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就活って何社受けるのがベスト?就活応縁くまもと 

公開日: 2024.04.22
更新日: 2024.04.22

就活って何社受けるのがベスト?就活応縁くまもと 

就活を進めていくなかで「どれくらい受ければいいの?」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。また「他の就活生はどれくらい受けているの?」と気になることもあると思います。就活に正解はなくエントリーする数も人それぞれです。ある程度の数は受けておかないと不安になりますし、かといって数が多くなると事前準備や対策が十分にできなくなってしまいます。この記事では就活では何社受けるのが適切なのか、受ける企業はどのように選ぶのかを紹介していきます。 

就活では何社くらい受ける?


就活では自分が受けたい企業を決めてエントリーしなければなりません。エントリーとは就活サイトなどで興味のある企業に個人情報を登録する「プレエントリー」と、プレエントリーした企業に対し選考に参加したいと正式に応募する「本エントリー」があります。一般的にエントリーとは説明会や選考スケジュールなど選考に必要な情報を得ることを指し、応募とは異なります。就職サイトや企業によって名称は異なるので混乱しないようにしましょう。 
エントリーするのに他の就活生がどのくらいエントリーしているのか気になる人も多いのではないでしょうか。2022年卒の学生データをもとに解説していきます。 

エントリーの平均数

内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果報告書」によるとエントリー数は10~19社となっており、約3割と最も高くなっています。また約2割の学生が30社以上エントリーしています。内定獲得者はやや多めにエントリーしている傾向もありますが、平均17社前後と考えるといいでしょう。 

企業説明会への参加は10~19社ほどとなっており、30社以上の説明会に参加する人は少なくなっています。企業説明会は自分の知識や視野を広げる機会となるので、可能な限り参加するのもいいかもしれません。ただしやみくもに参加すればいいというものでもなく、絞り込むことが難しくなる可能性もあるので、10社ほどを目安にしてもいいかもしれません。 

エントリー数が多いことでのメリット・デメリット


エントリー数の平均や、内定獲得者がやや多くエントリーすることがわかりました。では数多くエントリーするほうが有利なのでしょうか。ここではエントリー数が多いことのメリットとデメリットを考えていきます。 

メリット

エントリー数を多くすることのメリットは「いろいろな企業を比較することができる」「エントリーシートの作成や面接の機会が増えることで経験を積むことができる」「複数の企業にエントリーすることで落ちても気持ちに余裕が持てる」です。それではひとつずつ解説していきます。 

いろいろな企業を比較することができる

いろいろな企業をエントリーすることでそれだけいろいろな企業を知ることができます。業務内容や働き方は企業によってそれぞれですので、エントリー数が多いほど自分に合った企業がみつかる可能性が高くなります。一方で自分に合わない企業もわかるので、入社してからのミスマッチを防ぐことにもなります。 

エントリーシートの作成や面接の機会が増えることで経験を積むことができる

エントリーすることは必要なエントリーシートの作成や面接の機会が増えます。就活を始めて間もないころは納得できるものを作成するのに苦労しますが、作成機会が増えることで内容もどんどんブラッシュアップしていき、次の選考に活かすことができます。また面接では数をこなすほど質問などの受け答えもスムーズになり、緊張も少なくなります。 

複数の企業にエントリーすることで落ちても気持ちに余裕が持てる

就活を進めていく中で選考に落ちることも珍しくありません。また内定がなかなかでないと気持ち的にも焦ってしまいます。しかしエントリー数が多いことで「落ちても次がある!」と気持ちに余裕ができ、前向きに次の選考に臨むことができます。  

デメリット

一方でエントリー数を増やすことでデメリットになることもあります。「スケジュール管理が難しくなる」「企業ごとの選考対策の時間が少なくなる」の2つのデメリットについて解説します。 

スケジュール管理が難しくなる

エントリー数が増えると、エントリーした企業ごとに調整や管理する必要がでてきます。エントリーシートの作成や面接日程の調整など時間を割くことになります。またエントリー数が多いと当然企業とのやりとりや案内も多くなります。企業によって締め切りが違うなどスケジュール管理が難しくなることがあります。提出書類の締め切りだけはなく、選考に関する連絡など日々多くの情報が届くので、希望する企業の優先順位をつけることや、常に最新の予定を把握できるように管理する必要があります。 

企業ごとの選考対策の時間が少なくなる

対応する企業が増えると1社ごとに費やす時間が減ってしまいます。エントリーシートを作成するのにも企業研究や自己理解は欠かせません。面接対策でも企業ごとの志望動機が必要になり、時間をかけて企業研究を行う必要がありますが、企業研究の時間が短いと完成度の低いエントリーシートしか作成することができず、書類選考を突破することが難しくなります。たとえ書類選考を突破できても面接では志望動機など詳しく聞かれるため、苦労する可能性があります。 

エントリー数が少ないことでのメリット・デメリット


ではやるべきことの多い就活で、エントリー数を少なくし効率的に就活を進めたいと考える就活生も多いと思います。ここではエントリー数が少ないことでのメリット・デメリットを解説します。 

メリット

エントリー数を少なくすることで得られるメリットとして「スケジュールに余裕ができる」「ひとつの企業に対して念入りに企業研究・面接対策ができる」の2点です。 

スケジュールに余裕ができる

エントリー数が少ないとスケジュールに余裕がでます。選考の準備だけではなく、選考通過となった場合に同じ時期に選考が行われることがよくあります。スケジュールに余裕があると日程調整がおこないやすくなり、選考準備に時間をかけることも可能になります。 

ひとつの企業に対して念入りに企業研究・面接対策ができる

エントリー数がある程度絞られていると、それぞれの企業に対して企業研究に多くの時間を使うことができます。企業研究を深掘りすることでエントリーシートの完成度は高くなり、面接対策にも時間をかけることができます。選考を突破するには企業のことをより理解し深掘りすることが必須です。ひとつひとつの企業に集中して深掘りすることで志望動機に説得力が増します。 

デメリット

逆にエントリー数が少ないことでのデメリットは「視野が狭くなる可能性がある」「内定がゼロ、もしくは遅くなる可能性がある」の2つです。 

視野が狭くなる可能性がある

就活を始めると業界研究だけではなく自己分析も重要になります。エントリー数が少ないと自己分析を深掘りする機会も少なく、エントリーする企業研究の視野が狭くなりがちです。エントリー数が少ない場合は自分にマッチした企業に出会える機会も少なくなるため、明確に志望業界を絞る必要があります。 

内定がゼロ、もしくは遅くなる可能性がある

エントリーすれば内定が得られるわけではありません。エントリー数が少ないと企業の選考過程で落ちた場合、再度エントリーする企業を探さなくてはいけません。時期によっては追加でエントリーができなくなることもあるので注意が必要です。時期が遅くなればそれだけエントリーできる企業は少なくなり、本当に希望する企業に出会えるチャンスも逃すかもしれません。最悪の場合、どこにもエントリーできず内定がゼロという状況もあり得ます。内定がもらえずにいると精神的にも不安定になり、就活自体が負担になることもあります。 

エントリーは数より質!


エントリー数が多くても少なくてもどちらにもメリット・デメリットがあることがわかりました。かといって周囲の就活生のエントリー数が気になるのも事実です。しかし平均より多い・少ないなどエントリー数ばかりにこだわるのは注意が必要です。エントリー数はあくまで就活を進めるための手段にすぎません。数に気をとらわれるのではなく、自分に合った方法で就活を進めることが重要です。複数社同時並行して就活を行うのが得意な人もいれば、じっくりひとつひとつ時間をかけて進めることが得意な日もいます。自分はどのように就活を進めたいのか、質にこだわって就活を進めていきましょう。 

自分に合った企業を選ぶ

エントリーする企業を選ぶには自分の価値観に合った企業であるかが大切です。価値観に合った企業とは言い換えれば就活における軸になります。就活の軸を考えるには自己分析が必要不可欠です。自己分析についてはこちらを参考にしてみてください。
 

まとめ


エントリー数の平均と、多い時や少ない時メリット・デメリットを紹介しました。どちらがいいというわけではなく、自分の就活スタイルに合わせて進めていくことが重要です。無理のない範囲で行える自分に見合ったエントリー数で就活を送りましょう 

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