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ジョブ型採用に向いている就活生の特徴は?メンバーシップ型制度との違いやメリット・デメリット|就活応縁くまもと

公開日: 2024.01.23

更新日: 2024.08.26

ジョブ型採用に向いている就活生の特徴は?メンバーシップ型制度との違いやメリット・デメリット|就活応縁くまもと

ジョブ型採用は、企業が求める職務内容を対応することができる能力や経験がある人材を採用する制度です。ジョブ型採用は欧米でスタンダードな採用制度でしたが、日本でも2010年代後半からジョブ型採用が広がりを見せ、2020年から大手企業をはじめ導入する企業が増えています。

この記事では、日本企業の雇用制度の歴史に触れ、就活生が押さえておくべきジョブ型採用のメリット・デメリットについてご紹介します。ジョブ型採用について理解を深め、企業の求める人材を理解し就活を成功させるポイントをおさえておきましょう。

日本でも注目されているジョブ型採用とは

ジョブ型採用とは

ジョブ型採用とは、職種や職務内容を明確にした採用制度のことです。

ジョブ型採用は、欧米では一般的な採用制度です。日本では1950年代から1970年代の高度経済成長期に広まったメンバーシップ型採用がおこなわれていました。しかし賃金水準の低迷や多様化、働き方改革などにより、キャリア構築の一環として日本企業も取り入れ始めたのがジョブ型採用です。2010年代後半からジョブ型採用が広がりを見せ、2020年から大手企業をはじめ導入する企業が増えています。

例えば事務職の中でも「データ入力」に特化した人材を求める企業があります。総合事務ではなく、データ入力だけができる人材を採用する方法がジョブ型採用です。

企業は職務記述書(ジョブディスクリプション)で採用前に以下を提示します。

  • 職務内容
  • 就業場所
  • 労働時間
  • データの内容
  • 責任範囲
  • 評価基準
  • 報酬

企業が提示している内容を就活生が見て応募し、条件がマッチすれば採用される流れです。

ジョブ型採用を導入している企業は増えていますが、新卒一括採用型(メンバーシップ型採用)が主流であった日本ではまだ馴染みが薄いです。そのため、現在は情報開示の意味を込め、ジョブ型採用とメンバーシップ型採用のハイブリッド採用方法として「ジョブ型採用制度」が導入されています。

ジョブ型採用とメンバーシップ型採用の違い

ジョブ型採用は、職種や職務内容、報酬などを入社前に明確にすることで、条件に合う人材を獲得する雇用制度です。
明確な職務内容(ポジション)が与えられることで、結果が求められる傾向が強く、成果報酬制を取り入れる企業も多く存在します。

メンバーシップ型採用とは、総合職として採用した人材を育成する雇用制度です。新卒者を一括採用することで人材を確保し、社内での部署移動などを通して育成します。
終身雇用制度を柱にして長期的な戦力(人材)を獲得する雇用制度です。

職務内容や報酬等を提示することで、より良い人材を獲得するための情報開示型雇用を指している場合が多いでしょう。

ジョブ型採用が注目される理由

ジョブ型採用が注目される理由は6つあるといわれています。

  1. 国際的な競争力の低下
  2. 終身雇用制度の限界
  3. 働き方改革
  4. 専門性の高い人材の不足
  5. 経団連による導入の推奨提言
  6. ダイバーシティの浸透

特にダイバーシティ(多様化)が浸透したことにより、終身雇用制度が破綻しかけていることでジョブ型採用が注目される最たる理由です。優秀な人材が不足しているため、能力を発揮できる採用方法が検討された結果といえます。

ジョブ型採用のメリットとデメリット

ジョブ型採用のメリットとデメリット

ジョブ型採用には、就活生と企業にメリットとデメリットがあります。それぞれの立場によるメリットとデメリットを紹介します。

ジョブ型採用のメリット

ジョブ型採用では、就活生は得意分野を活かした就活が可能です。

専門性を活かしたスキルを向上させ、特定の分野のスペシャリストとして生産性向上に貢献できるでしょう。得意分野での活動のため、成果を出しやすく給与が上がりやすい傾向があります。

また、企業はジョブ型採用により専門性の高い人材を獲得し、入社後のトラブルを軽減できます。採用前に職務内容等を公開しているため、採用面接を通してミスマッチを減らせるメリットがあると言えるでしょう。

ジョブ型採用のデメリット

ジョブ型採用のデメリットは、就活生は常に結果を求められる点です。長所を活かした業務内容を理解して入社しているため、即戦力として結果を求められる傾向が強いといえます。そのため、企業が要求する結果を出せない場合、離職せざるを得ない状況が生じる場合があります。

また、企業はスペシャリストを獲得できる一方、幅広い知識に精通したゼネラリストを育成できないデメリットがあります。ジョブ型採用では、職務内容を明記していることで他の業務を依頼しにくいでしょう。

状況に応じた配置転換や事業撤退を余儀なくされた場合、ジョブ型採用で雇用した人材の処遇に頭を悩ませる場合もあります。

ジョブ型採用に向いている就活生の特徴

ジョブ型採用に向いている就活生

ジョブ型採用に向いている就活生には特徴があります。その理由について、順に説明します。

志望職種がはっきりしている

やりたいことがはっきりしている就活生はジョブ型採用に向いているでしょう。

例えば、医療機器メーカーへ希望している人でも、営業職ではなく開発職につきたいと思っている就活生などです。自分のスキルを活かし、自分がやりたい仕事に就けるでしょう。

自己の強みを知っている

自分の強みを知っている就活生もジョブ型採用に向いているでしょう。自分の強みと弱みを知ることは就活では大切なことです。

自分の強みを知っているということは、将来的にも特定の分野で活躍することも期待できます。

自分についてよく分からないという就活生はまずは自己分析をしてみましょう。自分の強みを知り、ジョブ型採用にも挑戦してみるのもおすすめします。

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新卒もジョブ型採用されるための就活のポイント

ジョブ型採用の就活ポイント

ジョブ型採用を取り入れている企業に就職するときのポイントを具体的に紹介します。

自己PRに力をいれる

ジョブ型採用を取り入れる企業は、職務内容を明確に提示しています。特定のスキルを用いた業務に特化してスキルをアピールする必要があります。 

そのため、例えばマーケティングスキルを長所として述べる場合、企業が求める内容もマーケティングスキルでなければいけません。さらに、マーケティングの中で何に特化しているのかを明確にPRすることが求められます。

企業の意図を知る

企業は意図があって、ジョブ型採用を取り入れています。
総合的な能力をもった人材を育成するのではなく、特定の職務をおこなってくれる人材を求めています。

  • 企業は何をしようとしているのか
  • なぜそのスキルを必要としているのか

特に「なぜそのスキルを必要としているのか」について深く考察し、企業が求めるスペシャリストとしての役割を果たせる人材だとアピールすることが必要です。

スキルを磨く

ジョブ型採用で就職するためには、他者より優れたスキルをもっていることが必要です。自分が就きたい職種がある場合、希望の職種にあったスキルを磨きましょう。そして、常にスキルを磨く努力を忘れず、入社後もスキル向上を目指していくことも大切です。

新卒もジョブ型採用を目指せる

新卒もジョブ型採用を目指せる

この記事では、日本の企業も導入しはじめたジョブ型採用について解説しました。

ジョブ型採用は特定の職種に限定して採用をする方式です。そのため、就活生は自分の強みやスキルを活かせる職種に就くことができるメリットがあります。一方、入社時から即戦力を求められる、結果がでなければ離職する可能性もあるというデメリットもあります。

ジョブ型採用による企業へ応募する場合、メリットとデメリットの両方を理解し、就活にのぞみましょう。

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