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AI選考って何?就活での活用法と対策を徹底解説!|就活応縁くまもと

公開日: 2025.02.18

更新日: 2025.02.18

AI選考って何?就活での活用法と対策を徹底解説!|就活応縁くまもと

最近、就活でAI選考を導入する企業が増えています。「AIが選考するの?」「AIを就活に活かせるってこと?」など、疑問を持つ方も多いと思います。
この記事ではAIと選考について解説します。

この記事で分かること
  • 企業がどのようにAIを活用しているか
  • AI選考で取るべき対策
  • AIが活用できる就活のステップ
 

そもそもAI選考とは?

そもそもAI選考とは?

「AI選考」とは、ES(エントリーシート)や履歴書などの書類選考、面接などの選考過程でAIを活用して採用業務を行うことです。大手企業では近年、採用活動にAIを導入するという動きが広がっています。

AI選考が行われるのは、主に書類選考、面接、適性検査などです。AIは膨大な応募データを迅速に処理し、特定のパターンやキーワードを分析。感情に左右されず客観的な評価を行います。

最終的な判断は人間が行うことが多いですが、AIの得意分野である「キーワードの発見」や「感情に流されない評価」を活用できる工程は、AI選考が行われることがあります。

企業がAI選考を導入する理由

企業がAI選考を導入する理由

企業がAI選考を導入する理由は、主に以下の3つです。

業務の効率化

企業によっては、数百ものESを確認する必要があります。

AIを活用することで、大量の応募者を短期間に選別することが可能になるため、採用にかけるコストを大幅に削減する目的でAI選考を導入する企業もあります。

選考の公平性を保つ

AI選考なら、より公平な採用活動ができるようになります。AI選考では、応募者のスキルや経験をより客観的な評価を行えるためです。

従来の選考では「面接官との相性」や「第一印象」が結果を左右することがありました。コネや面接官と応募者間での不正などを防ぐために、AI選考を利用することも可能です。

データ活用による最適な人材選び

AIによって自社に最適な人材を選ぶために導入する企業も増えています

AIは、過去の採用データを元に企業に適したスキルをもった人材を見極めることができます。AIによる精度の高いマッチングを行うことにより、企業と就活生のミスマッチを防げるのです。

 

AI選考と従来の選考との違い

AI選考と従来の選考との違い

従来の選考とAI選考の違いは何でしょうか。比較すると、以下のようになります。

 
項目 従来の選考 AI選考
書類選考 人事担当者が目視で確認 AIが自動でスクリーニング                  
面接 人事担当者が直接面接 AIが動画を解析し、スコア化
評価基準 面接官の主観が入る可能性 一貫した基準で評価
選考スピード 時間がかかる 短時間で処理可能

従来の選考は、個々の候補者をより深く理解しやすいですが、主観やバイアスの影響を受けやすいです。AI選考は、公平かつ効率的な選考ができますが、柔軟な判断が難しく、システムの設定によっては偏りが生じることもあります。

企業によっては、最初のスクリーニングをAIで行い、最終的な判断を人が行う「ハイブリッド型選考」を採用している場合もあります。

 

どこで活用してる?AI選考のシーンと対策

どこで活用してる?AI選考のシーンと対策

AIに評価されることに不安を持つ人も多いと思います。

AIが評価するポイントを理解すれば、それを逆手にとって選考に残ることができます!企業がAIを選考に活用するシーンと対策を見ていきましょう。

エントリーシート(ES)のAI分析

  • キーワードや文章構成を分析し、企業とのマッチ度を確認。
  • 誤字脱字、文章の論理性、志望動機や自己PRの一貫性をチェック。
AIは特定のキーワードを含む文章を高く評価する傾向があります。そこを逆手にとる方法が有効です。また、誤字脱字のチェックは必ず行いましょう。

POINT!

キーワードを意識して、文章の一貫性をチェック

ビデオ面接のAI評価

  • 表情、声のトーン、話し方の流暢さを分析し、適性をスコア化します。企業の求める人物像と比較しているのです。 非言語的な要素(視線の動き・表情の変化・発話のテンポ)を解析する企業もあるので、対面での面接と同じと考えましょう。

    POINT!

    表情やジェスチャーを意識して、落ち着いた話し方を心がける

    適性検査のAI分析

    ビッグファイブ診断などの性格診断をもとに、企業文化とのマッチ度を判定します。数的処理や論理的思考を測るテストをAIが解析し、スコアを算出するのです。

    POINT!

    企業の求める人物像を事前にリサーチして、事前に適性検査の練習を行い矛盾のない回答を心がける

    志望動機のAI分析

    志望動機の構成やキーワードを分析し、企業の求める価値観と合っているかを判定します。過去の合格者データと比較し、内容をスコア化して一定ラインを満たした学生を合格とするのです。

    POINT!

    企業HP・募集要項に沿った具体的なエピソードを加えて、AI添削ツールを活用する

    【選考ステップ別】就活にAIを活用する方法や注意点

    【選考ステップ別】就活にAIを活用する方法や注意点

    AIを活用できるのは、企業だけではありません。就活生も効果的にAIを活用しましょう。

    AIを味方につけることができれば、就活にかかる時間を大幅に短縮でき、空いた時間で資格取得の勉強など、スキルアップに使うこともできます。

    AIでエントリーシート(ES)を添削

    AIを活用したES添削は、「短時間で客観的なフィードバックを得られる」という点が最大のメリット。AIは企業が好む表現やキーワードを分析し、評価されやすいESへと仕上げる手助けをしてくれます。

    「どう書けばいいかわからない」「企業に高く評価される文章とは…」と悩む就活生にとっては心強い味方になるでしょう。

    ただ、AIが生成する文章は「AI生成文章特有の、特定のフレーズが頻繁に使われている」「感情表現が乏しい」などの特徴があります。「貴社の発展に寄与したい」「御社の理念に共感して」「学生時代の経験を活かしたい」といったテンプレ的な表現も多いです。

    AIの内容をコピペするだけでは、ESの内容が「AIによって作られたもの」と見抜かれてしまう可能性もあります。

    ES添削でAIを活用する場合、AIの意見は参考程度に留め、最終的に自分の言葉でまとめ直すことが重要です。具体的な感情、熱量を感じられる文章を心がけましょう。

    他の注意点として挙げられるのは、個人情報です。AIツールの中には、入力されたデータを学習に活用するものもあります。

    無料ツールを利用する際は、個人情報や企業名をそのまま入力しないようにしましょう。利用規約を確認し、安全なツールを選ぶことは、社会人になってからも重要です。

    AIでガクチカや志望動機を作成

    ES添削だけでなく、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や志望動機作成にもAIを活用することができます。

    1. 自分の経歴・スキルを整理する
    2. キーワードとフレーズをAIに入力する
    3. 出力された文章を整える

    AIに頼る前に、まず自分の経験を整理しましょう。過去のアルバイト、部活動、ボランティア活動など、どんなことに力を入れてきたかを振り返り、要点をまとめます。
    要点をまとめることで、自分では気付かなかった新たなスキルをAIが教えてくれることも。

    まとめた経歴、スキルと共に、自分がアピールしたいポイントをAIに入力します。「リーダーシップがあることを強調する」「リーダーではないが、縁の下の力持ちな性格を肯定的に表現する」などざっくりしたもので構いません。すると、それに沿った文章のひな形を生成してくれます。

    AIが作成した文章は、そのままで完璧とは限りません。不自然な点に修正を加え、最終的に自分の言葉でまとめましょう。

     

    AI選考をうまく活用して就活を成功させよう!

    AI選考をうまく活用して就活を成功させよう!

    AIが採用を決めるの?」と不安に思うかもしれませんが、実際には書類選考や適性検査のスクリーニング、ビデオ面接の分析などに活用されていることが多いです。

    AI選考はスピーディーで公平な評価ができますが、柔軟な判断ができないというデメリットもあります。多くの企業では「AI+人間」のハイブリッド選考を採用しています。

    就活生もAIをうまく活用することで、ES(エントリーシート)の添削やガクチカ・志望動機の作成を効率的に進めることができます。ただし、AIが作った文章をそのまま使うのではなく、最終的には自分の言葉で仕上げることが大切です。

    AIを「ライバル」と考えるのではなく、「味方」として上手に活用し、就活を有利に進めましょう!

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