々な自己分析ツールで、簡単に気軽に自己分析ができます。
ぜひ、紹介したいくつかのツールで、実際に自己分析してみることをおすすめします。
就活のさまざまな悩みも解決!就活応縁くまもと
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また、地元の企業と関れるイベントが定期的に開催されています。採用担当者の生の声を聞くことができるので、就職後のミスマッチも起こりにくいです。
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