就職活動の中で企業担当者や就活エージェントから届くスカウトメール。興味がある企業や有力な候補であればすぐにでも返信したい!となりますが、興味のない企業からのスカウトや自分の希望とマッチングしていない企業からのスカウトにはどのように対応したらいいのか、迷うことはありませんか。
せっかくの機会を逃さないためにも、スカウトメールの返信方法について詳しくお伝えしていきます。
スカウトメールに返信は必要?
毎日のように届くスカウトメール。就活生にとってどのように対応したらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
スカウトメールにはいくつかの種類があり、そのほとんどがコンピューターによる自動配信されるメールなので、基本的には返信は不要です。ただし企業の担当者から直接届くスカウトメールや、自分の希望にマッチしたものであればすぐに返信するようにしましょう。
スカウトメールとは?
就活サイトに登録すると、企業の採用担当者や就活エージェントからスカウトメールが送られてくることがあります。このスカウトメールとは学生に「この求人に応募してみませんか」と応募を促すメールのことです。
スカウトメールには大きく4種類に分けられます。「スカウト」という言葉を聞くと企業から直接のスカウトをイメージされるかもしれませんが、就活サイトから送られてくるスカウトメールは、企業から直接届くものばかりではありません。ここではスカウトメールの内容や違いについてみていきましょう。
どんなスカウトメールがあるの?
企業の採用担当者が送るスカウトメール
就活サイトに求人を掲載している企業から送られてくるスカウトメールです。
企業の採用担当者が、登録している学生の経歴やプロフィールなどを見て「ぜひ採用したい」と考えて送信しています。
スカウトメールの中では採用につながる可能性が高く、最も優先すべきメールになります。
就活エージェントが送るスカウトメール
企業から採用を依頼されている就活エージェントから送られてくるスカウトメールです。
学生の登録情報と企業の求人情報がマッチングしている可能性がありそうな求人が送られてきます。
採用のプロである就活エージェントが選考通過の確率が高い求人を紹介しているので、企業からのスカウトメールに比べると優先度は下がりますが、選考通過の確率は高いといえます。
就活サイトの担当者が送るスカウトメール
就活サイトの担当者から送られてくるスカウトメールで、担当者が登録情報を確認したうえでマッチングしそうな求人を紹介してくれます。実際には求人内容と学生をシステム上でマッチングさせるため、あまり興味のない求人が送られてくることもあります。
- コンピューターによる自動送信されるスカウトメール
学生が登録している経歴やプロフィールなどと、登録されている企業の求人条件がマッチングした場合に自動的に送られてくるメールです。
コンピューターでの自動処理になるのでマッチング率は高いとはいえず、何度も同じ内容のスカウトメールが届く時もあります。
スカウトメールは積極的に返信しよう
スカウトメールは興味がない、自分の希望とマッチしていないと思えば基本的に返信は不要です。
ただしスカウトメールの返信は、自己PRのチャンスともいえます。
自分の希望条件がいまいち合わない、といった場合でも応募の段階から条件の相談を行えることもあるので、少しでも興味があれば積極的に返信してみましょう。
返信が不要/迷わずスルーでOKなケース
迷わずに返信が不要なケースもあります。
明らかな一斉送信メール
「◯◯大学のみなさんへ」「たくさんの学生さんにご案内しています」といった文言。個別性がなく、誰にでも送っています。
自分の志望業界と大きくズレている
「金融志望なのに飲食店スタッフ募集」「地元志向なのに首都圏限定」。条件が違いすぎるなら無理に関わる必要はありません。
エントリー経験がないのに突然届いた怪しいメール
就活サイト経由ではなく直接届いた場合は要注意。個人情報の扱いが不安なら無視が安心です。
「返信すべきメール」と「スルーでOKなメール」を切り分けることで、就活の負担を減らし、本当に大切な企業とのやり取りに集中できます。
返信すべきケース/優先度の高い順
一方で、地元企業や志望業界からの スカウトメール は返信する価値があります。
特に①希望する業界や地域に関連がある場合、②自分のプロフィールに触れて具体的に書かれている場合、③面談や説明会など具体的な案内がある場合は、優先して返すとチャンスにつながりやすいです。
【状況別】スカウトメールの返信例文
実際にスカウトメールが送られてきたら、どのように対応すればいいのでしょうか?
スカウトメールが届いたものの返事をしたほうがいいのか、どのように返事をするのがよいのか悩んでいる間に時間が経ってしまった…と、せっかくのチャンスを逃すのはもったいない!
すぐに使える状況別返信例文をご紹介します。
- スカウトメールに対するお礼
- 企業担当者がわかりやすいように件名は変えずそのまま全員に返信する
- できるだけ早く返信する
スカウト企業に興味があるとき
スカウトに対する前向きな姿勢を伝えるようにしましょう。
「この企業に就職したい」「企業の魅力を感じている部分」などを記載するようにします。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
◯◯株式会社
△△ 様
はじめまして、××と申します。
この度はスカウトメールをお送りいただき、誠にありがとうございます。
求人内容を拝見させていただき、貴社の事業内容に大変魅力を感じております。(企業の事業内容や業務内容に対して感じている魅力を伝える)
ぜひ前向きに検討させていただきたく存じますので、今後の流れについてご教示いただけますでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
スカウト企業に質問や相談がある
求人内容に関して疑問に思うことや相談したいことがある場合は、メールで返信して確認しましょう。自分の希望とマッチングしていないな、と諦めるのではなく積極的に質問や相談することで、選考に繋がる可能性もあります。「こんなこと聞いてもいいのかな」と躊躇せずに思い切って返信してみましょう。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
◯◯株式会社
△△様
はじめまして、××と申します。
スカウトメールをお送りいただき、誠にありがとうございます。
貴社の求人内容を拝見し、(企業の事業内容や業務内容)に大変興味を持ちました。
ぜひ前向きに検討させていただきたいと考えておりますが、ご質問がありご連絡差し上げました。
・◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
・◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
(具体的な質問事項を記載する)
ご多忙のところ恐れ入りますが、ご返信いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
返信が遅れてしまった
多忙な就活では興味のある企業からのスカウトメールが届いても、返信するのを先延ばしにしてしまうことがあるかもしれません。スカウトメールには有効期限が記載されており、2週間程度が多いとされています。なかには期限が過ぎると返信できないこともあるので要注意です。
返信する際はお詫びを必ず記載します。また何度もスカウトメールが届いていた場合は、お礼も伝えるようにします。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
○○株式会社
△△様
はじめまして、××と申します。
このたびはスカウトメールをお送りいただき、誠にありがとうございます。
返信が遅くなりまして大変申し訳ございません。
恐れ入りますが、こちらの求人はまだ応募可能でしょうか。
可能であれば業務内容について詳細をお聞かせいただければと考えております。
ご多忙のところ恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。
検討・保留したいとき
就活を行ううえで、送信されたスカウトメールに応募するか悩むこともあります。条件などをもっとよく検討したい時や、他企業の選考結果を考慮したいなど、すぐに返信できないことがあります。
その際は「少し考える時間が欲しい」ことを伝えるようにします。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
○○株式会社
△△様
はじめまして、××と申します。
このたびはスカウトメールをお送りいただき誠にありがとうございます。
スカウトをいただき大変光栄ではございますが、少々検討するお時間をいただければ幸いです。
方針が固まりました際には、改めて回答いたします。
勝手なお願いで申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
お断りしたいとき
スカウトを断る場合にも返信します。辞退するときは、スカウトに対するお礼と、辞退する意思を記載します。スカウトを断る場合でも、今後の就活においてどこかで縁があるかもしれませんので、丁寧な対応を心がけるようにしましょう。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
○○株式会社
△△様
はじめまして、××と申します。
このたびはスカウトメールをお送りいただき誠にありがとうございます。
大変魅力的なスカウトではありましたが、熟考の結果、今回の貴社からのスカウトへの応募は辞退させていただきたく存じます。
大変申し訳ございません。
またご縁がございましたら、その時は何卒よろしくお願いいたします。
末筆ですが、貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
面談日程の打診・調整をしたいとき
スカウトメール で面談の案内をもらった場合は、候補日を複数伝えるのがスムーズです。1日だけ指定すると予定が合わないこともあるので、2〜3日候補を出すと親切です。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
○○株式会社
△△様
はじめまして、××と申します。
この度はスカウトのご案内をいただき、誠にありがとうございます。
面談について、10月3日(火)午後または10月4日(水)午前でご調整可能ですが、ご都合いかがでしょうか。
もし上記で難しい場合は、別日も検討いたしますのでご提案いただけますと幸いです。
インターン/アルバイトから始めたいとき
企業に強い関心があっても、いきなり本選考ではなく「まずはインターンやアルバイトから挑戦したい」と伝えるのも選択肢のひとつです。社風を体験できるため、入社後のミスマッチ防止にもつながります。
件名:先方のメール件名を変えずに返信
○○株式会社
△△様
はじめまして、××と申します。
ご案内いただきありがとうございます。貴社の事業に強く関心を持っております。
ただ、まずはインターンやアルバイトとして経験を積みながら理解を深めたいと考えております。そのような機会はございますでしょうか。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
就活ではスカウトメールへの返信も大切!
スカウトメールは、企業があなたに「会ってみたい」と思った証。せっかくのチャンスも、返信しないままでは何も始まりません。
丁寧に返信することで、興味を持ってもらえた理由を知れたり、選考がスムーズに進むこともあります。
もし返信内容に迷ったら、「しゅーくま」でプロのサポートを受けてみてください。
スカウト返信の添削から、企業とのやり取りの練習まで、あなたの「第一印象」づくりをしっかりサポートしてくれます。
「熊本が大好きだ!」「熊本のために働きたい!」という学生さんは、ぜひ「しゅーくま」を活用して、地元での就活をスムーズに進めましょう!!