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大学中退者向け就職対策 について解説!|就活応縁くまもと

公開日: 2023.12.15
更新日: 2023.12.15

大学中退者向け就職対策 について解説!|就活応縁くまもと

「大学を中退して就職できる?」
「大学中退者の就活はどうすればよい?」

と悩んでいる方はいませんか。

大学を中退すると就職が難しくなるイメージを持っている方もいるでしょう。大卒よりも就職率は低いですが、就職している大学中退者は少なくありません。大学を中退しても就活に成功する方法を知ることで、自分に合った就職ができます。

この記事では、大学中退が就職活動に及ぼす影響や就職の実態、そして大学中退者が就活を成功させるための方法について紹介します。この記事を読むことで、大学を中退しても積極的に就活を進めていけますので、ぜひ参考にしてください。

大学中退が就職活動に及ぼす影響


大学中退が就職活動に及ぼす影響は下記の5つです。

  • 大学を中退した理由
  • 大卒との給与の違い
  • 学歴を応募条件にしている企業がある
  • 相談できる仲間が少ない
  • 早期退職を心配される

大学を中退する予定の方、もしくは中退した方が就活する際の参考にしてください。就活を成功させるためのカギは、自分が行う「就活」について理解しておくことです。自分がどのような就活をするべきか知ることで、しっかり準備し就活に臨めます。

大学を中退した理由

まずは、大学中退者の実態について解説します。文部科学省の「大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について」によると、退学を中退する理由として、転学や学生生活不適応・就学意欲低下、就職・起業、経済的困難が他の理由に比べ割合が高いです。新たなチャレンジをするためや経済的な事情のためなど、さまざまな理由があります。

転学等 16.3%
学生生活不適応・就学意欲低下 15.7%
就職・起業等 14.3%
経済的困難 13.5%
学力不振 7.7%
心見耗弱・疾患 5.0%
病気・ケガ・死亡 3.3%
海外留学 0.6%
その他・不明 21.8%

大学中退後の就活では、中退した理由を聞かれることが少なくありません。自分の中退した理由はきちんと説明できるようにしておきましょう。

大卒との給与の違い

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、学歴別の賃金は下記のとおりです。

大学 約36.3万円
高校 約27.4万円

高卒に比べ大卒の賃金が高い傾向にあります。大学卒業で専門的な知識を身につけているとみなされるため、初任給から差が生じます。また、昇給率も大卒の方が高いことがあるため、将来的に大きく差がつくことがあります。しかし、能力や実績が給与に反映される企業であれば、大学中退者でも大卒者と差がなく給与がもらえます。

学歴を応募条件にしている企業がある 

「大卒以上」を応募条件に含んでいる企業が多数あります。大学では論理的思考などを学ぶため、大卒は企業が求めている知識をもっていると企業が考えるからです。とくに大手企業は「大卒以上」を条件にしていることが多いようです。もちろん企業にとっては学歴よりも能力や人柄などを重視している企業もあります。そのため、大学中退者でも就活を諦めず、能力や人柄を重視している応募可能な企業を選ぶとよいでしょう。

相談できる仲間が少ない

同じ境遇にいる仲間が少なく、周囲に相談しにくいこともあるでしょう。もちろん就活するのは自分ですが、1人で進めていくことは難しいです。仲間をつくることで情報の交換やモチベーションアップなど、メリットがあります。そのため、就活の際には家族や友人など自分のことを理解してくれる相談相手を見つけておくことをおすすめします。また、同じ境遇で就活を成功させたOB・OGがいる場合は、体験談を聞き参考にするとよいでしょう。

早期退職を心配される

企業側は、大学中退者は就職後すぐに退職するのではと心配します。大学を途中でやめているため、自分が決めた道を続けられないというイメージを持つからです。入社後すぐに退職されることは企業側にとって大きなダメージです。そのため、大学中退者は早期退職を心配され、就活が難しくなることがあります。

大学中退者による就職の実態


実際の大学中退者の就活事情について気になるでしょう。大学中退者は大卒に比べると就職が厳しい面もありますが、できないわけではありません。下記では大学中退者の就職率や就職しやすい企業、新卒扱いされる期間について解説します。大学中退者が就活をはじめる前に知ってもらいたい、大学中退者の就職の実態です。ぜひ最後までお読みください。

大学中退者の就職率

厚生労働省「若年者雇用実態調査」による大卒と高卒の就職率は下記のとおりです。

大学卒・正社員率 80.9%
高校卒・正社員率 56.3%

大卒と高卒の就職率には大きな差があります。差は大きいですが、高卒の2人に1人は就職できています。そのため、就職率が低いことを心配するのではなく、大学中退でも有利に就活できるように進めていくことが大切です。次項で大学中退者が就職に成功する就職活動について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

中小企業やベンチャー企業が就職しやすい

中小企業やベンチャー企業は、大学中退者が就職しやすい企業です。前述したように、企業によって「大卒以上」が応募条件に含まれている場合があります。しかし、中小企業やベンチャー企業では、学歴を応募条件に含んでいる企業は少ないです。そのため、大学中退者でも学歴を気にすることなく就活を進められます。また、中小企業やベンチャー企業は就職後に早い段階でプロジェクトを任されることも少なくありません。そのため、大学中退者は大手企業にこだわるのではなく、自分の能力やスキルを発揮しやすい中小企業やベンチャー企業への就職も視野にいれることをおすすめします。

3年以内だと新卒扱いされる

厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」では、「卒業後3年を新卒扱いとする」と明記されています。そのため、大学中退者は「高校既卒」ではなく「高校新卒」として扱われます。つまり、大学中退した時期が高校卒業後3年以内であれば、新卒の採用に応募が可能です。「新卒のみ」の条件の企業もあるため、大学を中退しても早めに就活を始めることによって就職の幅が広がるでしょう。

大学中退者が就職に成功する就職活動



大学中退者は大学卒業生に比べ就活が不利になることもあります。しかし、いくつかのポイントをつかめば、大学中退者でも就活に成功することが可能です。ここでは、大学中退者が就職に成功するための就職活動について解説します。

  • 自己分析を行い、適職や業界を見つける
  • アルバイトやボランティアなどの経験を積む
  • 自己啓発やスキルアップを行う
  • 中退した経験を強みとしてアピールする

大学中退者ならではの対策をとることが重要です。上記の方法を参考に就活していきましょう。

自己分析して、適職な業界を見つける

自己分析して自分の強みや弱みを明らかにし、自分に合った業種を見つけることが大切です。自分の強みを活かせる業種であれば、自己アピールしやすいでしょう。企業も就活生の積極性を感じることは好印象です。「とりあえず何かの仕事に就きたい」という気持ちは、多くの就活生を見てきた企業には見抜かれます。また、自分に合った仕事でないと、長続きしにくいでしょう。まずは自分についてしっかり理解し、適職な業界を見つけていきましょう。

アルバイトやボランティアなどの経験を積む

大学を中退した場合は、学生時代にはできなかったアルバイトやボランティアなどで社会経験を積むことが大切です。中退後に何もしない空白期間ができると、就活が難しくなります。しかし、社会経験を積んでいることで、経験をアピールすることが可能です。大学中退後に空白期間が長くなるほど就職しにくいため、中退後はアルバイトやボランティアなどを積極的に行っていきましょう。

自己啓発やスキルアップをする

資格などを取得することで「学歴」でなく、「スキル」をアピールできます。とくに、自分が就職したい業種にかかわる資格を取得することで、就活に有利になるだけでなく就職後にも資格手当がつくなどのメリットもあります。そのため、大学中退後に就職を考えている場合、資格取得などスキルをあげておくとよいでしょう。

中退した経験を強みとしてアピールする

中退したことは就活には不利だと思われやすいですが、伝え方によっては有利になります。たとえば、「大学を中退し自分について見直す期間ができ、ほんとうに自分がやりたいことを見つけることができた」「アルバイトをするようになり、お金を稼ぐ大変さを知り、親に感謝できるようになった」など、中退したことで経験できたことはあるでしょう。失敗や後悔は社会人になっても経験します。そこで大切なことは「失敗や後悔から学びを得る」ということです。企業も失敗や後悔から学び、成長できる人材を求めています。中退したからこそ得られた学びを伝えることで、好印象を与えやすくなるでしょう。

まとめ



今回は大学中退を考えている方や中退した方に向け、大学中退が就活に及ぼす影響や就活の実態、就活を成功させる方法について、紹介してきました。大学を中退することで就活が難しくなることもありますが、諦める必要はありません。中退したことを強みにし就活することで、入社後さらに成長できる可能性もあります。就活は何よりも自ら積極的に動き出すことが大切です。大学を中退することがあっても自分に合った就職ができるように、記事を参考に行動してみてください。

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