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就活で英語は必要?就活で活かせる資格やレベルを紹介! | 就活応縁くまもと

公開日: 2023.09.22
更新日: 2023.09.22

就活で英語は必要?就活で活かせる資格やレベルを紹介! | 就活応縁くまもと

就活生にとって英語力は気になることの一つ。これから英語を勉強する方は、英語は志望企業に必要かどうか、そして何を目標に勉強すべきかを知っておく必要があります。すでに英語力がある方は、より効果的な自己PRができるといいでしょう。今回は、就活には避けて通れない英語の必要性、資格やレベルを紹介します。

英語は就活にどう影響する?


この章では、英語力と就職の関係についてお伝えします。「志望企業に英語力は関係ないだろう」と思っていても、実際は採用試験の過程で英語が必要だったり、今後の事業展開で英語力のある人材を欲していたりする場合もあります。志望する企業の選考フローや今後の動向など、情報収集を行うようにしてくださいね。

企業によっては英語力を採用条件としている

通訳や英文事務など、英語を業務に使用する企業はもちろん、商社やメーカーなど、海外の顧客と取引の機会がある企業も、英語が採用の必須要件となります。このような業界を志望する場合は、英語ができるかどうかで、応募できる幅が大きく変わります。

採用試験のWebテスト

採用試験におけるWEBテストの中には「C-GAB」「玉手箱」「TG-WEB」など英語が出題されるものもあります。出題形式は、文法穴埋め問題、長文正誤問題、長文読解など。いずれも難易度は高くなく、中高生レベルの英語がわかっていれば回答できる問題です。ただ、制限時間が短いので、しっかり対策をしていないと焦ってしまい本来の実力が発揮できないことも。可能であれば志望企業のWEBテストの種類を把握しておき、英語の対策を練っておくと良いでしょう。

英語力を重視する企業が増えている

現状は英語力を重視する企業は少ないですが、今後は増える見込みです。今後、人材採用時などに英語力を求める企業は、1割弱から2.5倍に増える見込みとされています。
(参照元:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会による「英語活用実態調査(企業・団体、ビジネスパーソン)2022」)

これは英語力に限った数値ではないものの、今後も英語力を重視する企業は増えることが予測されるため、就活時には英語力をつけておくこと安心です。

企業から求められる英語のレベル



では、どれくらいの英語力があれば企業に英語力があると認められるのでしょうか。

英語力を採用条件としている企業の場合

後述するTOEICの点数を基準としている企業が多いです。一般的にはTOEIC600点以上を取得していることが最低ラインです。航空業界や旅行業界など業務で英語が必要になる場合は、TOEIC700点以上を取得しているとある程度の英語力があるとみなされます。

就活で有利になる英語資格とレベルを紹介


この章では前述したTOEICをはじめとした就活に有利になる英語の資格とレベルを紹介します。

1.TOEIC

就活をするのであれば受けておきたいTOEIC。日常生活やビジネスに必要なコミュニケーション能力を測るテストです。リスニング・リーディングとスピーキング・ライティングの2つのテストに分かれています。特にリスニング・リーディングテストは、企業が採用基準にすることが多いです。TOEICは、0~990までのスコアで判断されます。

履歴書に書いて英語力のアピールになるのは600点以上

一般的に、点数別だと下記のような基準です。

  • 600点~695点:上場企業が一般社員に求めるTOEICスコアの平均。十分な基礎力があり、ある程度の英語力を身につけていると見なされる。
  • 700点~795点:高得点と言われるレベル。海外赴任の最低ライン。
  • 800点~895点:外資系企業も含めて、ほとんどすべての企業で就職・転職時に足切りにあうことはない。仕事で使いこなせるレベルの高い英語力を持つ。
  • 900点~905点:ネイティブに近い英語力がある、英語講師など英語に関するどんな職もつける可能性がある。

TOEICの内容は、会社や仕事の内容に関するものが多く、大学生が取り組む馴染めない思いをすることもあるでしょう。ですが、しっかり準備をするとスコアは必ず上がります。根気強く取り組みましょう。

2.TOEFL

外資系企業や国外企業で働きたい場合はTOEFLテストの受験をしておくようにしましょう。海外の企業ではTOEFLの方がTOEICよりも知名度が高いためです。

TOEFL®テストは、主に英語を母国語としない人の「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能の試験があります。主に、海外の大学や大学院で必要とされる、自然科学、社会科学、芸術などアカデミックな話題が扱われます。

日本の企業でTOEFLが採用基準とされるのは一般的ではありません。ただ、TOEICよりもリーディング、ライティングの難易度も高く、スピーキングやライティング能力があることの証明をすることも可能です。そのため、学術論文などを業務で扱うことが多い場合は、TOEFLの点数がアピールポイントになる可能性もあります。

TOEFLのスコアは120点満点(※1 TOEFLiBT ®の場合)で、点数ごとの基準は以下の通りです。

  • 73点~94点:国内企業の就職
  • 80点以上:国内外資系企業への就職
  • 100点以上:海外企業への就職

3.英検(実用英語技能検定)

英検は日本国内最大級の英語能力試験です。小中学生の時に受験経験のある方も多いのではないでしょうか。

試験問題は「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能、日常生活からアカデミック、ビジネスまで社会で求められる英語力を測ることができます。3級以上は一次試験と二次試験に分かれ、一次試験は筆記、二次試験では面接が行われます。

TOEICと比べると、英検は企業の採用要件として明確に定めているところは多くありません。ただ、国内最大級の試験として知名度が高いのも事実。2級以上を取得している場合は、履歴書に書くとアピールできるでしょう。

4.IELTS

IELTSは米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能で測定する試験です。英語圏のほぼすべての高等教育機関で認められており、世界140カ国以上の1600以上の会場で受験することが可能です。

海外ではIELTSを英語力の基準とみなす企業が多いです。英語圏への就労ビザ申請にはオーバーオールスコア(4技能総合評価)4.0~5.0以上が通常です。また、外務省はIELTS7.0以上を採用要件としています。

5.Linguaskill Business

Linguaskill (リンガスキル)は、ケンブリッジ大学英語検定機構が提供するオンラインの英語テストです。世界50カ国以上の企業や機関で活用されています。ユニークなのが、受験者の能力に応じてレベルや設問数が変化する「アダプティブ」な方式ということ。問題に正解すると次の問題はより難易度が高く、問題に不正解だと次はより簡単に、という方式です。

Linguaskillはgeneral、businessの2つの方式があり、generalは日常生活や学校、テクノロジーなどの幅広いテーマ、businessは主にオフィス、サービスの売買などビジネスに関するものになっています。

日本での知名度はまだまだ低いですが、スピーキングの能力が測れることやオンラインで結果が出されるのが早いことを魅力として、採用活動でもLinguaskill採用の動きは広まっています。また、欧米では広く認知されており、Linguaskill Businesを採用の条件としている海外企業もあります。

留学経験はガクチカでアピール

留学経験は、語学能力のみならず、海外で培った広い視野が企業にとって魅力となるはずです。学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」でアピールするようにしましょう。

ただ、留学したという経験だけではアピールするのは難しいです。留学に対する目的意識、準備として継続してきた英語学習、留学で得た知見や問題意識など、企業が求める人物像に合わせて話せる準備をしておくと良いでしょう。

就活で英語力をアピールする時に注意する3点


ここまで述べたとおり、英語力があることは就活にとって有利になることは間違いありません。

ただ、英語力をどうアピールするかによって企業の印象も変わってくるでしょう。せっかくの英語力を効果的にアピールにつなげるための注意点を3つお伝えします。

1.英語力の他にアピールできる強みを準備

単に英語力があるというだけで採用されるのは難しいでしょう。なぜなら、英語が採用要件となる企業では、どの学生も英語力をアピールしているので、差別化が図りにくいからです。

英語の他にアピールできる強みを探してみましょう。ご自身の専攻や携わってきた活動と組み合わせるのも一つの手です。また、英語を学ぶ過程でも何かしらの強みを得ているはずです。例えば、英語をコツコツと学び続ける継続性、海外の人と物怖じせず話せるコミュニケーション能力、英語で情報を得ようとする探究心など、企業に合わせたアピールポイントが作れるといいですね。

ぜひ、どのように英語を学んできたかも含めて学生生活を振り返ってみましょう。

2.企業の求める英語力を把握しておく

志望企業がどのレベルのどんな英語力が必要なのかを事前に把握しておかないと、せっかくの英語力が効果的にアピールできません。

企業によって求める英語力は異なります。例えば、海外の顧客との商談を行う業務が多い企業は、瞬発的に英語でコミュニケーションを取る能力が求められます。一方で、英語の論文を参照する業務が多い企業は、じっくりと正確に英文を読む能力が問われるでしょう。

企業説明会やOB・OG訪問によって、志望企業の業務を把握した上で、企業に合わせた自己PRをすると良いでしょう。

3.資格取得準備は早めに。スケジュールを要確認

前述の通り、英語の資格は英語力の客観的な証明になります。資格取得を検討する人は、早めに準備を行いましょう。

資格の中には、申込から受験、結果発表まで時間を要するものがあります。例えばTOEICは、1ヶ月に1回試験が行われますが、約1ヶ月前には申し込むことが必要ですし、結果が出るのは受験から約3週間後。受験を考え始めるなら、結果が必要な2ヶ月前から申し込みをしないといけません。また、他の英語の資格の中にも、1年に2~3回しか受験できないものもあります。希望の企業の面接にタイミングを合わせないともったいないですよね。受験したい資格が決まったら、資格のHPを確認しましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は就活における英語の必要性、資格、自己PRの方法についてお伝えしました。英語は、自信がある人もない人も、早めの準備をしておくに越したことはありません。

特に近年はグローバル化が進み、地方にも外資系企業が参入するケースがあります。

最近は、熊本に台湾の半導体受託大手、TSMCが進出。半導体製造分野のみならず、行政や金融を中心にグローバル人材供給が急務となっています。熊本大学では、地元のグローバル化の流れを受けて、教育プログラムに「高度な英語教育」サポートプログラムを導入しました。

地元企業で就職するつもりだと考えていても、英語とは無縁ではいられない時代。気づいた時が今であれば遅くはありません。当記事を参考に情報収集を進めましょう!

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