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受かる自己PR!書き方・伝え方のポイントを解説 |就活応縁くまもと

公開日: 2024.01.05
更新日: 2024.01.05

受かる自己PR!書き方・伝え方のポイントを解説 |就活応縁くまもと

履歴書やES(エントリーシート)を書くにあたって、「自己PRをどのように書けばいいかわからない…」と悩んでいませんか?自己PRは書き方を押さえることでより容易に作成することが可能になります。企業が自己PRを聞く意図やチェックしているポイントを踏まえ、自己PRの書き方・伝え方について解説します。

そもそも自己PRとは?  


自己PRとは、あなた(応募者)がどのようなスキルや強みを持っているのか、自ら企業にアピールすることです。たとえば、「私はこんなことができます」「私はこんなときに役立ちます」などと自分を企業に売り込むことが自己PRになります。企業側は、「自社にマッチして活躍してくれそうな応募者を採用したい」と考えているので、書類選考でも面接でも自己PRの内容を重要視します。 

長所や自己紹介との違い 

長所や自己紹介など、自己PRと似たようなニュアンスの言葉は、同じように捉える学生が多くいますが、異なる役割を持つので注意が必要です。 

  • 自己PR…強みや得意分野、実績など、企業からの興味や関心を得るためにアピールするもの 
  • 長所…性格上でプラスに作用しやすい特徴や優れた性質 
  • 自己紹介…初対面の人に自分のプロフィール情報を簡単に知ってもらうもの 

自己PRは、強みや得意分野、実績など、アピールする内容に指定はなく、「企業で活躍できる」「企業の社風にマッチする」ということを伝え、企業に関心を持ってもらうものです。一方で、長所は、働くうえでプラスに作用するような生まれ持った特徴や優れた性質のことを指します。自己PRも長所も、「一緒に働きたい」と思ってもらうことがゴールで、両者とも盛り込むべき内容に明確な違いはありません。自己紹介は、初対面の採用担当者に「私はこういう人間です」と基本的な情報を伝えるために行います。 
 

採用担当者は自己PRで何を見ているのか  


では、採用担当者が書類選考の自己PRでチェックしている3つのポイントを紹介します。 
採用担当者がチェックしているこのポイントを押さえれば、自己PRを作成するときに気を付けるべきことが明確になります。 

 

POINT!

書類選考の自己PRでチェックしている3つのポイント 
①読み手を考慮した文章で書けているか 
②強みや経験が自社とマッチするか 
③入社後に活躍できる人物なのか 

①読み手を考慮した文章で書けているか 

採用担当者は自己PRを見る際に、誰が読んでも分かりやすい文章を書けているかどうかをチェックしています。分かりやすい文章が書ければ、自分の考えを整理して相手にわかりやすく伝えられることの証明になり、仕事をするようになってからも必要なスキルです。そのため、採用担当者は自己PRの内容だけでなく、応募者に基礎的な文章力があるかもチェックしているのです。 

②強みや経験が自社とマッチするか  

どの企業も長く働いてくれそうな就活生を採用したいと考えています。応募者の持つ強みや経験が自社とマッチするかどうかが事前にわかれば、ミスマッチによる早期退職を未然に防ぐことができるのです。そのため、採用担当者は応募者の自己PRから「強みや経験が自社とマッチしているかどうか」を判断しようとしています。 

③入社後に活躍できる人物なのか  

採用担当者は自己PRのエピソードから、応募者が過去にどのような経験をしたのか、経験からどのような力を得たのかなどといった応募者のバックグラウンドを見たいと考えています。応募者の自己PRのエピソードから、「アピールしている強みやスキルが実際に仕事でも同じように発揮できそうか」を確認したいからです。

自己PRを考える前に準備したいこと  


新卒の就活で自己PRを作成する前に必ずおこなってほしいのが自己分析・他己分析です。 
「サークルやアルバイトで役職などがない」「資格や表彰された経験がない」「学生時代に特別なことをしていない」など書けるエピソードがなく、不安に感じている就活生はいませんか?自己PRは特別なことを書く必要はありません。自己分析や他己分析をおこなうことで、特別な内容でなくてもオリジナリティがある自己PRを作成することができます。日常生活のなかでも自己PRになることは多くあり、アピールの仕方や書き方を知ることで効果的なPRが可能です。 
自己PRの内容が決まらない場合は、まずは「自己分析のやり方」を参考にしてください。 

「自己分析のやり方」をもっと詳しく知りたい方はこちら

 

自己PRが思い浮かばない人必読!書く内容を考える3ステップ  


自己PRが思い浮かばない人は、これから紹介する3ステップで考えていきましょう。これらの3ステップを踏むことで、企業が求めるスキルや人物像にマッチした自己PRを考えることができますよ。 

①.強みを発揮したエピソードや過去の実績を洗い出す 

まず、これまでの学生生活の出来事を振り返ってみましょう。自己PRは強みをアピールするものなので、学生生活の中でも、強みを発揮したエピソードや実績がないかを洗い出してください。過去を振り返る方法は「自分史」がおすすめです。 

②.応募企業や職種が求めるスキルや人物像を調べる  

次に応募企業や職種が求めるスキルや人物像を調べましょう。企業が求めるスキルや人物像は、新卒採用ページや説明会での資料、ナビサイトの求人情報などから探すことが可能です。 

③.①②で重なる部分を見つけ出す 

①で探した自分の強みと②で調べた企業が求める人物像が重なる部分が、自己PRで伝えるべき内容になります。応募企業が求めていない能力を自己PRとして書いてしまうと、「企業研究が足りていない」「この学生はうちには合っていないな」と判断されかねないので、応募企業が求める能力かつ自分が持っている能力、つまり①と②が重なる部分を自己PRに記載しましょう。 

自己PRの書き方で意識するべきポイント  


学生時代の経験を自己PRに効果的に盛り込むために、押さえておきたいポイントについて紹介します。 
内容を問わず自己PRに必要な基礎知識なので、ぜひマスターして役立ててください。 

最初に「私の強みは〇〇です」と結論を持ってくる 

自分の長所・アピールしたい強みを最初に結論として伝えるようにします。ダラダラと長い文を続けるよりも、一言で結論を述べた方が相手に伝わりやすくなるからです。一番伝えたい結論を述べ、続けて理由や裏付けを繋げていく形にすることで、よりシンプルな文面にすることができます。自己PRでは結論から伝えることを徹底しましょう。 

自己PR本文はわかりやすい論理展開にする 

新卒で自己PRをするとき、伝えたいことが多すぎると相手が理解し辛い文面になってしまいます。過程にばかりフォーカスしていて結論や結果が見えないという自己PRは避けるようにしましょう。 

具体的なエピソードを用いる 

自分の長所・強みを裏付ける具体的なエピソードを書くことで、自己PRの説得力が増します。エントリーシート(ES)や履歴書などの書類には自己PRを書くスペースも限られており、文章構成を意識する必要があります。そのときの状況を整理しながら伝えることで、より分かりやすく自分の長所・強みについてアピールすることができます。また、長所・強みをどのようにして仕事につなげられるのかに関しても触れておくとイメージしやすくなります。 

客観的に見た成果を挙げる 

自己分析の結果が客観性に欠けていることは多くあります。客観性の欠けた自己PRでは、面接で採用担当者によい印象を与えることができません。どうしても自分を客観視できない場合は、「他己分析」で自分の周囲の人に意見を求める方法がおすすめです。自分の長所や強みを客観視できる根拠が経験としてあるのであれば、それを活用すれば問題ありません。他己分析をするときは、家族や友人、大学の講師・教授といった自分をよく知る人物にお願いしましょう。 

どのように仕事に活かしていくかを述べる 

自己PRに書いた長所・強みを、入社後どのように仕事に活かせるか話せるようにしましょう。企業側は選考で「入社後に活躍できるのかどうか」を見ています。経験やエピソードから発展させて、具体的な業務内容に関連付けられるとより効果的です。長所・強みを仕事にどう活かしていこうと考えているか、具体的に話せるようにしましょう。 
 
「エントリーシート(ES)書き方のコツ」に具体的な例文がありますので、こちらも参考にしましょう。

「エントリーシート(ES)書き方のコツ」をもっと詳しく知りたい方はこちら

自己PRの書き方で気をつけるべきこと  


魅力的な自己PRを作成しても、エントリーシート(ES)や履歴書でうまくアピールすることができなければ採用担当者には伝わりません。 
自己PRの書き方で気をつけるべきポイントを紹介します。 

ESが手書きの場合は丁寧に 

文字のガタつきや傾きは丁寧に書いていないと判断され、印象を悪くしてしまいます。たくさんのES・履歴書を読んでいる採用担当者にとって、読みづらいES・履歴書はそれだけで負担を増やしているからです。間違えた場合は修正液や修正テープなどは使わず、最初から書き直すようにしましょう。 

文章量・レイアウトを意識し簡潔に 

自己PRは欄の枠サイズにかかわらず、一目でわかりやすく記載することが大切です。読みにくい自己PRは採用担当官に悪印象を与えてしまいます。欄の8割以上は埋めることを意識するとともに、あまりに小さすぎる文字なども控えるようにしましょう。 

履歴書と面接で自己PRが食い違わないように 

履歴書に記入した自己PRと、面接の自己PRの内容が食い違わないようにしましょう。採用担当者から無理矢理に作った自己PRだと思われてしまうからです。面接前には提出した履歴書の内容をよく確認し、一貫性のある発言を心がけましょう。就活中を通して考えが変わったときは、「履歴書(エントリーシート)では~~と記入しましたが、就活を通して〇〇という考えも持つようになりました」という形で付け加えていくと好印象です。 

面接での自己PRは1分間で言えるように  

自己PRを面接でおこなうときは、1分程度にまとめられるように練習を重ねておきましょう。企業の採用担当者はエントリーシート(ES)・履歴書に目を通しており、自己PRについても把握している状態で面接に入るからです。また、短時間に自分の言いたいこと、主張をロジカルに話せるトーク力も試されています。限りある面接時間を有意義に使うためにも、自己PRを簡潔に話す力をみがいておきましょう。 
 

自己PRの書き方を学び、完成度をあげよう 


新卒の自己PRでは、実務経験がないなかでいかに学生時代の経験からアピールができるかというポイントが重視されます。自己PRで使用するエピソードは身近な体験から探せば問題ありません。練習を重ね、自分の最適なアピール方法や書き方を見つけることで、自己PRの完成度を上げていきましょう。 

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