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「エンジニア」ってどんな職種?新卒で就職するメリットデメリットを解説!| 就活応縁くまもと

公開日: 2024.02.08

更新日: 2024.02.08

「エンジニア」ってどんな職種?新卒で就職するメリットデメリットを解説!| 就活応縁くまもと

エンジニアという職種を良く耳にしますが、具体的な仕事内容はなかなか知らないもの。そこで今回は、新卒者を対象にエンジニアの仕事内容・就職するメリットデメリット・優れたエンジニアになるために必要となるスキルなどについて紹介します。

この記事を読むことによって、新卒でエンジニアを目指している人の悩みや不安もきっと解消しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
 

「エンジニア」とは


エンジニアとは、日本語で表すと「技術者」という意味になります。工学(エンジニアリング)に関する知識やスキルを持った人材のことであり、もともとは機械系や化学系などの専門知識を持っている人を指していました。

ITの急激な発展に伴い、現在ではエンジニアといえば、主に「ITエンジニア」を指すことが多くなっています。そのため、今回はITエンジニアについて詳しく紹介していきます。

主な仕事内容

ITを取り巻く要素としては、大きくハードウェアとソフトウェアがあります。ハードウェアにはサーバーやネットワークなどがあり、ハードウェア系のエンジニアはこれらの新規導入やメンテナンスなどを行っています。

一方、ソフトウェア系のエンジニアは、プログラムの開発(設計・製作・テストなど)や、メンテナンスなどの仕事を行っています。

 

「エンジニア」の主な種類



ITエンジニアには、業務範囲によってさまざまな種類があります。ここでは、主なITエンジニアの種類として、以下の6つのエンジニアを紹介します。
  • システムエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • Webエンジニア

それぞれのエンジニアの仕事内容を、さらに詳しくみていきましょう。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システムのソフトウェア設計・製作・テストおよび運用保守を主に担当するエンジニアです。システムの発注元であるクライアントへのヒアリングや、プログラミングを行うプログラマーへの指示だしなども担当することがあります。

サーバーエンジニア

システムを稼働させるために必要となる、ハードウェアの一種であるサーバーの設計・構築・運用保守を行うのが、サーバーエンジニアです。サーバーには、Webサーバーやファイルサーバー・メールサーバーなどがあります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、サーバーとサーバー間やサーバーとクライアント、および自システムと他システム間を接続するために必要な、ネットワーク環境の設計・構築・運用保守を担当するエンジニアです。

データベースエンジニア

システムを利用するにあたって、データは非常に大切な要素です。データはデータベースで管理され、データベースの設計・構築・運用保守を担当するエンジニアが、データベースエンジニアです。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、情報セキュリティに関する業務を担当するエンジニアです。インターネットが一般化した現在、企業のシステムがサイバー攻撃を受けるリスクが高まっており、これらのリスクへの対策を行うセキュリティエンジニアの仕事は非常に重要といえます。

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイトで使用されるソフトウェアの設計・構築・運用保守を業務としています。日常生活を送るにあたって、Webサイトを利用した情報収集やショッピングなどはすでに必要不可欠なものとなっており、Webエンジニアの仕事の重要性も年々大きくなっているといえます。

新卒でエンジニアに就職するメリット・デメリット


つぎに、新卒でエンジニアに就職するにあたって、メリット・デメリットを詳しく紹介します。

新卒でエンジニアに就職するメリット

新卒でエンジニアに就職するメリットとしては、以下の3点があります。
  • 働き方が比較的自由
  • 需要が多いため仕事に困らない
  • 未経験でも挑戦しやすい

それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

働き方が比較的自由

企業によって多少の違いはありますが、IT業界の企業での働き方は比較的自由度が高いといえます。たとえば、出勤時間や退勤時間を社員が選ぶことができるフレックス制度や、自宅やコワーキングスペースなどで仕事ができるリモートワークを認めている企業も少なくありません。

需要が多いため仕事に困らない

企業におけるDX化(デジタルトランスフォーメーション化)の進展に伴い、ITエンジニア職の人材の需要はますます高まってくることが予想されています。そのため、エンジニアの仕事は当面の間は減ることはなく、仕事に困る可能性は低いといえます。

未経験でも挑戦しやすい

エンジニアの仕事は、IT未経験者でも挑戦しやすいです。ITエンジニアというと理系出身者ばかりではないかと思われるかもしれませんが、文系出身者も比較的多いため経験有無については、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。

IT企業では、入社後に一人前のエンジニアになるために、必要となる知識やスキルを習得するための教育プログラムが充実しているところも多いです。そのため、未経験者でも安心して働くことができるでしょう。

新卒でエンジニアに就職するデメリット

新卒でエンジニアに就職するデメリットとしては、以下の3点があります。
  • 常に勉強し続ける必要がある
  • 精神的なプレッシャーが大きい
  • 身体的・精神的な疲労が貯まりやすい

それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

常に勉強し続ける必要がある

IT業界における技術の進歩は、まさに日進月歩といえます。そのため、エンジニアとしてもこれらの流れに乗り遅れないように、日々勉強をし続けていく必要があります。仕事を行いながら、並行して新たな技術の勉強をしていかなければならないため、業務負荷が高まる懸念があります。

精神的なプレッシャーが大きい

システムの開発や運用保守の仕事は、スピードを要求されることが多いといえます。特にシステムの本番化が迫っているときや、システムに障害が発生したときなどは、迅速に対処しなくてはならないため、精神的なプレッシャーが大きくなってしまいます。

身体的・精神的な疲労が貯まりやすい

前述のとおり、システムの本番化日近くやシステムに障害が発生したときなどは、残業や深夜勤務・休日出勤をすることもありえます。そのため、十分な休養を取ることが難しくなり、身体的・精神的な疲労が貯まりやすくなることも少なくありません。

エンジニアに向いている人


つぎに、エンジニアに向いているタイプについて解説します。向いているタイプは、以下の4点となります。
  • 論理的な思考ができる
  • コミュニケーション力がある
  • 学習意欲が高い
  • 体力に自信がある

それぞれについて、さらに詳しく紹介します。

論理的な思考ができる

エンジニアは、主にコンピュータにまつわる仕事を行っています。コンピュータは論理的な構造で構築されるため、エンジニアにも論理的に考えることができるスキルが重要となります。

たとえば、プログラミングはプログラミング言語を論理的に組み立てて、製作していく必要があります。また、システム障害が発生したときも、障害原因を特定するためには、実際に起きた事象を論理的に解明することが大変重要となります。

そのため、論理的な思考ができる人は、エンジニアに向いているといえます。

 

コミュニケーション力がある

エンジニアの仕事は単独で行っていると思われがちですが、実際は他のメンバーを含めたチームで活動することの方がむしろ多いといえるでしょう。
また、他メンバー以外にも、クライアントやベンダーなどさまざまな人たちとコラボレーションすることにより仕事を進めていくことも決して少なくはありません。
そのため、エンジニアにはコミュニケーション力が求められるため、これらのスキルを持った人材はエンジニアに向いています。

学習意欲が高い

前述のとおり、ITの世界は技術の進歩が日進月歩です。そのため、エンジニアはつぎつぎと生まれる新しい技術を活用できるように、日々勉強が必要となります。
そのため、新しいものに対して好奇心があり、それらの技術を吸収するため、エンジニアには高い学習意欲が求められます。学習意欲が高いタイプの人はエンジニアにむいているといえます。

体力に自信がある

エンジニアの仕事では、システムの本番化が迫ってきたり、何か障害が発生するとその対応のために、残業や深夜勤務・休日勤務などを行わざるを得ないときもあります。
このようにエンジニアの仕事は激務な一面もあるため、体力に自信がある人はエンジニアに向いているといえるでしょう。

優れたエンジニアになるために必要となるスキル


つぎに、優れたエンジニアになるために必要とされるスキルを紹介します。それは、以下の4点です。
  • ITスキル
  • プログラミングスキル
  • コミュニケーションスキル
  • ドキュメント作成スキル

それぞれのスキルについて、さらに詳しくみていきましょう。

ITスキル

エンジニアの仕事は、コンピュータを相手にすることが非常に多いです。また、エンジニアの言葉の意味で紹介したように、エンジニアは技術者です。そのため、自分が担当すべき業務範囲のITスキルがある人は技術力も高く、重宝されます。
なおITスキルとは、具体的にはコンピュータのハードウェアやソフトウェアの知識や技術のことを指します。優れたエンジニアとなるためには、高いITスキルを持つことが必要不可欠です。

プログラミングスキル

前述のとおり、エンジニアの職種にはさまざまなものがあります。大部分のエンジニアの職種では、プログラムを扱うことが多くなります。そのため、優秀なエンジニアになるためには、一定のプログラミングスキルも必要となります。

コミュニケーションスキル

エンジニアの仕事は、他メンバーと連携して行っていく仕事が多いものです。他メンバーとしっかりコミュニケーションを取って仕事を進めていかないと、思わぬ失敗を招くことがあります。
よって、優秀なエンジニアには、高いコミュニケーション力も要求されます。

ドキュメント作成スキル

エンジニアの仕事は、多くの人とコラボレーションをしながら進めていく必要があります。複数のメンバーで仕事を行うにあたっては、ドキュメントを介することも少なくありません。
ドキュメントの具体例としては、各種の設計書や手順書などが挙げられます。エンジニアの仕事にとってドキュメントは大切なツールであるため、分かりやすいドキュメントを作成するスキルも優秀なエンジニアになるために必要なスキルのひとつです。

まとめ


今回は、エンジニアの仕事について、新卒で就職するメリット・デメリットを中心に紹介してきました。
エンジニアには多くの職種があり、新卒で就職するメリットとしては、働き方が比較的自由であることなどがあり、デメリットとしては常に勉強をし続ける必要があることなどが分かりました。
新卒でエンジニアへの就職を考えている人は、今回の記事を参考にして企業研究を行い、就活にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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