「効率的に時間を使える」「地方の大学生とも簡単に面談ができる」などメリットが多く、今やどんどん割合が増えてきているオンライン面接。しかし画面越しでの面接となるためトラブルが発生しやすく「トラブルの影響で面接に落ちてしまうのでは?」と不安を感じる就活生も多いと思います。
今回は、就活時のオンライン面接で起こりやすいトラブルを徹底解説。合否への影響や見落としやすいものもあわせて、しっかりとチェックしましょう!
- オンライン面接ではどんなトラブルが起こりやすい?合否への影響は?
- 事前準備でオンライン面接トラブルを防ごう
- もしトラブルが起こったらどうするべき?逆に「評価」へ繋げるためには
オンライン面接で起こりやすいトラブルとは?
オンライン面接はインターネット回線を通したやりとりになるため、タイムラグや通信環境の接続不良、機器の設定ミスによりスムーズな面接が実施できない場合があります。
まずはオンライン面接にどんなトラブルリスクがあるのかを把握しておきましょう。
①音声や映像が途切れる・入れない
音声や映像が途切れる原因は「ネット回線が不安定」「使用デバイスの容量不足」などが考えられます。オンライン面接の画面に入れない場合は「URLや使用ツールの間違い」「ツールの未アップデート」などが挙げられます。
原因は就活生側にある場合が圧倒的に多いため、企業側からは「準備不足」と思われてしまう可能性があります。
②面接中にネットが切れた・繋がらない
こちらは主に通信環境が悪いために起こるトラブルです。オンライン面接の案内が届いた際に「推奨通信環境」「推奨使用デバイス」などが記載されていれば、従いましょう。
スマートフォンやノートパソコンの場合は充電切れの可能性もあります。充電しながらの面接は動作が重くなる場合もあるため、面接前に満充電にしておくのがおすすめです。
③カメラやマイクが動作しない
使用するカメラやマイクなどが、デバイスに正しく認識されていない可能性があります。パソコンの場合はあらかじめ、ブラウザや面接ツール内での設定が必要なことも。
しばらく使っていないカメラやマイクは故障している可能性も考えられます。買い替えの可能性も考慮して、数日前に一旦接続テストをしておきましょう。
POINT!
ポイント:イヤホンなどの音量調整がデバイスとイヤホン本体で別々になっていることもあります。いざ面接が始まってから「面接官の音声ボリュームが小さすぎて聞き取れず動揺する」といったことがないよう、調整方法も把握しておきましょう。
④外の音・周囲の環境トラブル
オンライン面接では、こちら側の環境音は意外と相手に聞こえやすいものです。とくに以下の5点は見落としやすいため、注意しましょう。
- 面接を受けながらパソコンで調べたりメモを取るときの、キーボードタイピング音
- スマートフォンのアプリ通知音
- 部屋の窓を開けているときの、外の話し声や車の音など
- カフェやレンタルスペースなどで面接を受ける場合の環境音
- 自宅で面接を受ける場合の、家族からの呼びかけなど
POINT!
ポイント:不特定多数が利用するカフェでオンライン面接を受けることは、情報漏洩リスクなどの観点から基本的にはNG。面接担当者に「リスク管理ができない人かも」という印象を与えかねません。自宅以外で面接を受ける場合は「声が外部に聞こえない個室環境」を確保しましょう。
オンライン面接でトラブルが起きたときの正しい対応
もしオンライン面接時にトラブルが起きたら、内心は焦ったとしてもそれを表に出さないように注意しつつ、落ち着いて行動しましょう。
あらかじめ「こうなった時はこうする」を想定しておくことで、スムーズに対処することができます。
通信トラブル時の初動(再接続・連絡のタイミング)
通信トラブルが起きたと思ったら、すぐにブラウザやアプリの再読み込みを試してみましょう。すぐに解決できた場合は、オンライン面接中に一言謝罪を入れる程度でOKです。
再入室できない、Web面接をおこなうこと自体が不可能、という場合はすぐに電話で指示を仰ぎます。連絡の方法はWeb面接案内の際に指定されていることが多いので、確認しておきましょう。
POINT!
ポイント:「やってしまった、絶対落ちた」と諦めて連絡しない、といった自己判断はNG。企業側はそのようなトラブルを何度か経験していることが多く、指示をくれるはずなのでとにかく連絡をしましょう。
繋がらないときの電話・メール連絡の仕方
まれに、面接画面に入っているにも関わらず、面接開始時間になっても面接が始まらないことがあります。この場合は面接官の入室が遅れている可能性があるため、こちら側に落ち度がなければ5分程度待ってみてもよいでしょう。
5分以上待っても面接が始まらなければ、事前に案内されている電話番号に電話連絡をしてみましょう。
POINT!
ポイント:面接官が遅れる理由として「企業側のトラブル」「面接官のスケジュールが押している」などが考えられます。待たされたからといって感情的になるのは絶対にNG。「全く問題ない」というゆとりある心で対応しましょう。
面接を途中で退出してしまった場合の対応
面接を途中退室してしまい再入室できない、という場合はすぐに面接担当者へ電話をしましょう。こちらの要因で繋がらず面接が受けられない状況であることを説明し、指示を仰ぎます。
再入室できた場合はすぐに再入室し、事情を説明して謝罪をしましょう。
接続不良の謝罪メール【例文あり】
接続不良トラブルにより、当日にオンライン面接が受けられなかった場合は、当日中に必ず謝罪メールを送りましょう。
メールの内容はオンライン面接を受けられなかったことによる謝罪、そしてこの度の面接の機会をもらえたことに対する感謝です。接続不良の詳細は、場合によっては言い訳のように聞こえる可能性があるため、必要がなければ記載しなくてよいでしょう。
また、再面接の案内をすでにもらっている場合は、次回は同じトラブルを起こさないよう努力することを明記します。
【接続不良トラブル時のメール例文】
件名:本日の面接についてのお詫びとお礼(〇〇大学・氏名)
株式会社〇〇
人事ご担当者様
本日予定しておりましたオンライン面接に関しまして、接続トラブルによりご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
また、お電話にてご丁寧にご対応いただき、再度面接の機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
次回はこのようなことがないよう、通信環境を再度確認し、万全の体制で臨みたいと存じます。
改めてお時間を頂戴することとなり大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇〇〇
電話:090-xxxx-xxxx
メール:xxxx@xxxxxxxx
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オンライン面接のトラブルで落ちることはある?
オンライン面接でのトラブルはさまざまな要因が絡むため、リスクを限りなく抑えることはできますが「絶対に起こさない」ことは難しいといえます。そのため必ずしも「トラブルが起きた=落ちる」となるわけではありません。
しかし状況や就活生の対応によっては、オンライン面接でのトラブルが合否に影響を与えることもあります。
「落ちたサイン」と見極め方
接続不良やツールのトラブルなどが起こり、なかなか復帰できずもたついてしまった場合は、事前準備不足とみなされて落ちる可能性があります。
接続不良から復帰しても、こちらが話した内容をあまり深掘りされない、短時間で面接が終わった、などの場合はもしかすると「落ちたサイン」といえるかもしれません。
通信トラブル=評価に影響する?
通信環境の不安定さなどは、日頃のネット利用状況により把握することが可能です。それにもかかわらず対策をしていないのは、準備不足と捉えられる可能性もあり、評価に影響する場合もあるでしょう。
通信環境に不安があるなら、事前準備の方法として有線LANに変更する、安定した通信環境のあるレンタルスペースを利用するといった選択肢も検討しましょう。
面接官が見ているのは「対応力」
もしトラブルが起きてしまったとき、就活生があたふたしていたら……?「これから自社の社員として活躍してもらおうと思っているのに、この就活生は少し頼りないかもしれないな」と思われてしまう可能性もあります。
必要以上に動揺したり、逆に開き直ったりするのはNG。事前準備からトラブル時の対応までひと通り頭に入れておき、いざという時に焦らず対応できるようにしましょう。
POINT!
ポイント:トラブル対応は入社後の立ち回り方を想像させるため「落ち着いて解決の方法を探る、またはすぐに担当者の指示を仰ぐ」など、安心感を持ってもらえる行動を心がけましょう。
オンライン面接のデメリット・注意点
画面上の情報しか相手に伝わらないオンライン面接は、就活生の持つ雰囲気や良さなどが伝わりにくい可能性があります。
また、話すタイミングが掴めず気まずさを感じることも。タイムラグや反応の伝わりにくさがあることを前提に、ゆっくりと大きな動作を心がけましょう。
通信環境・機材に左右されやすい
オンライン面接で重要なのはやはり回線の安定感です。できれば光回線がおすすめですが、難しい場合はポケット型Wi-Fiのレンタルを検討しても。
マイク付きイヤホンやウェブカメラなどは、有線のものを利用すると不要な接続トラブルを減らせます。
緊張感が伝わりにくい/カンニングと思われるケースも
画面越しでは表情や雰囲気が伝わりにくいため、実際とは異なる印象を与える場合もあります。とくにカメラが上の位置にあるパソコンなどは、画面の担当者を見ていると就活生が常に下を向いている状態になりやすいため、少し元気のない印象を与えてしまうかもしれません。
また、落ち着いて話すためにカンペを準備するのはOKですが、目線がカンペを追い続けると「ただ読んでいるだけ」「熱意が感じられない」と捉えられてしまう可能性があります。できれば質問されやすい内容は頭に入れておくのがおすすめです。
事前チェックリストで防げるトラブル
初めてのオンライン面接の場合はとくに、面接が始まってから「しまった!」となりやすい傾向にあります。そのため、おすすめなのはあらかじめチェックリストを作っておくことです。
必要なアイテムや設定など確認漏れが防げるため、準備万端でオンライン面接に挑めます。
オンライン面接でのトラブルを防ぐための事前準備
オンライン面接で一番大事なのは「事前準備」といっても過言ではありません。一度確認しておけば、回線や機器の接続トラブルが起こった際にも対応しやすくなります。必ず行っておきましょう。
接続テスト・デバイス確認
パソコンやスマートフォンの「設定」、または使用するオンラインツールの「設定」から接続テスト・使用デバイスの確認ができます。
自分の後ろにドアや窓があったり、物が映り込んだりする場合はバーチャル背景を設定するのも忘れずに。
通信環境・静かな部屋の確保
スムーズな通信をするために、パソコンやスマートフォンの不要なアプリやデータ通信などは止めておく、削除しておくなどもおすすめです。
また、静かで集中できる環境を確保するために、オンライン面接時は窓は閉めてエアコンにする、家族に面接時間と声をかけてほしくない旨を伝える、などもしておきましょう。
連絡先と再接続手順のメモを準備
いざトラブルが起こってしまったら、いくら事前準備をしていてもかなり焦り、練習通りに行動できないことがほとんどです。
そのためひと目で分かるよう、面接担当者(緊急連絡先)とトラブル時対応手順を分かりやすく記載し、準備しておきましょう。
POINT!
ポイント:パソコンやスマホでのメモより、やはり紙のメモに手書きをしておくのが見やすくておすすめです。ただし連絡先は個人情報・企業情報になるため、面接終了後は速やかに処分を。
こんなこともトラブルに!?オンライン面接ではここもチェック
オンライン面接トラブルになるのは接続不良だけではありません。ちょっとした油断が招くミスもあります。落ちるかどうかの判断は面接官によりますが、注意しておきたい「あるあるかもしれない」内容をご紹介します。
- 上半身はスーツだけど下半身は部屋着
- 面接中の姿勢が悪い
- 背景を設定しておらず、片付いていない部屋の中が丸見え
- 喉を潤すためにジュースなどを飲んでしまう
- もそもそと喋ってしまい、面接官が聞き取れない
- 担当者との会話の「距離感」を誤ってしまう
- カメラの位置を意識しておらず、ずっと目線が合わない
- オンライン面接時間に遅刻する
- 家族やペットが画面へ映り込む
- レンタルスペースの利用時間が過ぎてしまう
オンライン面接でトラブルが起きたときの印象を挽回する方法
面接担当者は面接で、自社で一緒に働く社員候補をピックアップしています。トラブルが起きたときの対応を通じて、入社後の自分の姿をみられているといっても過言ではありません。
「失敗やミスを挽回するためにどうすべきか?」を考えて行動しましょう。
誠実な謝罪と冷静な行動が評価される
まずは謝罪と、面接の機会を与えてくれたことに対する感謝を。そして同じトラブルが起こらないよう対策をしたことと「可能であればもう一度面接チャンスがほしい」というやる気が大切です。
これらをシンプルかつ簡潔に、丁寧に伝えることで、評価につながる可能性はグッと上がります。
後日フォローで印象アップ【メール例文あり】
人と会ったあと、とくにビジネス関係においては、少し時間をおいて「感謝のメール」を入れることで「丁寧で気配りのできる人」という印象を与えられます。ぜひ積極的にフォローメールを送りましょう!
【フォローメールの例文】
件名:面接のお礼(○○大学・氏名)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。○○大学○○学部の○○と申します。
先日はお忙しい中、オンラインにて面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
面接では、貴社の具体的な業務内容や今後のビジョンについて伺うことができ、特に〇〇事業に対する貴社の熱意と、社員一人ひとりの挑戦を後押しする風土に大変魅力を感じました。〇〇様のお話からは、働く環境だけでなく、人を大切にする企業文化が伝わり、志望度がより一層高まりました。
このような貴重な機会をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇〇〇
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:xxxx@xxxxxxxx
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オンライン面接でのトラブルを防いでチャンスをつかもう
オンライン面接トラブルはどんなに準備をしていても、起こるときは起こってしまうものです。しかし事前準備によって防げるものが多いため、基本はスムーズに終了することがほとんど。逆に事前準備を怠ると、マイナスなイメージを与えてしまいかねません。
もしオンライン面接でトラブルが起こってしまった場合は、慌てず適切に対応することで、好印象を与えることもできます。オンライン面接で起こりやすいトラブルを事前に把握しておき、面接官に「トラブルに対してスムーズに対応する姿」を見せましょう!
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