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就活に有利に進める!インターンシップの活用法|就活応縁くまもと

公開日: 2023.10.17
更新日: 2024.04.23

就活に有利に進める!インターンシップの活用法|就活応縁くまもと

「インターンシップではどんなことをするの?参加した方が良い?」

「インターンシップに参加するには、どのように申し込むの?」

など、考えている就活生もいるのではないでしょうか。

インターンシップは就活生にとっても、企業にとってもメリットの多いプログラムです。インターンシップについて、きちんと把握して参加することで、就活を有利に進めることができます。

そこで今回は、インターンシップについて詳しく解説します。開催時期や申し込み方法、参加するときに気をつける点、参加後にすべきことについても説明します。インターンシップを活用し、就活を成功に導きましょう!

就活のインターンシップとは?


インターンシップとは、就活生が職場で実践的な経験を積むためのプログラムです。

企画されたプログラムを通して、現場でしか分からない仕事の内容や職場の雰囲気を知る機会になります。報酬が発生するインターンシップもありますが、アルバイトとは異なり、企業が会社の風土や仕事について知ってもらうために開催されます。

インターンシップを取り入れる企業が多い

近年、インターンシップを導入する企業が増えています。2023年3月に一般社団法人日本経済団体連合会が公表した「質の高いインターンシップに関する 意向調査結果 」によると、2022年度においてインターンシップを実施した企業は全体の82%を占めており、企業にとってはインターンシップを実施することは、もはや当たり前の状況になっています。企業がインターンシップを導入する理由は、以下のとおりです。

  • 新しい人材の教育
  • 離職の防止
  • 優秀な人材の獲得

それぞれについて、詳しく説明します。

新しい人材の教育

企業はインターンシップを新しい人材の「教育の場」のひとつとしています。

企業がインターンシップを導入することは、採用した人材を即戦力にするという、企業のねらいです。
そのため、社員が働いている姿を見学してもらうだけでなく、実際の仕事につき業務を行ってもらいます。
企業は仕事を体験してもらうことで、働く上で必要なノウハウを学んでもらいたいと考えています。

離職の防止

企業にとってインターンシップは、入社後の早期離職を防ぐ目的もあります。

就職後1年も経たずに、退職する人材も少なくありません。離職は企業にとって大きな痛手となります。
早期に退職する理由として「給与があまりもらえない」「自分がしたい仕事ではなかった」ということがあります。入職後に「思い描いてた企業のイメージとは異なる認識のズレ」が生じることが原因です。

早期離職を防ぐためにインターンシップの中で企業は、自社について詳しく知ってもらえるような企画を行います。

優秀な人材の確保

企業にとってインターンシップは、優秀な人材を確保する機会となります。

一般的な面接や履歴書だけで就活生を見極めるのは困難です。採用後に「思い描いていた人材と違う」となってしまうことは少なくありません。
採用担当者は就活生の活動や振る舞いを見て、採用試験だけでは把握できない能力や人柄を知ることができます。就活生の人物像を詳しく知ることができるインターンシップは、企業にとって優秀な人材を確保する機会となるのです。

インターンシップに参加するメリット


就活生がインターンシップに参加するメリット
は、以下の5つです。

1.実践的な仕事の経験ができる

2.職場の雰囲気や業界を理解することができる

3.人脈を広げることができる

4.履歴書や面接でアピールできる

5.内定につながることがある

インターンシップに参加することで、社員と同じ仕事を体験し、就活生は説明会だけでは分からない職場の雰囲気や企業への理解を深めることができます。また、さまざまな学校の就活生と会う出会いのきっかけとなり、人脈を広げるチャンスになります。

さらに、インターンシップでの活躍が企業に認めてられると、そのまま内定につながることもあります。もし、インターンシップ先とは別の企業への就職を望んでも、インターンシップでの学びを採用活動でのアピールポイントのひとつとして活かすことができます。

インターンシップの種類

企業が計画するインターンシップには、大きく分けて3つの種類に分けられます。

  • 会社説明やセミナー型
  • プロジェクト体験型
  • 就業型

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

会社説明やセミナー型


セミナー型は1日〜数日間で行われるインターンシップです。座談会やグループワーク、オフィス見学などが行われます。参加することで、業界や企業、業種について理解を深めることができます。社員から話を聞く機会があるため、企業の雰囲気を知ることもできます。これらの労働を伴わないインターンシップは、無給であるケースが多いです。

プロジェクト体験型


プロジェクト型は、1〜2週間で行われるインターンシップです。

参加者が5〜10名のグループになり、与えられた課題に取り組んでいきます。課題から企画を立案し、最後にはプレゼンテーションまで行います。社員と変わらない業務を体験することができ、活躍することができれば内定につながる可能性もあります。さらに、業務を体験することができるため、企業への理解を深めるだけでなく、自分の適性を見極める機会にもなります。

就業型


就業型は、社員の1人として働き、仕事を体験するインターンシップです。期間は半年〜1年ほどで、週に2〜3日勤務します。2〜3年ほどのところもあり、フルタイムで働く場合もあります。

行う業務は、雑務のようなものから社員と変わらない業務に就くことがあります。長期で参加する就業型のインターンシップでは、実践で役立つスキルを学べることが魅力です。

就業型のような長期インターンシップでは、労働を伴うため有給であるケースが多いです。

2025年度卒業者からのインターンシップ変更点

2022年6月、文部科学省・厚生労働省・経済産業省は『インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方』の内容を一部改正しました。改正点が適用されるのは、2025年度卒業生からとなります。

具体的な変更点は、以下の3点です。

  • インターンシップ対象の変更
  • インターンシップで取得した学生情報の活用変更
  • 就活スタートの事実上の前倒し

それぞれの変更点の詳細について、詳しくみていきましょう。

インターンシップ対象の変更

政府は、インターンシップを含む「学生のキャリア形成にかかる産学協働の取組み」を以下の4種類に区分しました。

  • オープン・カンパニー
  • キャリア教育
  • 汎用的能力・専門活用型インターンシップ
  • 高度専門型インターンシップ(試行)

そしてこの4種類のうち、「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」を、インターンシップと定義することになりました。なお、高度専門型インターンシップはあくまで試行という位置づけです。

汎用的能力・専門活用型インターンシップとは、学生が「その仕事に就く能力が自らに備わっているか見極める」ことを目的とし、大学と企業の目的は「マッチング精度向上」と「採用選考を視野に入れた評価材料の取得」とされています。

具体的には、学生のインターンシップ参加期間の半分を超える日数を職場における就業体験に充て、学生の指導は職場の正社員が行い学生に対して就業体験結果についてフィードバックを行なうことが必須条件となっています。

実施期間としては、汎用的能力活用型は短期(5日間以上)、専門活用型は長期(2週間以上)と定められています。実施時期としては、学業との両立の観点から学部3年・4年および修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み・冬休み・入試休み・春休み)に限定されています。

インターンシップで取得した学生情報の活用変更

従来のインターンシップでは、経済産業省・文部科学省・厚生労働省の三者合意により、インターンシップで取得された学生情報は、その企業の採用活動・広報には利用してはならないとされていました。

それが今回の変更により、採用活動開始後であればインターンシップで取得した学生情報を企業が活用できるようになりました。また、採用の広報(応募)活動開始後であれば、応募についてもインターンシップで取得された学生情報の活用が可能となります。

採用活動の開始は、現在は学部4年または修士2年の6月1日以降であるため、このタイミング以降であれば、採用活動にインターンシップで取得した学生情報の利用が可能となります。また、広報(応募)活動の開始は、学部3年または修士1年の3月1日以降であるため、このタイミング以降であれば、インターンシップで習得した学生情報の活用が可能です。

就活スタートの事実上の前倒し

専門活用型インターンシップは、学部3年の2月頃から開始されることになります。専門活用型インターンシップの受講者は、その成果によって企業側から内々定が出る可能性があるため、事実上学部3年または修士1年の2月頃から採用活動が開始されることになるでしょう。

 

インターンシップを始める前に知っておくべきこと



インターンシップに取り組む前に、いくつかのポイントを知っておくことで、実り多いインターンシップにすることができます。

インターンシップに参加することで、そのまま内定に繋がることもあります。また、自分の適性を見極めたり、能力を高めたりする機会となります。そのため、インターンシップ先を安易に選ぶことはおすすめしません。インターンシップを成功させるためも、自分の基準をつくって、インターンシップ先を選びましょう。

インターンシップを選ぶ際に注意すべきポイント


インターンシップを選ぶ際に注意すべきポイントは、以下の4つです。

1.自分が成長できるものか確認する

2.条件を絞りすぎない

3.開催期間を確認する

4.選考の方法を確認する

インターンシップは自分を成長させるチャンスです。参加することで、何を学べるかきちんと確認してから申し込みをしましょう。しかし、条件を絞りすぎると、就職先の選択肢を狭めてしまう可能性があります。さまざまな企業を比較し、企業の魅力を知るためにも条件を絞りすぎず、いくつかの企業を経験するのも良いでしょう。

また、申し込みの際には開催期間をきちんと確認してから申し込むことも大切です。申し込んだ後に、予定が合わずキャンセルすることは、企業の迷惑になります。そのため、必ず開催される期間と自分の予定をきちんと把握しておかなければいけません。

そして、選考の方法の有無についても知っておきましょう。インターンシップは応募すれば参加できるのではなく、企業によっては書類選考や面接を実施するところもありますとくに大企業では、インターシップの採用試験が実施されることが多いので、確認しておきましょう。

インターンシップの探し方



インターンシップの探し方はいくつかあります。

  • 学校のキャリアセンター
  • 就活サイト
  • 企業のホームページ
  • 知人からの紹介
  • 合同説明会

インターンシップの申し込みは、1年中おこなわれています。「申し込みを考え始めた時には応募が終了していた」ということがないように、自分が希望する企業の応募時期は、早いうちからチェックしておきましょう。

インターンシップの申し込みと選考方法

開催される1〜2か月前より応募がはじまることが多いようです。WEBでの申し込みや書類の提出して、応募します。すると、数日後に合格通知が届きます。

企業によっては、説明会やWEB・筆記テスト、面接を実施して、参加する就活生の選考を行うこともあります。
 

インターンシップに採用されるための試験対策

学生に人気のある企業では、インターンシップの参加を希望する学生も多く、競争率が高い状況となっています。

ここでは、インターンシップに採用されるための試験対策について、詳しく解説します。
インターンシップの選考形式としては、主に「書類選考」と「面接」があります。それぞれの対策ポイントについて、詳しくみていきましょう。

書類選考対策

書類選考では、履歴書やエントリーシートによって選考する企業が大半です。その中でも、エントリーシートに記載する、インターンシップへの志望動機が非常に重要となります。

志望動機を記載するにあたっては、まずはインターンシップに参加する理由・目的を明確にすることから始めましょう。参加理由・目的を自分なりに深堀して考えることによって、志望動機に説得力が増し、インターンシップ開催企業の担当者に好印象を与えることができます。

インターンシップに参加する理由としては、たとえば、業界・企業理解を深めたい、入社後にミスマッチが生まれないように就業体験をしておきたいなどがあるでしょう。

面接対策

インターンシップの面接選考では、自己PR・志望動機・趣味・どのような学生生活を送っているのかなどについて、問われることが多いようです。

その中でも、特に自己PR・志望動機は代表的な質問として、問われることが多いです。自己PR対策としては、自分自身について振り返り自分の能力・性格・価値観などを明確にし、PR内容をまとめるとよいでしょう。

志望動機については、インターンシップを開催する企業側からすると、インターンシップへの参加目的(いかに積極的に取り組んでもらえるのか)を見極めるための質問であることが多いです。

そのため、インターンシップ参加における意欲の強さを、しっかりと伝えることが大切です。書類選考対策と同様に、参加理由・目的を深堀して参加する意欲の高さを答えられるようにしましょう。

 

インターンシップに参加する際に気をつける点


参加時に気をつける3つの点は、下記のとおりです。

  • 服装
  • ビジネスマナー
  • 積極性

インターンシップでは、学生気分のままではなく、社員の1人となるぐらいの気持ちで取り組むことが大切です。インターンシップ先の企業に、失礼がないように、社会人としてのマナーを身につけて参加しましょう。

服装

インターンシップでは、社会人として身だしなみを整えた服装で参加しなければいけません。

服装に指定がない場合は、基本的にリクルートスーツなど、フォーマルな服装を着ます。メイクや髪の色は華美でないようにしましょう。

ビジネスマナー

基本的なビジネスマナーとして、挨拶や正しい言葉使いをする必要があります。社員と会話ができるように、専門的な用語を覚えておかなければいけない、というわけではありません。

インターンシップ中だけ言葉づかいを変えることは、簡単にはいきません。そのため、正しい言葉を普段から使い、インターンシップで自然に使えるようにしておきましょう。

積極性

積極的に参加することが、インターンシップを成功させる秘訣です。受け身で参加するのではなく、質問したり、意見や考えを述べたりなど、自ら進んで参加しましょう。

例えば、プロジェクトをする際にリーダーの役割に立候補するなど、意欲的に参加することが大切です。そのためにも、インターンシップで何を行うか事前に確認し、企業への質問などを考えておくと良いでしょう。

就活のインターンシップ参加後にやるべきこと


インターンシップに参加した後には、以下のことを必ず行いましょう。

  • お礼のメール
  • 学んだことのまとめ

インターンシップは事前の準備や参加している期間だけでなく、参加後の行動も、今後の就活に大きく影響を与えます。

お礼のメール【例文あり】

インターンシップに参加した後には、必ずお礼のメールを行いましょう。1日のインターンシップでも、企業は何時間も企画や準備に時間を費やし、開催してくれた機会です。何も分からない就活生に、丁寧に説明や教育を行ってくれます。そのため、インターンシップ終了後には、感謝の気持ちを伝えることを忘れずにおこないましょう。

下記に、お礼メールの例文を紹介します。

件名:【〇〇大学・名前】インターンシップのお礼

□□株式会社
人事部御中

先日は、インターンシップでお世話になりました。
〇〇大学▲▲学科3年 (名前)です。

ご多忙の中、インターンシップに参加させていただきまして、ありがとうございました。
今回、セミナーに参加させていただき、参加する前によりもさらに、貴社の魅力を知る機会となりました。
また、貴社の仕事内容についても、深く理解を深めることができました。

心よりお礼申し上げます。
取り急ぎお礼申し上げたく、メールにて失礼します。

===========
(名前) 〇〇大学▲▲学科3年
携帯番号:
メールアドレス:

基本的には、インターンシップが終了した翌日に送ることが良いでしょう。もちろんメールでなく、手紙でも良いです。どちらで送る場合でも、誤字脱字に気をつけ、自分の感謝の気持ちが伝わる内容にしましょう。また、学んだ内容を簡潔にまとめ、伝えるとさらに良いです。

学んだことのまとめ

毎日、学んだこと振り返りノートなどにまとめておきましょう。インターンシップは自分を成長させる機会です。

自分の行動や社員から言われたことを書きとめることで、インターンシップでの学びを振り返ることができます。振り返ることで、改善点を見出すこともできます。
さらに、学びまとめておくと他のインターンシップに参加する際にも役立ちます。

まとめ

インターンシップは、自分を成長させるだけでなく、内定をもらえる機会にもなります。

効果的なインターンシップにするためにも、インターンシップの目的や選び方、参加後の行動について知っておくことが大切です。何も分からずに参加すると、時間を無駄にし、企業に迷惑をかけてしまいます。インターンシップについて、きちんと把握し参加することは、就活を成功に近づける第一歩となるでしょう。

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