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ビックファイブ理論の「調和性」とは?人間性や協調性が高い?|就活応縁くまもと

公開日: 2022.05.18

更新日: 2024.12.27

ビックファイブ理論の「調和性」とは?人間性や協調性が高い?|就活応縁くまもと

ビッグファイブ理論の「調和性」について知っていますか?ビッグファイブ理論とは、人間の性格特性を「誠実性」「調和性」「外向性」「開放性」「情緒不安定性」という5つの主要な要素で説明する性格理論です。この記事ではその中のひとつ、「調和性」について解説します。

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ビッグファイブ理論の調和性とは

調和性は、人がチームやグループの中でどんなふうに行動するかを示す性格の特徴です。調和性が高い人は、周りと協力しながら行動するのが得意で、他人の意見や気持ちを大切にします。一方、調和性が低い人は、自分の考えを優先し、独自の判断で動くことが多いです。

この性格は、共感力にもつながります。調和性が高い人は、他人の気持ちに寄り添いやすく、共感する力が強い傾向があります。一方、調和性が低い人は、他人の意見にあまり左右されず、自分の意思を貫くタイプと言えます。

つまり、調和性は「協調性」や「共感力」といった性格の要素を測るための指標です。自分がどのポジションに立ちやすいのかを知ることで、チーム内での役割や強みを理解する助けになります。

ビッグファイブ理論の「調和性」が高い人の特徴

調和性が高い人は、人を喜ばせたり助けたりすることに喜びを感じるタイプです。他人の成功を自分のことのように喜び、共感力が高いため、周囲から「面倒見が良い人」と思われることが多いでしょう。こうした特徴から、人との信頼関係を築くのが得意です。
ただし、対立を避けようとして、自分を抑えすぎたり、妥協したりしてしまうこともあります。そのため、自分の気持ちを大切にすることも意識すると良いでしょう。

調和性が高い人は、チームで協力し合う仕事や、人との関係づくりが大切な業務で力を発揮します。特に、他人に寄り添いサポートすることが求められる仕事に向いています
たとえば、サービス業や看護師、カウンセラーといった職種では、調和性が高い人の強みが生きる場面が多いでしょう。また、コミュニケーションが鍵となる職種でも活躍が期待されます。

POINT!

▼調和性が高い人に向いている仕事・ポジション
サービス業・看護師・カウンセラー・コミュニケーションが重要な仕事等

ビッグファイブ理論の「調和性」が低い人の特徴

調和性が低い人は、論理的に物事を考え、他人の意見に流されずに自分でしっかりと決断する力を持っています。他人と意見を合わせるよりも、議論を通じて自分の考えを主張するのを好む傾向があります。
また、自分の時間を大切にし、一人で行動することに抵抗がありません。このため、周囲から「一匹狼」のように見られることもあります。ただし、チームで仕事をする際は孤立しないように、コミュニケーションを意識することが大切です。

調和性が低い人は、情に流されることなく冷静な判断ができるため、競争が激しい環境や厳しい状況で力を発揮します。また、論理的な思考や問題解決能力に優れているため、経営者や管理職といったリーダーシップが求められるポジションに向いています。
さらに、システム構築や専門的な仕事、一人で集中して取り組む業務でもその強みを活かせるでしょう。自分の考えをしっかり持ちながら、決断力と実行力を求められる仕事に適しています

POINT!

▼調和性が低い人に向いている仕事・ポジション
経営者・管理職・政治家・ライン作業など一人でできる仕事等

【組み合わせ別】ビッグファイブ理論の「調和性」×他因子の特徴

ビッグファイブ理論には調和性以外にも、「調和性」「開放性」「外向性」「情緒不安定性」があります。他の因子との関係性から、誠実性の高い人の特徴を見てみましょう。

調和性が高い×他因子

調和性が高い人は、他の性格因子との組み合わせによって、さらに異なる強みを発揮します。それぞれの因子との関係を以下に解説します。

調和性が高い × 誠実性が高い

責任感が強く、周囲と協力しながら物事を計画的に進めることが得意です。信頼されるリーダータイプで、組織の中で安定した成果を出せます。特に、細かなタスク管理やチームの調整役として力を発揮します。

調和性が高い × 開放性が高い

新しいアイデアを生み出しながら、周囲と協調して実現に向けて行動することが得意です。柔軟性が高く、他人の意見を取り入れる能力にも優れているため、クリエイティブなチームで活躍します。

調和性が高い × 外向性が高い

社交的で明るく、チーム全体の雰囲気を良くするムードメーカーです。誰とでも親しみやすく接するため、コミュニケーションを活かした仕事やリーダーとして適任です。特に、営業や接客業で力を発揮します。

調和性が高い × 情緒不安定性が高い

感受性が豊かで、周囲の感情に敏感です。誰かが困っているときに素早く気づいてサポートすることが得意です。ただし、感情に影響されやすい側面があるため、自分の心のケアを意識することが大切です。

調和性が高い × 情緒不安定性が低い

落ち着いて安定した性格で、チーム内で信頼感を与える存在です。対立を避けながらも、冷静に物事を判断する能力があり、難しい状況でも周囲を支える力があります。

調和性が低い×他因子

調和性が低い人は、他の性格因子と組み合わさることで、独自の強みを発揮します。それぞれの組み合わせの特徴を見ていきましょう。
 

調和性が低い × 誠実性が高い

自分の考えを貫きながら、目標達成に向けて計画的に行動するタイプです。論理的かつ実行力があり、周囲の意見に流されないため、リーダーシップを発揮しやすいでしょう。特に、一貫したビジョンが求められる業務に適しています。

調和性が低い × 開放性が高い

新しいアイデアを独自に生み出し、それを形にする能力が高いタイプです。他人に頼らず、自分の直感や発想に基づいて行動することを好みます。クリエイティブな分野や革新的なプロジェクトで力を発揮します。

調和性が低い × 外向性が高い

エネルギッシュで積極的に自己主張を行うタイプです。他人に流されず、自分の意見を堂々と述べることができるため、交渉や営業、プレゼンテーションの場面で強みを発揮します。ただし、周囲とのバランスを意識することが大切です。

調和性が低い × 情緒不安定性が高い

感情の波が激しい中でも、自分の意見を貫こうとするタイプです。熱意を持って物事に取り組む一方で、衝突が生じることもあるため、自分の感情をコントロールする力を磨くことでさらに成長できるでしょう。

調和性が低い × 情緒不安定性が低い

冷静で理論的、かつ他人に依存せず独立した判断ができるタイプです。周囲に左右されない安定感があり、プレッシャーがかかる場面でも自分のペースを崩さずに成果を出せます。

 
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あなたの調和性が高いか低いか診断してみましょう。下記の5つの質問に対して該当するものに◯をつけてください。

◯の数が多いほど、調和性が高く、◯の数が少ないほど調和性が低い可能性が高いです。

ただ、こちらは簡易診断です。もし「きちんと診断してみたい」「無料で受けてみたい」と思ったら、しゅーくま提供のビッグファイブ分析がおすすめ!

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調和性が高い=良いではない

調和性が高い人は、周囲と自然に歩調を合わせることが得意で、相手に共感したり同じ反応を取ることができます。そのため、日本の組織では、調和性が高い人が評価され、出世しやすいと言われています。

調和性が低い人には、カリスマ性や論理的・合理的な思考力といった大きな強みがあります。特に個人でプロジェクトを進めたり、自分の判断が求められる場面では、調和性が低い人の方が成果を出しやすいこともあります。

つまり、調和性が高いか低いかは「良い・悪い」を示すものではありません。それぞれが得意とする環境が異なるだけです。調和性が高い人はチームワークを活かせる仕事で力を発揮し、調和性が低い人は個人で進める仕事やリーダーシップが求められる場面で力を発揮します。

自分の調和性が高いのか低いのかを理解し、その特性を活かせる環境を見つけることが大切です。どちらにも優れた特性があるので、前向きに自分の強みを伸ばしましょう!

調和性を理解して、自分に合った働き方を見つけよう!

調和性は、チームや組織の中でどのように行動するかを示す性格の特徴であり、自分の強みを知るための重要な指標です。調和性が高い人は、周囲と協力し、共感力を発揮して信頼を得ることが得意です。一方、調和性が低い人は、独自性や論理的な判断力を持ち、個人でのプロジェクトやリーダーシップが求められる場面で力を発揮します。

「調和性が高い=良い」「調和性が低い=悪い」と考えるのではなく、自分の特性に合った環境でその力をどう活かすかを考えることが大切です。たとえば、調和性が高い人はチームワークを重視する仕事に向き、調和性が低い人は個人の決断や成果が求められる仕事で輝けます。

「就活応縁くまもと」では、ビッグファイブ理論を使った性格診断で、自分の調和性のレベルを知ることができます。自分の強みや得意な環境を把握することで、就職活動やキャリア選択に役立てましょう。




引用:<株式会社ロジック・ブレイン「ビッグファイブ理論の特性5因子の調和性とは?概要や特徴についてまとめて解説」>
https://lb-media.jp/management/basic_knowledge_management_0027/

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