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【例文付き!】就活面接で頻出の質問とは?14の例題をご紹介!準備や対策方法も!就活応縁くまもと

公開日: 2023.11.16

更新日: 2024.04.30

【例文付き!】就活面接で頻出の質問とは?14の例題をご紹介!準備や対策方法も!就活応縁くまもと

就活では最後の関門である面接。特に新卒の学生の方は、何を聞かれるのかわからずに、対策方法に困っている方も多いのではないでしょうか?今回は、面接で頻出の質問と回答例、準備の方法についてもお伝えします。 

面接官は面接を通じて何を見ている? 

面接では、履歴書やエントリーシートだけでは捉えきれない、学生の人柄を探ります。面接官が特に注目しているポイントを以下にまとめました。 

学生の志向性が自社とマッチしているか? 

面接官は、学生が自社の価値観や文化、ビジョンに共感しているかを見極めます。学生時代の経験や活動、志望動機などから、その人と会社との相性を判断します。 

社会人にふさわしいコミュニケーション能力があるか? 

実際の業務では、多様なステークホルダーと円滑にコミュニケーションをとることが求められます。 
そのため、面接では話す内容だけでなく、相手の話を聞く態度、表情、反応など、コミュニケーションの取り方にも注目します。 

自社に対する熱意があるか? 

熱意や情熱は、業務の質やモチベーションに大きな影響を与える要因です。
就活生が自社を深く理解しているか、入社した後にどのように貢献したいと考えているかを確認します。 

面接では何を聞かれる?想定質問集をご紹介 

では、新卒の就活面接ではどんなことを聞かれるのでしょう?何が聞かれるかわかっていれば準備がしやすいはずです。想定問答集と、質問の意図、回答例を紹介します。参考にして、自分なりの答えを作ってみてください。 

①アイスブレイク 

アイスブレイクでは、学生の緊張をほぐし、素の状態を見るという意図があります。
また、基本的なコミュニケーションができているかどうかを判断します。あまり気負わずに答えましょう。 

「今日は暑い(寒い)ですね。ご体調はいかがですか? 」

回答例:「お気遣いありがとうございます。毎日暑い日が続いていますが、元気に過ごしています。」 

「どのようにして会場まで来ましたか? 」

回答例:「家から〇〇線で1回乗り換えてきました。初めて訪れる場所なので多少迷いましたが、早く着いていたので助かりました。」 

「〇〇高校、とありますがご出身はどちらでしょうか? 」

回答例:「〇〇県出身なのです、大学から〇〇県に住んでいて、今は家族と離れ一人暮らしをしています。」 

「(オンライン面接で)聞こえていますか?画面はみえていますか? 」

回答例:「はい、見えています、聞こえています。or少々音が途切れるようです。こちらの声は聞こえますか?」 

②自分に関すること 

ご自身に対する基本的な情報が問われます。特に、自己紹介や自己PRでは、「1分で」「30秒で」と言われることがあるため、時間ごとに話すことを決めておきましょう。 

「自己紹介」についてもっと詳しく知りたい方はこちら

「自己紹介をしてください」 

意図:応募者の基本的な情報とコミュニケーション能力を確認しています。 

回答のポイント:名前、大学や職歴、活動、意気込みを簡潔に述べましょう。 

回答例:「はじめまして、【本名】と申します。【大学名】で【研究内容】の研究をしています。また、その他【力を入れている活動・アルバイトなど】もしています。これらの経験を生かし、御社のお役に立てればと存じます。今日の面接はよろしくお願いします。」 

「自己PRをしてください」 

意図:採用するメリットを判断するために聞いています。 

回答のポイント:自身の強みや特技、それに関連するエピソードを中心に述べましょう。 

回答例:「〇〇と申します。私の強みは、的確なヒアリング能力を活かして深い信頼関係を築くことです。大学時代、塾講師として勤務していた際、生徒や保護者様との密なコミュニケーションを重ねることで、クラスの英語の平均点を20点アップさせることができました。これは、相手が安心して本音を話せる雰囲気づくりや、相手に気づきを与えるコミュニケーション方法を研究した結果です。このスキルは、御社での提案営業にも活かすことができると確信しております。どうぞよろしくお願いいたします。」 

「ご自身の長所と短所を教えてください」 

意図:自己を認識できているかについて聞きたい意図です。 

回答のポイント:長所は自覚できるものを。短所は誤解を与えない形で、短所を補うアクションも述べると良いでしょう。 

回答例:「長所は、最後まであきらめずに努力ができるところです。短所は、複数のことを同時に進めていくことを苦手としています。そのため、タスク管理のアプリなどを利用することで克服に努めています。」 

③学生時代の経験について 

面接で学生時代の経験を質問される理由は、学生が持つ潜在能力や仕事に対する姿勢、そしてコミュニケーションスキルなどを探るためです。新卒では具体的な業務経験がないため、学生時代の活動を通じて得た経験やスキルをアピールポイントとして活用する必要があります。 

「学生時代、どのようなことに力をいれましたか?」 

意図:学生時代に何をしてきたか、何が原動力となっているのかを知り、どんなふうに自社で仕事が頑張れるかを知りたいというのが意図です。 

回答のポイント:エピソードも盛り込むので長くなりがちです。そのため、ポイントを先に話すことを意識しましょう。また、可能であれば数字や第三者からの意見も入れると説得力が大きいでしょう。行動の原動力となった思いも交えて話すと効果的です。 

回答例:「学生時代、私は落語サークルに所属し、様々な場所での公演を通じて多くを学びました。特に、老人ホームや介護施設での公演に情熱を注いでいました。  施設を訪問する度に、入所者の方々が喜ぶ姿や明るくなる表情に触れることができ、それが私の大きな喜びとなりました。さらに、その活動の良さが認められ、介護施設だけでなく幼稚園や公民館からも公演の依頼を受けるようになりました。  このような経験を通して、人を喜ばせることへの私自身の喜びや充実感を実感しました。その感覚は、今後のキャリアにおいても私の行動の原動力となるでしょう。どんな職業に進むにせよ、常に人の笑顔を作ることを心掛けたいと強く感じています。」 

「チームで何かを成し遂げた経験があれば教えてください。」

意図:アルバイトやサークルなどでのチーム内での役割およびどのような経験を通じて人格形成してきたかについて知りたいと思っています。また、人柄や価値観もこの質問を通じて探りたいという意図があります。

回答のポイント:1人で成し遂げたことではなくチーム全体であること、サークルであれば大会実績、アルバイトであれば志望企業で活かせるようなエピソードがあると好印象です。

回答例:「アルバイト先の会社の事務部門で働いた経験があります。人と協力することに楽しみを感じていました。チームの中の人からサポートを受けた時は書類作成などの仕事の進みが速く、仕事の成果が出せたと思います。しかし、仕事の種類によっては1人で集中する時間も必要でした。そのため、午前中はチームで話し合いながら作業を進め、お昼頃には短い休憩を取って、一人で作業をしながら集中力を高めるようにしていました。この方法は効果があり、チームでも個人でも目標を達成することができました。」

④ストレスへの耐性について

企業の採用担当者は、皆さんには入社後にできるだけ長く働いてほしいと思っています。メンタル耐性の有無で組織への影響があるかどうかを測定したり、早期離職のリスクや人間関係上の問題がないか探っています。 

「どのようなことに対してストレスを感じますか?」

意図:ストレス耐性がどのくらいあるのか、どのような価値観を持っているのか、ネガティブな状況に対しても自分を客観視できるのかどうかを探ろうとしています。

回答のポイント:まず、自分がストレスになる状況を正直に伝え、できれば具体的なエピソードがあると良いです。また、そのストレスをどのように解決するのかを盛り込み、他者に責任を押し付けるような回答をしないようにしましょう。

回答例:「私は人前で発表をしなければならない機会がある時にストレスを感じます。
大学のゼミでは毎年、その年の学習成果を教授などの前で発表する会が開催されており、発表会の日が近づくにつれて不安で眠れなくなることがよくありました
うまく内容を伝えられるか不安でストレスにつながっていたので、不安を軽減するために事前準備を徹底しました。事前におおまかな発表原稿を作成し、読み上げることで発表がうまくいくことが多くなりました。
今でも人前での発表する機会がある際は緊張しますが、ほどよく緊張と上手く向き合い、準備を徹底することで今後も乗り越えていきたいと思います。」 

「ストレスが溜まった時どのように対処しますか?」

意図:応募者がストレスが生じても建設的に対処することができ、長期的に働くことができるかどうかをみています。

回答のポイント:自分のストレスの原因を分析し、その解決法や、できればストレスを感じる度合いを調整する方法が伝えられるとより良いです。

回答例:「私は、大勢の人の前で話すことが苦手でストレスを感じやすいです。そのストレスを解消する方法として、たまにカラオケに行くようにしています。大声で歌うとスッキリするのはもちろんですが、マイクを手に持って何度も発声する練習をすることで、自信がついて気持ちを落ち着けることができるためです。
この面接の前も緊張を感じて眠れなくなってしまい、体調を崩してしまいました。これではいけないと思い、毎日カラオケに通って何度も話したり歌う練習することで自信もつき、今日の面接もほどよい緊張感で楽しめています。
人前で話すことがストレスに感じるのは自分の個性ですので仕方ない面でもありますが、事前に練習したりすることで緊張感を程よく持つことができ、乗り越えられると思っています。」 

⑤志望動機に関すること 

志望動機に関する質問は、さまざまな形で出てきます。重要なのは、どんな質問を受けても一貫した回答をすること。これは面接官があなたの真剣さや考えの整理度を評価する際の大きなポイントです。以下の回答例は、ある一つのエピソード「ブラスバンド部での集客活動」を中心にしたものです。このように一つの体験を基にして、質問に応じてアプローチを変える方法を参考にしてください。 

「志望動機を教えてください」 

意図:学生の志望度の高さを確認し、会社の社風や志向性と合うかどうか、長く勤めることができるのか確認することが目的です。 

回答のポイント:志望動機は、自分の経験を元に話すとオリジナリティが出やすいです。 
以下の順番で話すことがおすすめです。 

  1. 何に魅力を感じた?(社風・理念・商品やサービス) 
  2. それはなぜか?(自己分析を行った結果) 
  3. 入社後どのように活躍できそうか? 

回答例:「私が御社を志望する大きな理由は、企業理念である『新しい価値の創造』への深い共感です。 大学時代、私はブラスバンド部に所属しており、毎年恒例の定期演奏会を開催していました。ところが、コロナ禍により集客が難しくなったある年、私は広報担当としてオンラインでの定期演奏会を提案・実施しました。日々の練習の様子や演奏会の魅力をSNSで発信することで、コロナが収束した際の演奏会には、以前よりも多くの方に足を運んでいただけました。この経験を通して、未知の取り組みへの挑戦の大切さと、その挑戦を通じて新しい価値を創出する喜びを実感しました。御社でのキャリアを通じても、その精神を持ち続け、新たな価値を生み出す活動に貢献したいと心から考えています。」 

「弊社は第一志望ですか? 」

意図:面接官は、学生が他にも企業を受けていることを知っていますが、その上で、入社意欲を知りたいというのが意図です。

回答のポイント:複数企業を受けていると、このような質問にためらいながら答えてしまいがちです。しかし、少しでも入りたいという気持ちがあれば、「第一志望」というのは嘘ではありません。選択肢を狭めないために前向きに答えましょう。

 回答例:「はい、第一志望です!」「いくつかの企業を受けていますが、御社には将来性という点で一番希望を感じています。」 

「就活の軸は何でしょうか?」

意図:軸とは、企業選びや業界選びの基準のことです。 志望動機だけでは計れない「自社を選んだ理由」「自社の求める人材とマッチしているか」を聞きたいというのが面接官の意図です。 

回答のポイント:企業選びの基準、その基準を持った経緯について回答します。もし、志望動機を先に答えていたらその志望動機と大きくずれないように気を付けましょう。 

回答例: 「私は大学時代のブラスバンド部でのSNS集客の経験を通じて、新しいチャレンジがもたらす新しい価値や成果を実感しました。就活の軸として『新しい取り組みやアイディアを受け入れ、実行に移せる企業文化』を重視しています。特に、広告やPRの業界は常に変化し続けるマーケットでの新しいアプローチが求められるため、私のこの志向性を活かせると感じています。また、新規事業開発が盛んな企業も、その挑戦的な姿勢やイノベーションを追求する文化に魅力を感じており、積極的に応募しています。」 

「他社ではなく弊社な理由は?」 

意図:入社意欲、企業研究をしているかどうかを判断します。 

回答のポイント:企業研究を通じて業界内の位置づけを知り、自身の志望動機と結びつけるのがポイントです。

回答例:「御社を選んだ理由は、その将来性と新規事業への取り組みにあります。IR情報を拝読した際、新規事業への積極的な取り組みが目を引きました。業界全体と比較しても、御社の投資の規模とその前向きな姿勢は際立っていると感じています。コロナの影響で私たちは多くの困難に直面しました。私もブラスバンド部の活動の多くが制限されました。その中でも新しい取り組みを探求し、柔軟に対応する必要性を痛感しました。その経験から、常に挑戦の精神を持ち続ける企業、特に御社のような先進的な取り組みを実践する企業で働きたいと強く考えています。」 

「弊社に入社後に成し遂げたいことはありますか?」 

意図:入社後に活躍できるかどうかイメージし、入社意欲を探りたいというのが意図です。 

回答のポイント:あらかじめ具体的な事業内容、業務内容を調べておきましょう。その企業でないとできない、と思えるまで調べておきます。その上で、結論、自分のエピソード、まとめの順に話せるようにしておきましょう。 

回答例: 「私は、御社で広告の提案営業を行いたいと考えております。 その理由は、私の大学時代のブラスバンド部での経験と、御社の持つ広告プラットフォームの多様性からです。 コロナの影響下での集客が難しい中、私はインスタグラムやTikTok やYouTubeを活用してオンライン演奏会の宣伝を担当しました。その結果、コロナ前と比較しても多くのお客様に見ていただけることになりました。 この経験から、ターゲットに合わせた情報発信の大切さや、集客手段による効果の違いを実感しました。 御社は業界で幅広い広告チャネルを提供しており、特にネット、紙媒体だけでなく、電車広告やSNSなどの多様な集客手段を持っています。このような多様性を活かし、私はブラスバンド部での経験をもとに、お客様に最適な広告ソリューションを提供する広告営業として活躍したいと考えています。」 

「他社の選考状況はどのようになっていますか ?」 

意図:志望者の就活の軸や自社への志望度のほか、他社からの評価を得ているかを確認したり、他社よりも先に採用したいという意図があります。

回答のポイント:他社の企業名や業種を挙げる際も、志望企業と関係ないような業種を挙げず、一貫性を意識することや、落ちた企業や悪い結果をわざわざ伝える必要はありません

回答例: 「御社と同じ倉庫業界の企業の選考を他に3社受けており、最終面接まで進んでいる企業が1社あります。これらの3社ではなく、御社を第一志望とさせていただいております。」 

⑥企業について

企業への理解を深めるためには、その企業のビジネスモデルや強み・弱み、業界の動向について詳しく知ることが不可欠です。それに加えて、自分がその企業に関与した場合の影響や役割について具体的に考えることも大切です。 

「弊社のビジネスモデルについてどう思いますか?」 

意図:志望者が企業のビジネスモデルをどのように理解し、どれだけ深く研究しているかを確認します。 

回答のポイント:ビジネスモデルの業界内の位置づけ、魅力や課題を調べておいた上で、自身の経験と結びつけましょう。 

回答例:「御社のビジネスモデルは、半導体業界の中でも非常に革新的と感じております。 特に、スマートフォン向けの微細な半導体技術開発に取り組む姿勢は、新しい製造技術への研究開発への御社の意欲を強く感じさせます。 スマートフォン向けの半導体市場は確かに成長が期待される一方、供給不足や車載用半導体の問題も業界の大きな課題として存在します。しかし、御社が持つ多数のグローバル拠点を活かし、これらの課題を克服していくと確信しております。私は、自らの国際交流経験や語学力、そして課題解決能力を活かし、御社のチームの一員として、これらの課題への取り組みに貢献したいと考えています。」 

「弊社の強み・弱みを教えてください。 」

意図:企業の強みと弱みをどれだけ理解しているか、特に弱みについて客観的にどのように捉えているかを確認するため。 

回答のポイント:公式な情報源や業界レポートを基にした分析と、弱みや課題に対する取り組みの提案を行うと良いでしょう。 

回答例:「御社の最大の強みは、その圧倒的なブランド力にあると考えています。XX年にわたって築き上げられた信頼度と、知名度からくるリピート率がXX%という驚異的な数字に表れております。これは、御社が地域の方々から世代を超えて愛されるサービスを提供している証左だと感じています。 一方で、課題として挙げられるのは、海外も含めた他拠点への展開の限定的な状態です。御社の商品力やブランド力は、多くの地域や国に通用すると確信しております。しかし、現状、地域外には店舗が3店舗というのは、まだまだその潜在能力を発揮するには少ないと感じます。 

私自身、大学時代に部活動で多くの拠点でのイベント立ち上げや集客活動を経験し、多様な環境や文化の中でのコミュニケーションの重要性を学びました。その経験を生かし、加えて私が身につけている語学力を活用して、御社の新規拡大戦略に貢献したいと考えています。」 

「今後この業界はどうなると思いますか?」 

意図:志望者が業界の未来の動向をどれだけ洞察しているかを判断します。 

回答のポイント:社会の大きな動きやデータに基づいた分析を行い、長期的な業界の見通しを自分なりに仮説立ててみましょう。 

回答例: (半導体業界の場合)「2023年は、現状半導体の伸びは減速していると聞いています。これは、インフレや中国の経済活動縮小による影響、またコロナ収束による巣ごもり需要からの脱却が考えられます。ですが、長期的に見ると半導体はAIや電気自動車などでますまず必要になってくるものであり、生産体制の強化が必要になってくると考えられます。」 

⑦時事ネタ 

最近のニュースのトピックに関する質問に対しても、事前の準備が欠かせません。日常的にニュースをチェックする習慣をつけるとともに、膨大な情報から自分の興味を引く話題や、効果的に伝えられる内容をピックアップしておくように努めましょう。 

「最近気になるニュースは?」 

意図:日々世間にアンテナを向けているか、価値観を知るため、社会問題に対する意識を確認します。  

回答のポイント:経済や社会問題に対するニュース、志望業界に関するニュースを複数の情報源から得て、自分の考えをまとめておきましょう。技術開発など、前向きなニュースの方が話を組み立てやすいです。 

回答例:(小売業界・サービス業界)「最近、『〇〇新聞』で取り上げられていた小売業界でAIを利用した需要予測技術の開発に興味を持っています。この技術の進展により、季節商品の売り上げなどを精度良く予測できるようになると報じられています。これは、効率的な仕入れ計画を立てる手助けとなり、過発注やフードロスの問題を大きく減少させる可能性があります。このAI技術の利点は明らかですが、実際に導入するには、システムの整備や適切な運用のための体制作りが不可欠だと感じています。私自身、IT機器に関する知識や基本的なプログラミングのスキルを持っており、このような新しい技術の導入に際して、積極的に関わっていきたいと考えています。」 

⑧逆質問 

「最後に何か質問はありますか?」、といういわゆる「逆質問」にも準備が足りないと焦ってしまいがち。ですが、質問を通じて自己の入社意欲をアピールするチャンスでもあります。 

「最後に何か質問はありますか?」 

意図:応募者の意欲を図り、志望者と企業のマッチ度を向上させたい目的です。 

回答のポイント:事前に調べられる基本情報や、面接中にすでに触れられた内容の質問は避けましょう。また、福利厚生や有給に関する質問よりも、企業のビジョンや業務内容に関連する質問が推奨されます。質問は、面接官が答えやすく、あなたの関心や意欲を示すものが望ましいです。 

質問例:「御社では、リーダーやマネージャーとして活躍している方々はどのような能力や資質を持っていると感じていますか?」「入社後の部署配属は、どのように決定されるのでしょうか?」 

もし、面接中に予定していた質問の内容がすでに説明されてしまった場合、無理に新しい質問を思いつく必要はありません。このような場合は、「△△について質問を持っていましたが、既に詳しく説明していただいたので、疑問点は解消されました。ありがとうございます。」と伝えると良いでしょう。 

事前の準備が大切!面接対策の方法について 

面接対策は事前の準備こそが大切です。ただ、志望動機や自己PRの文章を考える前に、土台となる自己分析と企業の分析を行っていた方が効率的です。その方法を紹介します。

自己分析を行う 

まず、自己分析を以下のような方法で行ってみましょう。 

  • 自分史を表にまとめる 
  • 感情が動いた瞬間を深掘り 
  • 自分の志向を知る
  • 強みを見つける

こちらの記事もおすすめです→ 自己分析のやり方は?就活の準備を始めよう!就活応縁くまもと

企業分析を行う 

次に、企業分析を行います。 

  • 企業HPで、その会社のビジョンやミッションを見る。 
  • 投資家向けの情報(有価証券報告書、年次報告書など)で客観的な情報を確認する。 
  • 四季報や業界地図等で、その企業の業界での位置づけを知る。 
  • WEBや新聞で企業や業界を検索し、どのように分析がなされているかを知る。 

時事ネタ 

最後に、時事ネタのピックアップを行いましょう。以下のようなニュースソースがおすすめです。 

  • 日本経済新聞
  • News Picks
  • 志望企業の業界専門誌

面接当日に慌てないように最終チェック

面接を受けるとなると、質問の受け答えばかりに注意が向きがちですが、持ち物や会場への道順など、基本的な準備も不可欠です。当日、忘れ物などがあると焦って本来の自分で受け答えできないかもしれません。ここでは最低限の事前準備の項目をご紹介します。

面接の日時・場所・会場までの経路と時間 

面接会場に訪れるのが初めての場合は事前に必ず電車の時間や駅からのルートを確認しましょう。余裕がある人は下見に行ければより安心ですね。できれば面接時間の30分前に到着できるように予定を組みましょう

当日必要な持ち物や提出書類など

面接に行く際に必要な持ち物や提出書類など、事前に企業から連絡が来ている場合は、前日までにきちんと準備を済ませておきましょう。

企業情報を再チェック

就活時期は連日異なる企業の説明会や面接に訪れることもあり、混同してしまうこともあるでしょう。面接での受け答えは企業情報をもとにして作っていることが多いと思うので、志望企業の情報は面接前に必ずひととおり見直しましょう。

靴やスーツを整える 

人の印象は身だしなみからも決まってしまいます。面接でどんなに良い受け答えをしたとしても、汚れてしわのあるスーツや汚い靴で面接に参加しては、イメージが悪くなっていまいます。前日にはかならず靴やスーツを清潔な状態に整えましょう。

面接の練習について 

面接で伝えるべきことを用意しても、実際に面接官を目の前にうまく話せなくなってしまうという話はよく聞かれます。そのような事態を避けるためには練習が不可欠。この章では、効果的な練習の方法を紹介します 

自己PR、自己紹介、志望動機を暗記 

自己PR、自己紹介、志望動機など、よく聞かれる質問については、いつでも言えるまで練習しましょう。 丸暗記する必要はないという意見もありますが、考えなくても出てくる状態になると、それが自信につながります。 30秒、1分、5分バージョンなど、想定される話の長さ別に話すことを覚えておくことがおすすめです。 

動画を撮って確認 

動画を撮ると、自分では気づけなかった、話し方の癖を客観的に見ることができます。 

「言葉に詰まると、つい『あの~』と言ってしまう」「笑顔が不自然になってしまう」など、自覚していなかった点も認識し、改善に努めることができるはずです。 

他人に見てもらう 

身近な人に模擬面接をしてもらうのもおすすめです。 

他人に見てもらうことで、気づかなかった部分を指摘してもらうことができるでしょう。 

両親や先輩など、社会人経験のある大人に面接をしてもらうと、臨場感を持って面接を体験することが可能です。 

また、同級生同士の模擬面接では、就活生役と面接官役を交互に行ってみましょう。面接官役を行うことで、面接官から就活生がどう見えているか、など面接官の気持ちがわかるため、自分の面接に活かすことができるはずです。 

わからない、準備していない質問が出てきた!ピンチの対処法 

どんなに準備をしていても、予想していなかった質問が出てくることもあるでしょう。そのような場合に対応するヒントをお伝えします。 

冷静に質問の意図を考える 

準備していない質問でも、必ずどこかに面接官の意図はあるはずです。 

冷静になり、「なぜこの質問をしているのか?」を考えましょう。 

基本的には「自分の価値観」「志望動機」に紐づくものと考える 

基本的には、どんな質問も自分の価値観や志望動機に紐づくものと考えます。自分の価値観や志望動機で締めることから逆算して、回答を組み立てることがおすすめです。 

無言が長いのはNG!「少し時間をください」というのもあり 

わからない質問だからといって、無言になってしまうのはお勧めできません。 なぜなら、社会人になればどの職種でも自分が準備していないことは出てきてしまうからです。そのような事態に対処できるかどうか、面接官は判断しています。 「少し時間をください」「〇〇までは分かったのですが、どうしてもこの部分がわかりません」など、わからないなりにコミュニケーションをとることが大切です。 

まとめ 

いかがでしたか? 面接は想定外の事態もありますが、しっかり対策しておけば、それだけ自信につながります。 ぜひこの記事を参考にしながら準備をすすめてくださいね。 

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