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「熊本で働く」を考える~その③「暮らしやすさ」| 就活応縁くまもと

公開日: 2024.03.01
更新日: 2024.03.01

「熊本で働く」を考える~その③「暮らしやすさ」| 就活応縁くまもと

就職活動中を進め、いろんな会社や働く先輩と出会う中で、「働くとはなんだっけ?」を改めて考えていることはありませんか?
今後の生活の中で半数以上の時間を占める「働く」、かつ私たちの愛する「熊本で働く」を一緒に考えましょう。
「熊本で働く」ことを、気になる「就職しやすさ」「働きやすさ」「暮らしやすさ」の3つの軸に分け、それぞれデータをもとに解説します。
皆様の就職活動の一助になれば幸いです。

「熊本で働く」とは?


まず「熊本で働く」を考えるうえで大切なことをいくつかみていきましょう

地元企業への強い関心

熊本県のある大学では6割が県内企業へ就職する、とのこと。学生自身の地元志向が強いことはもちろん、県内企業が地域に根差し、学生にとっても身近な存在であるともいえそうです。

全国や他県との違い

住宅地価格・平均帰宅時間・病院数など、全国平均を上回る水準の生活データが出ています。給与は決して高くないかもしれませんが、総合的に働きやすく、暮らしやすい街だといえるでしょう。

しゅーくま

当記事の後半で、グラフなどのデータを使って詳しく解説するよ!

TSMC(半導体)関連ニュース


今熊本の経済界で最もホットな話題といえば台湾の世界最大の半導体メーカーTSMCの進出です。
工場が建設されることになった菊陽町には商業施設、スポーツ施設などの新施設が続々と建設され、街の賑わいに寄与しています。
また雇用効果は7500人、県の年間GDPに対する影響額は毎年約3%の成長底上げ効果があるとの試算も出ています。
先行き不透明な部分はありますが、地域経済の活性化への寄与は間違いなく、長期的な発展と安定が見込めるでしょう。

自分の理想のワークライフバランスを設計


皆さんが働くうえで重視していることは何ですか?
給与、休日、通勤しやすさ、などそれぞれ大事なものがあると思いますが、
この機会に「ワークライフバランス」を設計してみませんか?
ワークライフバランスとは「仕事と生活を調和させること」です。
仕事を少なくしてプライベートを充実させることでも、その逆でもありません。
 性別や年齢を問わず、仕事と生活を両立させ、2つの相乗効果を生み出すことが目的で、
つまり「心身ともに安定した生活が送れるか」がゴールとなります。
正解はありませんので、自分の理想の生活、ワークライフバランスをこの機会に一度考えてみましょう♪

今回のテーマは「暮らしやすさ」

暮らしやすさ=安定した生活をする指標、です。
「どんな暮らしができれば幸せか」「趣味や休みを充実させられるか」などを意識しながら読み進めることをおすすめします!

POINT・TOPICS


「熊本の暮らしやすさ」を解説するうえでポイントは以下3つです!

病院数が全国的に上位


医療や福祉の環境も生活する場所を選ぶのに重要な条件の一つです。
熊本の人口10万人あたりの病院数は全国7位となっていて、医療施設が充実しています。

また平均寿命。健康寿命ともに全国平均を上回っていて、
「老後も健康で、いきいきと暮らすことが出来る」という安心感につながります。

新幹線・飛行機のアクセス


九州の真ん中に位置する熊本は、九州各県に2-3時間で行くことが出来ます。
また2011年に九州新幹線・鹿児島ルートが全線開通し、関西方面へのアクセスも良好になりました。(大阪まで最短3時間ほど)
空の便も拡大傾向にあります。熊本空港から名古屋への直行便を使えば、1時間30分ほどで中部地方へアクセス可能。

さらに令和5年9月から熊本と台北を結ぶ定期便が就航開始し、海外へのアクセスも可能になりました。

このように日本各地や世界へどんどん窓口を増やしています。

自然も多い


「蛇口をひねればミネラルウォーター」と名高い熊本の地下水。

環境省「平成の名水百選」に選定された水の都である熊本市には
「水前寺江津湖湧水群」「金峰山湧水群」の2か所も名水箇所があります。

その水で作った食事は大変美味しくなることでしょう・・・!

また北部には阿蘇山、南には天草の海と海千山千の宝庫であることも熊本が全国に誇れるポイントです。
温泉の数も全国5位(源泉総数)と自然の恵みで癒され、気持ちにゆとりも生まれるかもしれませんね。

データで解説!

さてここから熊本の「暮らしやすさ」をデータやグラフで解説します。

 街の開発状況(地価、家賃相場)

熊本県では、自然豊かなまちづくりだけでなく、熊本地震を教訓に災害に強いまちづくりにも力を入れています。

不動産情報サイトアットホーム社が県内居住者を対象に行った「住みやすいエリア」のランキングが以下の通りです。

順位 駅名 路線名 得点
第1位 熊本駅
(くまもとえき)
JR九州新幹線・鹿児島本線、豊肥本線(※) 145点
第2位 光の森駅
(ひかりのもりえき)
JR豊肥本線 57点
第3位 上熊本駅
(かみくまもとえき)
JR鹿児島本線、熊本電気鉄道、熊本市電上熊本線 29点
第4位 新水前寺駅
(しんすいぜんじえき)
JR豊肥線、熊本市電新水前寺線(※) 29点
第5位 水前寺駅
(すいぜんじえき)
JR豊肥本線 20点
第6位 健軍町駅
(けんぐんまちえき)
熊本市電健軍線 19点
第7位 西熊本駅
(にしくまもとえき)
JR鹿児島本線・三角線 15点
第8位 宇土駅
(うとえき)
JR鹿児島本線・三角線 14点
第8位 八代駅
(やつしろえき)
JR鹿児島本線・肥薩線、肥薩おれんじ鉄道 14点
第10位 荒尾駅
(あらおえき)
JR鹿児島本線 13点

出典:熊本県民に聞く!県内で住みやすい駅ランキング

熊本駅の間取り別家賃相場

 
すべて 1R~1K 1DK~2DK 2LDK~3DK 3LDK~4DK 4LDK以上
5.9万円 4.2万円 5.4万円 7.0万円 10.5万円

出典:熊本駅周辺の家賃相場

TSMCの進出で街の開発が進む菊陽町は、家賃相場が全国平均より高めとなっていますが、
その他エリアは概ね全国平均程度で、コスパの良い生活が送れるといえそうです。

交通アクセス


引用:企業立地ガイド熊本_半導体関連情報

【車で】※県庁所在地まで
福岡:1時間37分
佐賀:1時間30分
長崎:2時間34分
大分:2時間43分
鹿児島:2時間17分
宮崎:2時間22分


【新幹線で】※乗り換えなし
鹿児島:41分
大阪:3時間
博多:30分

【飛行機で】※直行
東京(羽田・成田)
大阪
名古屋
静岡(3月まで)
沖縄

【海外】※直行
台湾
ソウル
香港


熊本から全国各地へのアクセスが良好なうえ、23年に台湾直行便が定期就航するなど、エリアも拡大しています。
九州の真ん中という地の利が今後も生かされていくことに期待です。

医療・福祉の環境



出典:令和2(2020)年医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況

熊本県の人口10万人当たりの病院数は全国7位と、医療環境がとても充実しています。



出典:厚生労働省「平成27都道府県別生命表」厚生労働省「平成27年完全生命表」

それを示すのが平均寿命と健康寿命ですが、熊本県はともに全国平均を上回っています。
 

健康寿命とは?

健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。
平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味し、この差が拡大すれば、
生活の質の低下につながるだけでなく、医療費や介護給付費の多くを消費する期間が増大する。

医療や福祉の環境は「老後も生き生きと健康な暮らしができるか」を示す指標で、安心につながります。

 県の支援制度


引用:県内市町村制度早見表

各市町村で子育て、住宅に関する支援や就労支援など幅広く支援制度を整えています。

また自治体によっては地方創生UIJターン移住支援金の対象地域にもなっていて、
県外からの移住もしやすい環境となっています。

生活コスト

住居費:7.7万円(全国平均:8.7万円)
食費:6.2万円(全国平均:6.9万円)
光熱費:2.5万円(全国平均:2.8万円)
交通費:2.5万円(全国平均:3.0万円)
一人暮らしの平均生活費 22.8万円 (全国平均26.4万円)

出典:総務省の「家計調査」

生活に欠かせない様々な出費が全国平均より低い水準となっています。
さらに、2021年度の熊本県の一人暮らしの平均生活費は、22.8万円で、全国平均の26.4万円と比較すると、3.6万円低い水準です。
熊本県の生活コストは、全国平均と比較して低い傾向にあり、コスパの良い生活ができるといえそうです。

子育て支援


熊本県では、子育て支援策が充実しています。
2019年10月に開始した「幼児教育・保育の無償化」制度により、
幼稚園、認可保育所、認定こども園等、3歳児クラス以上のすべての子どもの保育料が無償になりました。

国の制度では無償化の対象にならない0〜2歳児の保育料ですが、独自の制度で無償化にしている自治体があります。
以下は、2023年9月時点で全ての子どもの保育料が無償化になっている熊本県内の自治体です。

0~2歳児保育料無償化の自治体(7市町村)
美里町
産山村
水上村
五木村
球磨村
八代市
氷川町

さらに、東洋経済オンライン「子育て評価偏差値の高い自治体ランキング」では、
子育てしやすい自治体として「合志市」が全国1位に輝きました。
合志市は「子育て支援日本一のまちづくり」をスローガンに掲げており、
子育てのしやすさを重視するファミリー層に人気の移住先となっています。

婚活


最後に、気になる方も多いのではないでしょうか?
人生を考えるうえで重要な要素の一つである結婚についても、県や市などが出会いの場を創出しています。

熊本県結婚・子育て応援サイト(hapiモン)

熊本県内の市町村や企業が実施する婚活イベント(独身者を対象とした出会いを創出するイベント)の情報が掲載されていますので、
出会いを求める方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

温泉や絶景など、熊本にはカップルで楽しめる自然もたくさんあるので、デートも楽しくなりますね♪

まとめ

「暮らしやすい」といえる!

いかがでしたか?

  • 医療や福祉の環境が整っている
  • 交通アクセスも良く、県外への出張やレジャーもしやすい
  • 暮らしへの自治体の支援が充実している

以上のことから、熊本は「暮らしやすい」ところだといえます!

自分の理想とするワークライフバランスと照らし合わせよう

仕事を選ぶときは、「5年後、10年後、どんな生活を送りたいか」「余暇に何をして過ごしたいか」など、
自分の理想とするワークライフバランスをしっかり見据えつつ、「楽しい生活が送れるか」を大事にしてくださいね。

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