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本当にやばいか確認!大学を卒業するために必要な単位数は?| 就活応縁くまもと

公開日: 2025.03.12

更新日: 2025.03.12

本当にやばいか確認!大学を卒業するために必要な単位数は?| 就活応縁くまもと

大学1年生の皆さんは、大学4年間でどのようなスケジュールで単位を取ればよいのかとても不安ですね。大学3年生あたりから始まる就職活動はとても忙しいので、授業にたくさん出られるのは大学1・2年生です。では実際、大学4年間でどのように計画的に単位を取ればよいのでしょうか。

この記事で分かること
  • 大学を卒業するために必要な単位数
  • 大学1年の成績で分かる留年リスク
  • 大学4年間の単位取得スケジュール

大学を卒業するために必要な単位数は? 

大学を卒業するためには最低限取得する単位数が決まっています。また、1年・1学期あたりに取れる単位の上限も決まっているので履修計画を立てる際は上限を気にする必要があります。

卒業するためには124単位必要!

一般的な大学は卒業するためには124単位取得することが卒業要件のひとつです。大学は4年制のため、単純に計算すると1年あたり31単位取得すれば良いことになります。しかし、大学3年生あたりから就活が始まるため忙しくなり、授業に出てレポートや試験をこなせる時間は少なくなってしまいます。そのため、大学1・2年生のうちに計画的に授業を履修する必要があります。

1年・1学期に取れる単位数には上限がある

大学3年生あたりから就活が始まるため、大学1・2年生のうちにタイトなスケジュールで履修計画を立てたいと思っている人多いかもしれません。しかし、1年あたり、1学期あたりに取れる単位数には上限があります。大学1年間で取得できる単位数は48単位までで、1学期あたりに履修できる単位数の上限も24単位と決まっています。学生たちの能力を超えた過剰な履修登録や、保険として大量に履修登録をすることを防止する目的があります。

大学1年生で取る単位の目安 

大学に入学後は、就活も見据えて最初から全部取得した方が良いと考える学生も多いです。しかし、自身のキャパシティを超えるようなスケジュールは結果的に単位を落としてしまい逆効果になることもあるので、長期的な視点で計画を立てましょう。

1年生は授業を詰めすぎない

大学1年生というと、厳しい入試を突破してようやく専門的な学問の世界の入口に立つ時期です。高校と大学では「学び」の性質も違い、最初は戸惑うこともあるでしょう。また、サークルやアルバイトも始めて、大きな環境変化を感じる人も多いことでしょう。ここでMAXの48単位まで詰め込んでしまうと、体調を崩してしまったりして結果的に単位を落としてしまう可能性もあります。落とした単位が多いとGPAなどにも影響があるため、海外留学を考えている人はなるべく単位を落とさないように工夫する必要があります。大学1年生では、40~42単位程度を取れるように計画を立てるのが重要です。

必修科目は押さえておこう

大学の授業科目にはいくつかの種類があります。好きな授業だけを履修すれば良いわけではなく、卒業のためには「必修科目」、「選択必修科目」、「自由科目」を取得する必要があります。なかでも、「必修科目」と「選択必修科目」は卒業するために重要な単位ですので、計画を立てる際は必ずシラバスや進級要件をチェックしましょう。これらの必修科目を落としてしまうと、進級できない、下級生と授業を受けることになるなど精神面での負担も大きくなってしまいます。

大学の進級要件は間違いないようにチェックしよう

各大学では、学部や専攻ごとに進級や卒業のための要件が詳しく定められています。必修科目などを1単位でも取らないと進級もさせてもらえずに即留年という大学もあります。留年してしまうと授業料や生活費が余分にかかり、両親に迷惑をかけてしまうこともありますので、進級要件は履修登録の前に必ずチェックしましょう。

大学1年生の前期の成績で留年リスクを判定しよう  

大学1年生の前期というと、初めて専門的な学問に触れ、知的好奇心が高まる時期です。将来仕事にどう活かそうかという夢なども思い浮かぶような、モチベーションが一番高い時期だと思います。そんな一番気分が高まっている1年生前期の成績から留年リスクが分かります。

フル単:留年リスクかなり低い

大学1年生の前期で単位を全部取ることができた人は留年リスクがかなり低いと言えます。授業への出席率が80-90%以上で、継続的に授業に出席する習慣が身についていると言えますね。大学では出席に関して誰かが面倒を見てくれるわけではないため、「サボり癖」がつきやすいです。このままのリズムで後半の学年も過ごしていくことが重要です。

1~2単位落とす:留年リスク中

大学1年生の前期からいきなり単位を落とすことは留年リスクが高いといえます。大学生活でも一番緊張感を持っているこの時期に単位を落とすということは、今後気が緩むとさらに単位を落とし続けるリスクがあります。教授側もこの時期はまだ甘めに成績をつけていることも多いため、学年が上がるごとに単位が取れなくなっていくリスクもあるでしょう。このような人は、授業で少しでも面白いと思えるようなポイントを見つけて、何を学びにきたのか初心に立ち返ることが重要です。

3単位落とす:留年リスクやや高め

1年生の前期のみで3単位を落とす学生はあまり多いとは言えないでしょう。履修登録したものの、最初から出席しないという人もいますが、「サボり癖」がついてこなくなった人が多いでしょう。最初から3単位落としてしまった人は、何が敗因なのか反省することや、同じ学部や専攻の友人や先輩に相談しながら単位を取るための「コツ」などもきいてみるのも良いかもしれません。

それ以上の単位を落とす:留年リスクかなり高め

上記以上の数の単位を落とした人は、今後の学生生活がかなり危険なものとなるでしょう。そもそも大学自体が合っていなかった可能性も浮上します。アルバイトの入れ過ぎや人間関係などが原因なのか、それとも高校生で選択した進路が原因なのか、かなり深く立ち返って考える必要があります。このままその大学で学び続けるためにはどうした良いのか、それとも中退も視野に入れるのか、両親ともきちんと話し合いの場を持つことが大事です。

大学卒業までの推奨単位取得プラン 

大学卒業するためには単位を計画的に取得することが重要です。理系や文系の一部の人を除くと多くの場合は就活が大学3年生あたりから本格化します。大学院に進学する場合でも授業の成績や専門知識は大学院入試でも重要になります。そのため、どのような学生も計画的に単位を取り、できるだけ良い成績をとることが重要です。

大学1・2年生は上限まで授業を受けよう

大学1年生は大学に慣れていないため40-42単位、大学2年生では上限まで単位を取ると3・4年生以降の就活や大学院の入試、卒業論文の執筆などに備えやすくなります。また、この時期に落としてしまった単位は多少は3・4年生でもリカバリーはきくことも多いため、できるだけ多くの授業を履修しましょう。

大学3年生はペースを抑えよう

大学3年生は就活の情報収集やインターンシップ、面接や適性試験対策など就活関連の活動が本格化し始める時期です。この時期は企業との関わりが多くなり、大学の授業に割ける時間が限られてきます。そのため、単位をあまりたくさん落とさないようにするためにも登録する授業数は控え目にしましょう。
 

大学4年生は卒業論文だけにしよう

大学4年生となると、いよいよ就活が本格化する時期です。就活の時期は毎日のように面接があるため大学に行ける時間はますます少なくなります。そのため、大学4年生の時期は卒業論文の授業のみ取れば良い状態に持って行けることが理想的です。また、理系などで大学院に進学する場合も、修士修了後の就活も見据えると、今後も良い研究をするためには大学の卒業論文を質の良いものに仕上げる必要があるでしょう。そのため、就活と卒業論文に集中するためにも大学3年までにほぼすべての単位を取り終わり、大学4年生の時期には卒業論文の単位を残すのみという状態がベストです。

大学1・2年生で計画的にたくさん単位を取ってペース良く就活へ進もう

大学4年間のイベントを見据えて、早い段階から計画的に単位を取得することの重要性についてご紹介しました。

特に大学1・2年生のうちにできるだけ多くの単位を取得しておくことで、3年生以降は就職活動に集中しやすくなります

就活の結果、内定を得たとしても、卒業に必要な単位が不足していては内定取り消しにつながるリスクも。こうした事態を避けるためにも、入学当初から履修計画をしっかり立て、無理のないペースで進めていくことが大切です。

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