今回は就職活動における「ポートフォリオ」について、役割や基本の構成について解説します。
就職活動だけでなく、今後の社会人生活の中で、仕事に必要なポイントにもつながりますので、
ぜひ一度読んでみてください。現在の就職活動のヒントにもなるかもしれません。
2. なぜポートフォリオが必要なの?
3. どんなときにポートフォリオが必要になる?
4. ポートフォリオに載せる内容とポイント
5. ポートフォリオの種類
6. 活用の仕方と評価のポイント
7. まとめ
8. スカウト採用におすすめ!就活応縁くまもと
ポートフォリオとは?
ポートフォリオ、とは様々な分野で使われる用語です。元々は「書類入れ」という意味ですが、就職活動においては
「自分の経歴や作品をまとめ、自分の実績をわかりやすくアピールするためのもの」を意味します。
クリエイターやアーティストが主に使う言葉ですが、近年SNSで自身の活動を発信することが容易になり、
就職活動でも利用される場面が増えています。
デザイン系、プログラミング系の選考にて多く求められることがありますが、そうでない場合も、
他と差をつける自分の実績のアピールとして利用してOKです。
なぜポートフォリオが必要なの?
ポートフォリオが必要な理由は大きく3つあります。
自分のスキルや経験を具体的に示せる
ただ「●●というデザインソフトを使用できます」と」伝えるより、実際の作品を見せたほうが具体的に伝わります。
また絵や作品でなくても、表計算ソフトを駆使した書類データ、SNSアカウント上で行った活動などでも、
企業に自分の経験をアピールすることにつながります。
能力をアピールしやすい
「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、人間は言葉で聞いたものよりも
目で見た情報のほうが印象に残りやすいとされています。
エントリーシート上の文章だけでは表現しづらいことの補足にもなります。
相手の心に響きやすい
上記と似たような理由になりますが、目で見たものの印象は強く心に残り、
「他の学生と一味違うな」と思わせるきっかけにつながります。
どんなときにポートフォリオが必要になる?
ポートフォリオが必要な場合やタイミングをみていきましょう。
デザイン系・プログラミング系の職種を希望する場合
「イラストレーター」や「webデザイナー」「プログラマー」などの職種ではポートフォリが求められることが多くあります。
実践力が求められるため、実績や成果物が選考の段階で重要視されるのです。
より志望度が高い企業の選考
ポートフォリオはより具体的に自分の実績をアピールするためのもの、とお伝えしました。
つまり他の就活生に差をつけやすく、個性を発揮できる選考の武器だと言えます。
より志望度の高い企業の選考に臨む場合はポートフォリオを準備するのも一つの手段でしょう。
必要になるタイミング
特に決まったタイミングはありません。基本的には「企業に求められたタイミング」で出すようにしましょう。
ポートフォリオに載せる内容とポイント
ポートフォリオに何を載せるか、押さえるべきポイントを解説します。
流れと構成要素
大きく下記の流れと要素を盛り込むようにしましょう。
①目次
いきなり内容から入るのではなく、目次があると見やすくわかりやすく、丁寧な印象を与えます。
②自己紹介
下記項目を必ず記載しましょう。
基本情報/過去の経歴/スキルセット/趣味や特技/自己PR
※顔写真も載せるとベターです。
③作品や実績の紹介
作品の紹介パートでは
画像/作品タイトル/概要説明(プロジェクト名、役割など)/作品の見どころ/作成時の注力ポイントやエピソード/作品の成果
を熱く語りましょう。もっともメインとなるパートになります。
④連絡先
自身の連絡先やポートフォリオサイト、運用しているSNSアカウントなどを必ず載せるようにしましょう。
最も大事なのが自己紹介
どれも履歴書にも記載している情報ですが、ポートフォリオならではのポイントとして
☑記載のレイアウトに注意する(見やすさとわかりやすさに注意し、簡潔に)
☑過去の経歴=自分の人生のターニングポイント、など興味をそそる書き方を工夫(趣味や特技、自己PRも同様)
☑スキルセットにはツールやコーディング、プログラミング言語を「どの程度の使えるか」が伝わるように
(そのスキルを駆使して作った作品や、いつそのスキルを習得したか、など)
上記の点を特に意識してください。自己紹介が簡潔にまとまっているのが、いいポートフォリオともいえます。
作品・実績紹介に載せるべきこと
☑ボリュームを多くしすぎない(10ページ程度)
☑ただの作品のまとめではなく、ストーリーが見える工夫
☑成果面についてはなるだけ数字での実績を残す(月間1万PV達成、など)
☑画像はできるだけ高画質で見やすいものを
☑端的に情報が理解できるよう長文になり過ぎない
☑全体のコンセプト・トンマナが揃っている
ことを主に心がけましょう。誤字脱字にも注意が必要です。
嘘や偽りはなく、人となり・オリジナリティが相手にも伝わるようなポートフォリオが良いポートフォリオです。
ポートフォリオの種類
ポートフォリオの提出には様々なパターンがあります。
- 紙
- PDFなどのデータ
- WEB上(サイトやブログなど)
- SNSアカウント
いずれでの提出・作成でも構いませんが、情報の漏洩にならないか、などリテラシーを順守するように気をつけましょう。
最近ではポートフォリオを作成するツールなどもあるので時間のないかたはそちらを活用してはいかがでしょうか。
活用の仕方と評価のポイント
企業は、学生がこれまで学んできたスキルやセンスが求める人材とマッチングするかを見極めています。
「この学生は一味違うな」と、意欲と素敵な人となりを感じさせることがポートフォリオの大きな役割でもあります。
評価のポイントとしては
・応募者の経験
・スキルの確認
・どんな影響を与えてくれそうか
など、一般の就職活動と変わらない部分をみています。
見ている点は同じかもしれませんが、ポートフォリオでしか伝えられない個性を存分にアピールしましょう。
まとめ
今回はポートフォリオの基本として提出の理由や作成時のポイントなどを解説しました。
今後ますます作成や提出の機会が増えるかもしれないこの「ポートフォリオ」、早めの対策で就職活動を楽に、
かつライバルに差をつけましょう!!!
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