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「熊本で働く」を考える~その②「働きやすさ」| 就活応縁くまもと

公開日: 2024.02.09
更新日: 2024.02.09

「熊本で働く」を考える~その②「働きやすさ」| 就活応縁くまもと

就職活動中を進め、いろんな会社や働く先輩と出会う中で、「働くとはなんだっけ?」を改めて考えていることはありませんか?
今後の生活の中で半数以上の時間を占める「働く」、かつ私たちの愛する「熊本で働く」を一緒に考えましょう。
「熊本で働く」ことを、気になる「就職しやすさ」「働きやすさ」「暮らしやすさ」の3つの軸に分け、それぞれデータをもとに解説します。
皆様の就職活動の一助になれば幸いです。

「熊本で働く」とは?


まず「熊本で働く」を考えるうえで大切なことをいくつかみていきましょう

地元企業への強い関心

熊本県のある大学では6割が県内企業へ就職する、とのこと。学生自身の地元志向が強いことはもちろん、県内企業が地域に根差し、学生にとっても身近な存在であるともいえそうです。

全国や他県との違い

住宅地価格・平均帰宅時間・病院数など、全国平均を上回る水準の生活データが出ています。給与は決して高くないかもしれませんが、総合的に働きやすく、暮らしやすい街だといえるでしょう。

しゅーくま

当記事の後半で、グラフなどのデータを使って詳しく解説するよ!

TSMC(半導体)関連ニュース


今熊本の経済界で最もホットな話題といえば台湾の世界最大の半導体メーカーTSMCの進出です。
工場が建設されることになった菊陽町には商業施設、スポーツ施設などの新施設が続々と建設され、街の賑わいに寄与しています。
また雇用効果は7500人、県の年間GDPに対する影響額は毎年約3%の成長底上げ効果があるとの試算も出ています。
先行き不透明な部分はありますが、地域経済の活性化への寄与は間違いなく、長期的な発展と安定が見込めるでしょう。

自分の理想のワークライフバランスを設計


皆さんが働くうえで重視していることは何ですか?
給与、休日、通勤しやすさ、などそれぞれ大事なものがあると思いますが、
この機会に「ワークライフバランス」を設計してみませんか?
ワークライフバランスとは「仕事と生活を調和させること」です。
仕事を少なくしてプライベートを充実させることでも、その逆でもありません。
 性別や年齢を問わず、仕事と生活を両立させ、2つの相乗効果を生み出すことが目的で、
つまり「心身ともに安定した生活が送れるか」がゴールとなります。
正解はありませんので、自分の理想の生活、ワークライフバランスをこの機会に一度考えてみましょう♪

今回のテーマは「働きやすさ」

働きやすさ=安定して働いていくための指標、です。
「どんな働き方があるのか」「働きやすい職場とは?」などを意識しながら読み進めることをおすすめします!

POINT・TOPICS


「熊本の就職しやすさ」を解説するうえでポイントは以下3つです!

可処分所得に注目

皆さん、「可処分所得」って聞いたことありますか?

可処分所得とは?

収入から税金や生活費などを差し引いた支出、つまり「自分で自由に使える金額」のことを指します。

全国的に熊本県の給与が高いとは決して言えませんが、
食費や住居費などの生活費などを抑えることで、結果的にコスパよく生活することも可能です♪

実際に「家賃・食費・交通費」の3つは東京と比べて安価になっています。

全国的に帰宅通勤時間・労働時間が短い

総務省の生活基本調査によると、熊本県民は大都市圏と比べて

  • 仕事からの帰宅時間が早い
  • 睡眠時間が長い

とのデータがあります。
仕事の時間以外に、余暇を楽しめる環境が整っているといえそうです。

女性管理職の割合が全国2位

熊本県の女性管理職比率はなんと全国2位!
女性雇用率も全国平均より高く、風通しの良い環境で働くことが期待できます。
 

「家賃・食費・交通費」「女性管理職」についてのデータはこちらを参考♫

データで解説!

さてここから熊本の「就職しやすさ」をデータやグラフで解説します。

年間労働時間


出典:令和4年度(2022年度)版労働関係統計
総実労働数、所定内労働時間ともに全国平均より長くなってはいますが、
徐々に減少傾向にあり、全国平均との差も縮まっています。
県内企業の労働時間削減への意識がどんどん高まっている、といえそうです。

帰宅・通勤時間

平日の平均帰宅時間

仕事からの帰宅時間が東京などの大都市圏より40分早くなっています。

出典:総務省統計局社会生活基本調査2016

通勤・通学時間

また通勤通学に欠ける時間も30分短く、朝の時間が楽になりそうです。


出典:総務省統計局社会生活基本調査2016

睡眠時間

睡眠時間も長いため大都市圏よりゆっくり休養が取れます。
総じて余暇に欠ける時間を多く割くことが出来る、といえそうです。


出典:総務省統計局社会生活基本調査2016

女性の雇用 

女性雇用率


出典:令和5年度熊本県の女性労働等の概況

女性管理職比率


出典:国勢調査

女性雇用率も全国平均より高く、県全体として女性が働きやすい環境を進めています。

さらに「熊本県女性の社会参画加速化宣言」として、女性が働きやすい環境の整備や女性の登用に向けた目標などを設定し、
企業・学校・団体などの事業者が宣言していくこともすすめています。

熊本県の取り組み:「熊本県女性の社会参画加速化宣言」


女性の社会参画加速化宣言くまもとBook(H30年11月発行)

女性が多い職場は風通しがよく、相談しやすい環境であると言われています。
そういったみんなが心地よく働ける、平等な環境づくりも熊本県では進んでいます。


出典:令和4年度(2022年度)版労働関係統計

また賃金についても全国平均に比べ、男女差が小さく、こちらも働きやすさの指標になるでしょう。

残業時間


出典:厚生労働省『毎月勤労統計調査地方調査』(令和3年平均分結果概要、事業所規模5人以上、調査産業計)

こちらは熊本県全体の課題といえるかもしれません。
全国平均や九州の他の件に比べ、残業時間は多い結果になっています。
日頃の労働時間が短いから、定時以降に頑張る!という日があってもよいですが、
残業時間はなるだけ減らして、効率の良い働き方を進めたいですね。

余暇の過ごし方

仕事終わりや休日はどう過ごしますか?
趣味を楽しむのはもちろん、熊本ならではの楽しみ方をご紹介します♪

・車で弾丸日帰りおでかけ🚙


引用:企業立地ガイド熊本_半導体関連情報

九州の真ん中に位置する熊本からなら九州各県に3時間以内でいけちゃう!
各地の名物や絶景を見にさくっとおでかけできるのが魅力!

・良質な水を使ったサウナでととのう

熊本には全国のサウナーが注目している地でもあります。熊本が誇る地下水は「蛇口をひねればミネラルウォーター」
と言われその水を使った良質なサウナが多く集まっているのです。
中でも熊本市にある湯らっくすのサウナは「西の聖地」と呼ばれ、ドラマの舞台にもなっています。

スキルアップ制度


熊本県や各市町村が実施する職業訓練はもちろん、スキルアップやキャリア支援コンテンツも展開しています。
https://kuma-hyougaki.jp/support-03/

また、今ご覧の「就活応縁くまもと」にも、就職活動を支援する多くのコラム記事が掲載されています。

熊本県での「就活体験談」について♫

面接の仕方やエントリーシートの進め方などの情報収集を行い、就職活動のスキルをあげていきましょう!

まとめ

「働きやすい」といえる!

いかがでしたか?

  • 余暇に使える時間を捻出しやすい
  • 女性も多く、風通しの良い環境で働くことが期待できる
  • 立地を生かした熊本ならではの楽しみ方がある

以上のことから、熊本は「働きやすい」ところだといえます!

自分の理想とするワークライフバランスと照らし合わせよう

仕事を選ぶときは、「5年後、10年後、どんな生活を送りたいか」「余暇に何をして過ごしたいか」など、
自分の理想とするワークライフバランスをしっかり見据えつつ、「楽しい生活が送れるか」を大事にしてくださいね。

スカウト採用におすすめ!「就活応縁くまもと」

スカウト型就活をするためには、就活サイトへの登録が欠かせませんが、どのサイトを利用するべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。もし、特定の地域での就職を希望しているのであれば、地域密着型のサイトがおすすめです。

就活応縁くまもと

「就活応縁くまもと(しゅーくま)」は、熊本県に特化したスカウト型就活サイトです。地元での採用に力を入れている企業が数多く登録しており、積極的なスカウトが期待できます。各企業の基本情報や採用情報も盛りだくさんなので、必見です。地元企業ばかりなので、勤務地のミスマッチが起こらないことも魅力です。

「しゅーくま」でスカウトを受けると、マイページ内で各企業の担当者と直接メッセージのやり取りができるようになります。求人についての質問や、インターン参加の日程調整などを自由に話すことができるため、その会社をより身近に感じることができるでしょう。

「熊本が大好きだ!」「熊本のために働きたい!」という学生さんは、ぜひ「しゅーくま」を活用して、地元での就活をスムーズに進めましょう!!

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