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「就活の軸」の見つけ方や面接の答え方 | 就活応縁くまもと

公開日: 2023.09.01
更新日: 2023.09.01

「就活の軸」の見つけ方や面接の答え方 | 就活応縁くまもと

「就活の軸」とは企業や業界、仕事を選ぶ際に重視する「自分の価値観や絶対に譲れない条件」のことです。自分に合う企業や好きな仕事がわからない人、就活の方向性に不安を感じている人は就活の軸が定まっていない可能性があります。就活の軸を明確にすることで自分の進むべき方向性が見え、効率的に就活を進めることができます。 

また、ESや面接などで「就活の軸」「企業選びの軸」を質問する企業も多いため、対策する必要があります。ここでは就活の軸がなぜ必要なのか、就活の軸の見つけ方について紹介します。 

就活の軸はなぜ必要?



就活を進めるなかで就活の軸が必要になる理由は、「企業選びの基準になるため」と「面接対策」です。 

企業選びの基準になる

就活では数多くある企業の中から、自分に合った1社を選ばなければなりません。就活の軸は多くの企業のなかから応募する会社を選択する時や、最終的に入社するかを決める指針となります。またいくつもの企業を見ていくうちに迷いが生じることもあっても、自分にとって大切なことを把握しているため、企業の取捨選択をブレることなくできるようになります。 

面接で質問される場合がある

多くの企業では面接の際「就活の軸」や「企業選びのポイント」を質問します。どうしても志望動機や自己PRに重点を置きがちですが、実はこれらも就活の軸があることで一貫性のある受け答えができます。また、より深く質問をされても内容の矛盾を避けることができます。 

企業が「就活の軸」を面接で聞く理由



企業がなぜ面接で就活の軸を質問するのか理解しておく必要があります。
大きく分けて「就活生の価値観を知るため」と「自社とマッチしているか」を確認するためです。 

就活生の価値観を知るため

厚生労働省が公表した平成31年3月に卒業した新規大卒者の離職状況によると、大卒の離職率は31.2%で、新卒社員の約3人に1人が早期離職しています。退職理由として最も多いのが「自身の希望と業務内容のミスマッチ」が約4割となっています。企業にとって早期離職は損失も大きいため、長く自社で働き貢献できる人材なのか慎重に見極めています。そのため就活生が何を大切にしているのか、といった価値観を非常に重視しています。  

自社とマッチしているのか見極めるため

入社後のミスマッチを防ぎたいのは企業側も同じです。就活生と企業の相性や入社後に長く働けるかを確かめるために就活の軸を確認します。就活の軸と自社の社風や業務があっていると入社後のミスマッチを防ぐことができます。 

就活の軸を決める3つのポイント



自分の就活の軸を考える時にポイントを押さえることで考えを整理しやすくなります。就活の軸は大きく分けると3つに分類できます。 

人や文化を重視する:どんな人と一緒に働きたいか

就活ではどうしても企業の知名度や給料、仕事内容などに目が向きがちですが、人や文化の軸も大切な要素です。企業に属するということは周囲の人と協力して業務を進めることになります。また1日の大半を過ごす会社でどんな人と一緒に仕事をするのかは重要になります。どんな人と一緒に働きたいかをしっかり考えておく必要があります。その理由は退職理由で多いのが「職場の人間関係」だからです。そのため一緒に働く人はとても重要な要素となり就活の軸として考えておきましょう。 

【具体例】

  • 主体的に仕事をする人と一緒に働きたい
  • ひとつの夢に向かって情熱を注ぐ人と一緒に働きたい
  • 周りの人を信頼して尊重している人と働きたい

事業や仕事内容を重視する:どんな業界・業種に携わりたいか

どのような業界に携わりたいかで就活の軸を考えることもできます。就活生のみなさんは自己分析が進んでいくなかで、自分の好きなこと、得意なことが明確になっていると思います。好きなことを仕事の軸にするとやりがいを感じやすく、モチベーションを保つことができます。ただしどんな仕事に就きたいのかだけではなく、その業務に携わることで自分はどうなりたいのかを考えることも大切です。 

【具体例】

  • 人が楽しく過ごせる場を提供できる業界で働きたい
  • 商品やサービスの魅力を伝えたい
  • 働く人の役に立ちたい

働き方や待遇を重視する:どんな環境で働きたいのか

勤務地や福利厚生だけでなく、どんな経験が積めるのかといった環境から就活の軸を考えることもできます。これからの社会人生活で自分にとって働きやすい環境とはどんな環境なのか、どういった環境であれば長く働くことができるのか、能力が発揮できるのか、どのようなキャリアアップが踏めるのかなど環境を考えることは重要です。

【具体例】

  • 何事にもチャレンジできる環境で働きたい
  • 海外駐在を経験したい
  • ひとつの企業で長く働き続けたい
  • チームワークの経験を活かしチームの皆で力を合わせて働きたい

就活の軸の見つけ方




就活の軸がない、わからないという学生はどのように就活の軸を見つけたらいいのでしょうか?ポイントはまずは自己分析をして自身の理解を深め、業界や企業を知るために行動することです。 

自己分析を深める

自己分析とは今までの経験や考えを整理し、自分の強みや弱み、好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことなど全て洗い出します。そのなかで喜怒哀楽の感情が揺さぶられたできごとや記憶に残ったできごとを振り返り、「なぜ感情が揺さぶられたのか」と自問自答を繰り返し深掘りしていきます。 
また家族や友人など第三者に自分の長所や短所を聞いてみることで、自分では思いつかない気付きがあるかもしれません。第三者に聞く際にエピソードも一緒に聞いてみると、自分が忘れていた気付きを得られる可能性もあります。 

インターン参加、OB・OG訪問

インターンシップに参加し、実際にその企業で働く従業員の方々と話をしたり、仕事をしているところなどを見ることで就活の軸が見えてくることもあります。複数のインターンシップに参加し、それぞれの企業の雰囲気や仕事内容、入社後のキャリアなどについて、自分がどのように感じたかを書き出しましょう。またOB・OG訪問をしてみて実際に働く先輩から話を聞くことで、その企業や仕事内容の理解を深めることができます。「会社の雰囲気がとてもよかった」「先輩のような働き方がしたい」などを書き、それらを「どうしてそう思ったのか?」「どこに魅力を感じたのか?」と深掘りしていきます。「思っていたのと違う」とマイナスな感情も新しい軸が見えてくることがあるため深掘りしましょう。 

面接での答え方



企業が面接で就活の軸を聞くのは「志望度をはかるため」と「自社との相性をはかるため」です。なぜ他社ではなくこの企業なのか、就活生の価値観と企業の社風や企業理念とマッチしているかを確かめるためです。入社後にやりたいことや貢献できることも伝えることで、よりよい印象を残せるでしょう。また就活の軸と志望動機、自己PRに一貫性を持たせることが大切です。質問によって答えることが変わるようでは「自己分析ができていない」という印象を与え、強みや志望動機に対する信頼性を失う可能性もあるため注意が必要です。 

軸を選んだ根拠を明確に伝える

面接では「どうして当社を志望したのか」「入社後はどのようなキャリアを積みたいと考えているのか」など就活生の考えを深掘りして質問されます。「どんな軸なのか」「なぜその軸なのか」「その軸をもとに志望企業を選んだのか」を就活の軸として選択した根拠を明確に伝えることが重要です。 

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