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就活の適性検査とは?対策方法をご紹介!| 就活応縁くまもと

公開日: 2023.08.28
更新日: 2023.08.30

就活の適性検査とは?対策方法をご紹介!| 就活応縁くまもと

就活における選考では、大きく分けて「適性検査」と「面接」の二つの試験が行われることが多いです。就活生にとっては、これらの試験が具体的にどのように実施されているのか気になりますよね。
そこで、今回はこれらの試験のうち、「適性検査」について目的や特徴・検査の内容・対策方法などについて詳しく解説します。
この記事をご覧になれば、適性検査とはどのようなものかよく分かります。ぜひ最後まで読み進めてみてください。

適性検査と筆記試験の違いとは?

就活の選考では、適性検査とともに筆記試験も行われることがあります。適性検査と筆記試験は似たような試験と思われるかもしれませんが、実は違うものです。
適性検査とは、その人物の能力や性格・特性などを定量的に測定する検査のことを指します。
一方、筆記試験とは主に「言語(国語など)」や「非言語(数学など)」などの学力を判定するための試験となります。

適性検査の目的・特徴とは?

適性検査の目的は、就活生の能力や性格・特性などを定量的に測定することにより、自社で仕事を行うにあたって適した人物であるかを判定するために実施されます。
つまり、適性検査の結果を見れば、自社と就活生の間にミスマッチが起きていないかが、分かるということになります。


 

適性検査は、「性格検査」・「能力検査」の大きく二つの検査に分かれていることが特徴です。
性格検査では、その人のパーソナリティを検査します。
この検査を通して、価値観や考え方・ストレス耐性などの性格的な特性および行動特性を知ることができます。
能力検査とは、論理的思考力や一般常識などの知的能力のレベルを測定するために行われる検査のことです。

適性検査の種類・内容とは?

一口に適性検査と言っても、さまざまな検査の種類があります。
ここでは、就活における選考で利用されることが多い適性検査6点について、詳しく紹介します。

SPI

まず最初に紹介する検査は、SPIです。SPIはリクルートマネジメントソリューションズ社から提供されている検査であり、中小・ベンチャーから大企業まで幅広く利用されている検査です。
検査内容としては、性格検査と基礎能力検査があり、受検方法はパソコンでの受検・マークシートでの受検の二つの方法があります。
これらの検査を通して、その人の強み・弱みや性格特徴が明らかになり、どのような仕事に向いているのかなどについても、定量的に判定できます。

玉手箱

つぎに紹介するのは、玉手箱です。玉手箱は日本エス・エイチ・エル社より提供されている検査です。この検査も多くの企業で採用されています。玉手箱には、玉手箱ⅠVer.2と玉手箱Ⅲの二つの種類の検査があります。
玉手箱ⅠVer.2は、パーソナリティの検査に特化しており、玉手箱Ⅲは知的能力とパーソナリティ双方が検査対象となります。なお、玉手箱Ⅲでは、計数・言語の他に英語も測定能力の対象です。
玉手箱の受検方式は、パソコンを利用して行うWebテストとなっています。

GAB・CAB

GAB・CABとも、玉手箱を提供している日本エス・エイチ・エル社より提供されている適性検査です。
GABは、新卒総合職の採用を目的とした検査であり、知的能力(言語・計数)とパーソナリティを測定する検査です。これらの検査を通して、その人の特性や職務適性などが分かります。
CABは、SE・プログラマーなどのコンピュータ職としての適性を診断します。具体的な測定科目としては、暗算・法則性・パーソナリティなどが対象となっています。

TG-WEB

TG-WEBは、ヒューマネージ社から提供されている適性検査です。TG-WEBは、性格・知的能力以外にも成果を生み出す力やチームで仕事を行う力など、さまざまな適性を検査することが可能となっています。
受検方法としては、パソコンを利用するWEB方式・テストセンター方式・マークシート方式に対応しています。

小論文

小論文は、あるテーマが提示されそのテーマに沿って自分の考えをまとめる検査方法です。テーマに対する考え方や表現力・論理的思考力・文章力などが判定されます。

企業オリジナルの一般常識・時事問題

各企業が独自に作成する、一般常識や時事問題の検査です。試験の形式は企業によってまちまちであり、受検方法も記述形式やマークシート形式などさまざまなものがあります。
一般常識では主に国語や算数などの問題が、時事問題では現在世の中で起きていること全般が出題範囲となります。

適性検査の対策とは?

つぎに、適性検査の対策方法について、開始時期やおすすめの参考書・問題集などを含めて解説します。

開始時期

適性検査対策を始めた時期は、卒業前年度の2月~卒業学年の4月頃に着手している就活生が多いです。
適性検査の準備は、なるべく早くから始めると、しっかりした対策が可能となります。そのため、早め早めに準備をした方が良いでしょう。

適性検査の種類別対策方法

つぎに、適性検査の対策方法について、検査の種類ごとに紹介します。

SPI・玉手箱・GAB・CAB・TG-WEB

SPIなどの検査は、知識問題ではないため暗記対策を行うことは難しいです。しかし、これらの検査は、ある程度出題傾向があるため、過去問を解くことが最も良い対策方法でしょう。
また、模擬試験や大学によっては対策講座が開催されているところもありますので、これらの機会を活用することも対策の一つとなります。

小論文

小論文の作成に必要な能力としては、読解力や文章力などがあります。読解力の向上には、日頃から新聞や読書を行うと良いでしょう。
また、文章力の向上にあたっては、制限時間を決めてあるテーマに沿って、自分の考えを実際に書いてまとめるとよいでしょう。その際に、書いた文章を第三者に見てもらい、読みやすい文章か、誤字脱字がないか、伝えたいことが明確かなどをチェックしてもらうことも良い対策となります。

企業オリジナルの一般常識・時事問題

一般常識の出題範囲は、主に義務教育における基礎学力(国語・算数など)となるため、それに見合った参考書や問題集を利用して対策を行うとよいでしょう。
時事問題については、新聞やニュース番組などを視聴して、世の中で最近起きている事柄を把握することが、もっとも効率的な対策方法です。

おすすめの参考書・問題集

SPIについては、多くの企業で採用されていることから、参考書や問題集・過去問・対策本などがさまざま出版・市販されています。

これらの参考書や問題集を実際に手にとってみて、自分に合ったものを利用することをおすすめします。なお、参考書や問題集を利用するにあたっては、何冊も違うものを利用するのではなく、1冊を繰り返し繰り返し活用し徹底的にマスターした方がよいでしょう。

適性検査当日の注意点


 

つぎに、適性検査当日の注意点について、簡単に紹介します。

持ち物

各企業ごとに、当日の持ち物は指定されていることが多いため、指定された持ち物は忘れないように入念にチェックをしておきましょう。

一般的には、顔写真付き本人確認書類(運転免許証など。有効期限内のもの)・筆記用具・メモ用紙・時計などの持参を求められるケースが多いようです。

服装

服装については、検査を実施する場所によって判断しましょう。適性検査の開催場所としては、自宅・テストセンター・企業内などがあります。
自宅・テストセンターでは、設置されているパソコンを利用してオンラインで検査を行います。

一方、企業内で行われる場合には、オンライン形式またはペーパーテスト形式によって、検査を行います。

近年では企業側の検査準備の負担軽減や、不正防止対策などにより、テストセンターで検査を行うケースが多いようです。

自宅やテストセンターで受検するときには、スーツに限らずカジュアルな服装でも問題ないでしょう。ただし、適性検査の前後に会社説明会や面接などのため、企業を訪問する予定がある場合には、スーツ着用がおすすめです。会場が企業内の場合には、スーツ着用が無難と言えます。

その他

検査時間に遅れることは厳禁です。当日は電車遅延など予期せぬことが発生する可能性もあります。そのため、予定時間より早めに会場に着くように心掛けましょう。また、万が一遅刻することになった場合は、早めに先方に連絡するようにしましょう。

まとめ

今回は、就活の適性検査について、目的や特徴・対策方法・当日の注意点などについて紹介してきました。
適性検査の対策方法としては、多くの企業で採用されているSPIの場合には、事前に過去問を入手し、繰り返し何回も解くことが効率的な対策方法ということが分かったかと思います。
就活生の皆さんは、今回の記事をご覧の上、早め早めに適性検査対策をしてみてはいかがでしょうか。

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