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「営業職」ってどんな職種?新卒で就職するメリットデメリットを解説!| 就活応縁くまもと

公開日: 2023.12.15
更新日: 2023.12.15

「営業職」ってどんな職種?新卒で就職するメリットデメリットを解説!| 就活応縁くまもと

この記事を開いたあなたは「就活中でどの職種につこうか迷っている」「新卒で営業職って辛い?」「実際どんな仕事かわからない」「コミュニケーション能力に自信がない人は無理?」など、営業に対して漠然とした不安を抱いているのではないでしょうか。
この記事では、架電営業、店舗での営業販売、大手スポーツクラブの営業など、様々な営業職を経験してきた著者の実体験エピソードを交えながら、営業がどのような職種なのか解説します。ちなみに著者は営業はやめておけと周りから止められるような内向的な性格でしたが、なんとか営業として会社に貢献することが出来ていました。
最後まで読めば、営業職の仕事内容や営業職に就くメリット、デメリットがわかります。営業職への漠然とした不安を、ここで解消していきましょう。

主な仕事内容

営業職は、自社の商品やサービスで顧客の悩みやニーズに答えることができることをアピールし、商品の購入や契約を結ぶことで会社の利益をあげることが主な仕事です。
営業がいなければ商品は売れないので、どこの会社も営業の存在は欠かせないものとなっています。

「営業職」の主な種類

個人営業・法人営業

「個人営業」は、個人や個人経営の店舗に対して営業を行うことです。身近なものですと、ショッピングモールでウォーターサーバーの勧誘や、保険の見直しの案内をしているところを見たことがあるのではないでしょうか。 対する「法人営業」は、企業や法人に対して営業活動を行います。取り扱う商品にもよりますが、個人営業に比べて取引額が大きく、より多くの人が関わってくることが特徴です。

新規営業・既存営業

「新規営業」とは、文字通り新規開拓を中心とした営業です。これまで取引のない企業や個人と取引をするためにアプローチをします。
「既存営業」とは、既に取引をしている企業や個人に向けての営業です。自社商品やサービスを継続して使用してもらったり、新たなサービスを提案したりするなどのやりとりをします。

著者の経験上、新規営業の方が圧倒的に難易度が高いです。既存営業は既に信頼や面識がある相手への営業になりますが、新規営業は全くの初対面。信頼関係を1から構築していく必要があります。しかし、営業力が身につくのは新規営業であることも確か。新規営業で自信がつけば、既存営業も難なくこなしていくことができるでしょう。

アウトバウンド営業・インバウンド営業

「アウトバンド営業」とは、飛び込み営業やテレアポなど、多くの方が「営業」と聞いてイメージする営業のことを指します。
「インバウンド営業」とは、顧客自らが企業へ興味を持ちはじめるきっかけを作ることです。具体的な例をあげると、CMやWeb広告、展示会、セミナーなどです。

新卒で営業職に就職するメリット・デメリット


ここまでで、営業の種類や仕事内容に関しての理解は深まったでしょうか?
次は、新卒で営業職に就職するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

新卒で営業職に就職するメリット


営業職に就職する主なメリットは以下の4つです。

  • 汎用性の高いビジネススキルが身につく
  • 実績や成果がモチベーションに繋がる
  • 人脈が作れる
  • インセンティブで収入を増やせる

これらのメリットに惹かれた方は、営業職への就職を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

汎用性の高いビジネススキルが身につく

営業ではコミュニケーション能力はもちろん、雑談力や細かな気配り、相手の立場に立って考える思考力、スケジュール管理、交渉力、商談の進行など様々なスキルが身につきます。

これらのスキルは汎用性が高く、様々な業界、職種でも役に立ちます。転職をする際にも、営業経験というものは大きな強みになります。営業職はビジネススキルを上げると共に、「人間力」や「生き抜く力」をあげてくれる職業なのです。

学生時代は人との関わりが苦手だった著者は、営業の世界に身を置くことによって対人スキルを学びました。面接、商談などのビジネスシーンはもちろん、日常生活でも臆することなく店員さんに話しかけたりすることもできるようになり、いつもオドオドしていた頃より随分生きやすくなったと実感しています。

実績や成果がモチベーションに繋がる

営業は、良くも悪くも数字が全ての世界。他の職種だと自分がどれだけ会社の売り上げに貢献しているかというものは見えにくいものです。

しかし、営業の場合は自分の売り上げや、どれだけ会社に貢献しているかが数字となって見ることが出来ます。成果が目に見えることによって自分の能力がどの程度なのかを明確にすることができ、働く上でのモチベーションアップにも繋がります。

人脈が作れる

営業は外回りの多い仕事なので、社外にも人脈を作りやすいことが特徴です。
人脈を作ると、既存の仕事をスムーズに進めることができます。雑談のなかで新規のビジネスチャンスを見いだす、なんてことも珍しくありません。
また、転職の際に自分にぴったりな仕事を紹介してもらえたり、有識者からの助言をもらえたりなど、人脈は仕事の垣根を越えて自分の財産になるのです。

インセンティブで収入を増やせる

営業職によっては、売り上げや成果に応じて支給される報酬(インセンティブ)がもらえる場合があります。
自分の努力が直接報酬アップに繋がるので、モチベーションアップにも繋がります。

新卒で営業職に就職するデメリット


もちろん、営業職に就職することはメリットばかりではありません。
主なデメリットは以下の3つです。

  • ノルマや結果を求められる
  • 残業が多く・休日出勤がある場合も
  • 体調やメンタルを壊すこともある

メリットとデメリットを比較し、自分の性格や理想のライフスタイルも考慮した上で営業職に就職するかどうか判断しましょう。

ノルマや結果を求められる

多くの企業では、「売上ノルマ」が設定されており、定められた期間でノルマを達成しなければなりません。
ノルマを達成できないと、先にノルマを達成した周りと比較して自信をなくしてしまうことも。
また、ノルマを達成しなければならないというプレッシャーから、ミスが増えてしまうという悪循環に陥ってしまう場合もあります。

残業が多く・休日出勤がある場合も

営業職は、顧客ありきの仕事なので顧客の都合に合わせる必要があります。自社が休日だとしても、顧客が指定した日時に出勤しなければならない場合も。
多くの場合、休日出勤した場合は会社側に相談することで代休をもらうことができますが、新入社員はなかなか代休の相談をしにくいといった側面もあります。

体調やメンタルを壊すこともある

著者の経験した新規営業は、600件の営業をかけて一件契約が獲得できれば大成功という業界でした。営業の基本は「断られること」です。その際に心ない言葉をかけられることや、時には怒鳴られてしまうことも。
真面目で優しい人ほど否定の言葉を聞き続け、断られ続けることでメンタルを病んでしまうことが多いようです。
また、営業の仕事は外回りだけでなく、報告書やプレゼン資料の作成なども行う必要があり、どうしても長時間労働になってしまうことが多いです。繁忙期などは充分な休息をとることが難しく、体調を壊してしまうことも珍しくありません。

営業職に向いている人


それでは、どんな人が営業職に向いているか見ていきましょう。

沢山の人と接するのが好きな人

営業で最も重要な仕事は「人と話すこと」です。
日々様々な人とコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくのが営業職。初対面の人や、たくさんの人と接することが好き、という方は営業職に向いています。

体力・精神力が強い人

顧客の都合に合わせて動き回る必要がある営業は、体力的な強さが求められます。

休日出勤で遠方まで足を運んでも商談が成立せず、無駄足になる場合も少なくありません。また、断られ続けたり、顧客からクレームが入ったりしても、すぐに気持ちを切り替えることができる精神的な強さも必要です。

ここでいう「精神的な強さ」は、「常に明るい前向きな気持ち」ではなく、浮き沈みの少ない安定した精神力です。人見知りでも、大人しい性格でも、ブレない精神力を持っている人は営業職に向いているのです。

セルフマネジメント能力に長けている人

セルフマネジメント能力とは、直訳すると「自己管理能力」のことです。
営業職の業務は商談、商品の発注、納品、アフターフォローなども行う必要があります。
顧客によって商談の進み具合や納期、対応の仕方も異なり、それぞれの業務を確実にこなすセルフマネジメント能力が必須になってきます。

記憶力が良い人

営業職は多くの場合、顧客と長い付き合いになります。その中で、会う度に同じ質問をしたり、名前を覚えられなかったりすれば、顧客から不信感をもたれてしまいます。
顧客の些細な発言や要望も記憶し、それにあった提案ができれば顧客からの信頼を得ることが出来るでしょう。

トップの営業職を目指すために必要なスキル


「営業職に向いている人」から、更にワンランクアップした「営業トップ」を目指す為に必要なスキルをご紹介します。このスキルは誰しもはじめから持っているものではなく、経験によって培われていくものです。

1.ヒアリング力

営業がやりがちなことは、商品の魅力を知ってもらいたいがためにこちらが一方的にお客様に説明をしてしまっている、ということです。お客様の悩みや要望を把握し、その上で相手の求めている情報を正確に伝えるためにもヒアリング能力が重要になってきます。

2.論理的思考力

お客様に商品を購入してもらうには「その商品やサービスを導入することによって得られるメリット」をわかりやすく説明する必要があります。例えば、「Aという問題は、Bという原因があるので、うちの商品を活用することで解決できる」などです。 論理的に説明すると相手に伝わりやすく、説得力がうまれます。

3.情報収集力・分析力

営業職は、顧客や取引先の情報を多く探る必要があります。事前に顧客の情報を入手し、その顧客の抱える問題や課題まで分析することが大切です。問題を解決出来る商品を提案できれば、スムーズに商談を進められます。また、ターゲットの情報収集をすることでアプローチをかける数を絞ることができ、仕事の効率を上げることが出来ます。

6.まとめ


最初に述べたとおり、著者は営業はやめておけと言われるほど内向的な性格でした。お恥ずかしながら、「営業に向いている人」であげた4つの条件にはほとんど当てはまっていません。それでも、数年間営業として社会人をやってこれたのは「営業は顧客と関わることが主な仕事、社内の人間関係で悩むことが少なかったから」です。

営業は人と話すことが好きな人に向いている職業ではありますが、実は「社内での雑談や密な人間関係が苦手」「ランチは一人でとりたい、常に誰かといると疲れてしまう」など、人との関わりが苦手な方にも向いている職業だったりするのです。外回りや商談に出てしまえば移動中は一人ですし、煩わしい社内の雑談からも逃げられます。

営業職に一番大切なのが、「コミュニケーション能力より、浮き沈みの少ない安定した精神」です。テンションが低くてもいいのです。盛り上げ上手な必要もありません。「自分はコミュ障・陰キャだから、営業なんて無理…」と決めつけず、「営業職もいいかもな」と、就活の際の視野に入れてみてはいかがでしょうか。自分の新しい可能性に気づくことができるかもしれません。

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